といぷ博士ですぞ!
トイプードルの餌の量ちゃんと決めていますか?
多すぎても、少なすぎてもダメですぞ!
トイプードルの餌の量はどうやって決めればいいのでしょうか?
まさか欲しがるからといって、満足するまでたくさんあげるという人はいないはず。
昔の犬は何でも食べるからとかなり多めの量を与えていたかもしれません。
しかし、今時は高エネルギーで高たんぱく質のドッグフードが進化していますから、決まった量を与える必要があります。
それは、感覚的にも意外と少ないと思える量かもしれません。
でも、トイプードルに健康で長生きしてもらうためには、餌の種類はもちろんですが餌の量にも注意をする必要があります。
もちろん子犬の頃と成犬の時では、餌の量は変えなくてはいけません。体の大きさや運動量で1日に必要とするエネルギー量は変わってきますから、トイプードルの成長と体調を見ながらしっかり管理したいところです。
ボクは今5歳なんだけど、毎日もらってるご飯の量じゃ足りないんだよね~。
もっと頂戴って言ってるんだけど、決まった量のご飯しか食べさせてくれないんだ。
もっと食べたいのになぜ~~~
トイプードルの餌の量の目安
月齢 | 1日の給餌目安量 | 餌を与える回数 |
生後2ヶ月~3ヶ月 | 約70g | 1日3~4回 |
生後4ヶ月~5ヶ月 | 約80g | 1日2回 |
生後6ヶ月~7ヶ月 | 約100g | 1日2回 |
生後8ヶ月~9ヶ月 | 約90g | 1日2回 |
生後10ヶ月~12ヶ月 | 約80g | 1日2回 |
1歳~10歳(成犬期) | 70~120g | 1日2回 |
10歳以上(老犬期) | 50~100g | 1日2回 |
上記はあくまでも目安量ですから、これを基準に与えているドッグフードの推奨量を目安に与えましょう。
トイプードルの子犬の餌の量
生後2~3ヶ月後の赤ちゃんであれば、1回の量を減らし代わりに回数を増やしてあげるべきです。
特に子犬の時は、運動量も多くエネルギー消費量も多いので、パピー用のフード、あるいは栄養価の高い餌を選びたいものです。
トイプードル成犬期の餌の量
成犬期になると子犬の時ほど餌の量を細かく決めなくても良いですが、やはり体調に合わせた餌の量の管理は必要になってきます。
消化器官はすでにしっかりと出来上がっていますので、1日の餌の回数は1回を目安に。
また体重や運動量に合わせて、観察してあげる必要があるのと同時に、子犬期のような高カロリーのものを与えてしまうと肥満犬にもなりやすいので注意したいところです。
トイプードルの老犬期の餌の量
老犬期には、成犬期に比べて運動量も減ってきますから量は少し減らしてあげましょう。
成犬期と同じ量、同じ餌のままだと消費カロリーが少ないので肥満になりがちになりますし、病気のリスクも高まります。
犬の状態に応じて低カロリー、低脂肪のものを与えるといいでしょう。
なるほど、ご飯の量はちゃんと決めてあげないといけないんだね!!
「餌が足りないよ」と泣く時には?
特に子犬の時ですが物足りず、食べ終わったお皿をペロペロしていたり、餌の時間ではないのに「餌をくれ」と泣く時には、全体の量は変えないまま回数を増やしてあげるといいでしょう。
いきなり量を増やしてしまうと、消化不良の原因にもなりかねませんので、餌の量を調整する時は慎重に!
おやつのあげすぎはダメ!
おやつは別とついつい考えがちですが、おやつは意外と高カロリーのものが多いですからあげる時、あげる量にも注意したいもの。
おやつのカロリーは1日に与える摂取カロリーの10%が目安ですので、それ以上は与えないようにする必要があります。
また、おやつはあくまでもおやつです。
主食にはなり得ませんよ。
ドッグフードを食べないからといって、その分おやつだけを与えてしまうと栄養バランスが偏りますので、これは避けましょう。
トイプードルの餌の量はライフステージに応じて
かわいい愛犬が欲しがるとついつい餌やおやつを多く与えすぎてしまいがちですが、その子のライフステージに応じてちゃんと飼い主側が管理してあげる必要があります。
餌の量を適当にしてしまうと、病気や肥満のリスクは高まりますし、栄養不足の可能性も秘めていますから気をつけましょう。
ちゃんと年齢、運動量などに応じて管理してあげるべきですぞ。