子犬がうれしょんをするのはなぜ?うれしょんをする子犬の対処法!!

トイプードルのしつけ
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
うれしょん・・・愛犬はかわいいけど厄介ですな

飼い主さんが帰宅して嬉しい時や遊んでいる時など、つい「うれしょん」をしてしまう子がいます。

愛犬が喜んでくれるのは飼い主としても嬉しい限りですが、帰宅するたびうれしょんをしてしまうとお家のソファやカーペットなんかも汚れてお掃除も大変だったりニオイも気になりますよね。

とくに子犬の頃に多いと言われている「うれしょん」ですが、なぜ子犬は「うれしょん」をするのでしょうか?

今回はそんな「うれしょん」をする理由や対処法などをまとめてみました。

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子犬がうれしょんするのはなぜ?

子犬がうれしょんをする理由の一つは「興奮」です。

飼い主さんが帰宅した時や遊んでいる時など、あまりの嬉しさや楽しさでハイテンションな状態なり、ついお漏らしをしてしまうのです。

また、うれしょんをすることで飼い主が慌てた行動をとっていると、うれしょんすることを「喜んでもらえる」と犬が覚えてしまい飼い主に喜んでもらいたいからうれしょんをしている場合もあります。

うれしょんはトイレ以外でオシッコをしてしまう「お漏らし」とは違い、飼い主に対して「服従心」や「甘え」などの意味もあるんですよ。

ちょこすけ
ちょこすけ

わざとじゃないんだね!

子犬の方がうれしょんをしやすい?

子犬は膀胱括約筋という尿を溜めておく筋肉が成長過程であるので、成犬に比べると完全にコントロールが出来ないためうれしょんをしやすいと言われています。

また、見る物全てが初めてで何に対しても興味がある子犬は、感情の抑制がきかなかったり、ちょっとしたことですぐに興奮状態になってしまうのでうれしょんもしやすいのです。

ですが、大人になると必ずうれしょんが治るというわけではなく、中には成犬になってもうれしょんをしてしまう子もいます。

ちょこすけ
ちょこすけ

ボクもいまだにうれしょんしちゃうことあるよ

うれしょんをしやすい性格の犬種は?

うれしょんをする多くの原因は「興奮状態」であることなので、普段から興奮しやすかったりあまり落ち着きのない性格の犬はうれしょんをしやすいと言われています。

また、飼い主さんへの依存心や服従心が強い性格の犬は服従心をアピールするためにうれしょんをすることもあります。

他にも臆病で気の弱い性格の犬も、恐怖を感じたりストレスが原因でうれしょんしてしまうことがあります。

今までうれしょんをしたことがなかったのに急にうれしょんをしてしまうようになった場合は、愛犬が大きなストレスを感じている可能性もあるので注意が必要です。

なにか普段の生活で変わったことはないか、コミュニケーションはとれているかなど、愛犬にストレスがかからない生活環境を整えてあげるとうれしょんが改善されることもありますよ。

犬にうれしょんをさせないためのしつけ

うれしょんは成犬になるにつれて自然と直ることもありますが、成犬になっても直らない場合はしつけをしてうれしょんを改善させてあげましょう。

いつも飼い主の帰宅時にうれしょんをしてしまう場合は、愛犬が興奮して近寄ってきたりうれしょんしてしまっても落ち着くまで「無視」してあげましょう。

飼い主としては心苦しいことですが、愛犬が過度に興奮して、うれしょんしてしまうのを防止するためには構わないであげることが一番効果的なのです。

お家に来たお客さんにもうれしょんをしてしまう場合はサークルなどに入れて、落ち着いてから徐々にお客さんに合わせていくと良いですよ。

そして、うれしょんを直すしつけをするうえで大切なのは「叱らないこと」です。

うれしょんはトイレを失敗したわけではなく、あくまでも飼い主さんに対して「大好き!」「嬉しい!」という気持ちや服従心の表れでもあります。

決して悪気があってうれしょんをしているのではないのに、叱られてしまうと愛犬は悲しくなったり、逆に反応してもらえたと覚えてしまいうれしょんが直らない可能性もあります。

愛犬がうれしょんをしてしまっても、慌てたり過剰に反応せず、愛犬を「無視」しながらうれしょんの後始末をしましょう。

愛犬が落ち着きを取り戻した時はたっぷり褒めてあげたり、ご褒美をあげることも忘れないでくださいね。

しつけをしてもうれしょんが治らない時の対処法

犬の性格によってはしつけをしてもなかなかうれしょんが治らない子もいます。うれしょんが治らない子にはうれしょんをさせない状況を作ってあげることで対処することも出来ます。

例えば来客前など、うれしょんしそうなシチュエーションの前には事前にオシッコを済ませておいたり、サークルなどに待機してもらうのも効果的です。

また、万が一お客さんの洋服などを汚さないためにも来客前には犬用のおむつやマナーベルトなどを着けてあげるのも良いですね。

そして、うれしょんが治らない場合に考えられる理由として病気の可能性もあるということを覚えておきましょう。

愛犬がそれほど興奮していないのにお漏らしをしてしまったり、回数が増えている場合は膀胱炎などの泌尿器系の病気が潜んでいることもあります。

愛犬の様子がいつもと違ったりうれしょんと病気による頻尿なのか判断が難しい場合は獣医さんに相談してみましょうね。

まとめ

うれしょんのほとんどは大好きな飼い主さんへの愛情表現だったり嬉しさや楽しさのアピールだったりもしますが、しっかりと治してあげたいしつけのひとつでもあります。

うれしょんをするとつい過剰に反応してしまったり愛犬を叱ってしまいますが、私たち飼い主も落ち着いて対応していくことでうれしょんも改善していきますよ。

といぷ博士
といぷ博士

ほかのしつけと一緒でうれしょんを治すのも時間がかかるものですぞ。
飼い主があきらめない気持ちをもってじっくり取り組んでいくことが大事ですな!

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