トイプードルは言葉をどれだけ理解する?犬のしつけに失敗するのは言葉選び?

トイプードルのしつけ
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
愛犬はどれほどこちらの言葉を理解してくれているのでしょうか?
もちろん全部を理解できているはずはないのですが、しつけやコミュニケーションをとるうえで言葉選びが重要なんですぞ!

トイプードルと一緒に生活するようになって「あれっ?この子言葉を理解している?」「賢いなぁ~」なんて思ったことありませんか?

確かにトイプードルは犬の中でも賢いと言われている方ですが、もちろんトイプードルだけでなく犬は人の言葉をある程度は理解してくれますし、理解しようともしてくれます。

でももしかしたら、しつけに失敗しちゃう理由の一つも言葉のせいかもしれません。
言葉選びを間違えてしまうと、うまくいくはずだったしつけもうまくいかなくなっちゃうなんてこともあります。

この記事では犬がどれくらい人の言葉を理解しているのか、言葉の選び方次第でしつけに失敗しちゃう理由とは何かについてまとめてみます。

ちょこすけ
ちょこすけ

ボクたちトイプードルは、人の言っている言葉を理解しようと一生懸命。
だけど、残念ながらご主人が何を言っているかは全部はわからないんだ…

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犬はどれぐらい言葉の意味を理解している?

犬が人間の言葉をどれほど理解できているかということには諸説ありますが、よく言われているのが知能的には人間の3歳の子供程度と言われています。

言葉としての理解度は200~300語程度であるとされています。

ただし、これは単語レベルでの話。

もちろん長い言葉で話しかけても全く持って理解はできません。
そのため愛犬に話しかけるときにはなるべく短い言葉で話しかけてあげる必要があります。

犬は今だけを理解する?

いくらある程度の言葉を理解しているといっても、過ぎたことやこれからの未来のことには理解はできません。

朝起きてきたらトイレの失敗をしていたことを大声で怒っても、当の本人は「なんで怒られているの」程度のはずです。

ちょこすけ
ちょこすけ

もちろん危険は察知するよ~。

犬は人の感情も理解する?

では、人の感情に関してはどうでしょうか?
接し方でもちろん変わってきますが、ともに生活をしていくと徐々に人の感情の理解度は深まっていくといえるでしょう。

どの程度まで人の感情を理解しているのかは明確ではありませんが、飼い主や家族の様子を観察しているのは確かです。

例えば、怒っている状態で接すれば何らかの危機感を感じるだろうし、やさしい言葉で話しかければ嬉しいと思っているでしょう。
夫婦が喧嘩していればまるで「喧嘩をやめなよ」と言わんばかりに間に入ってくるカーミングシグナルという行動をする子もいます。

そのため、褒めるときは大げさに高い声で、叱る時は低い声で一回だけ叱るのがしつけをする上でも有効だと言われます。
これは、言葉に対して理解しているのと同時に人の感情も理解しているためと言えるのではないでしょうか?

ちょこすけ
ちょこすけ

ボクたち意外と賢いね!

言葉の選び方でトイプードルのしつけに失敗しちゃう?

このように人の言葉をある程度は理解できるとされている犬ですが、しつけをするときに言葉の選び方を間違えるとうまくいきません。

もちろん、しつけは時間がかかるもので一度や二度教えただけでは理解してくれませんから、まずは飼い主さんが根気よく続けていく必要があります。

しつけをしていると「昨日はちゃんとおすわりできたのに、今日はなんでできないんだろう」なんて事は必ず起きるはず。
もちろん理由は様々あげられるはずですが、その原因の1つとして言葉の選び方が挙げられます。

しつけのコマンドを統一すること

例えば、昨日は「おすわり」というコマンド(指令)で教えたのにも関わらず今日は「すわれ」とコマンドを出していませんか?
人にとっては、「おすわり」も「すわれ」も同じ意味ですが、犬にとっては違う言葉として理解するのです。

コマンドを出すトレーニングは、

  • 行動を理解する
  • 言葉を理解する

といった2つのことを同時に犬は覚えていかなければいけません。

これがしつけで失敗しやすい理由の一つです。

つまりはコマンドを出す人間側が間違っていると言うことですね。人に指示を出すのと違って、犬に様々な言葉で命令しても、混乱するばかりで命令には従えません。

同じ「おすわり」の意味で「すわれ」、「すわりなさい」「おすわり」はすべて違う言葉として認識してしまうので、犬がなかなか理解できず困ってしまっているわけです。

ちょこすけ
ちょこすけ

ちゃんと同じ言葉で教えてね!

コマンドを出す人を統一すること

このようにコマンドトレーニングを行おうとしても、なかなかうまくいかないのは、犬が言葉の意味を理解できていないことにあるとも言えます。

また、「パパの声には従うのに、ママの声には従ってくれない」といったこともあると思います。
これは同じコマンドで声をかけていても、声の高さや低さ、その人の発生方法によっても変わってくるので理解ができていないということです。

「おすわり」とコマンドをかけても、人が違うとニュアンスが変わるので理解できないかもしれません。
そのため、一つのコマンドトレーニングをちゃんと覚えてくれるまでは同じ人がトレーニングを続けてあげるべきです。

慣れてきたら徐々に家族間で違う人でも、指令に従ってくれるように続けましょう。もちろんこの時にもコマンドは統一する必要があります。

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愛犬とコミュニケーションをとること

このように犬がある程度言葉を理解しているといっても、すべてを理解できるわけではありません。しかし、毎日言葉をかけることで少しずつ理解できることも増えてきます。

何よりも大切なのは愛犬とコミュニケーションをとる時間を増やすこと、飼い手側も愛犬の伝えようとしていることを理解しようとする努力です。

犬はもともとコミュニケーションを大切にする動物です。その上で主従関係を大切にします。

愛犬とたくさんのコミュニケーションをとることで、信頼関係という主従関係を目指しましょう。

といぷ博士
といぷ博士

飼い主さんが愛犬のことをより理解してあげようとすればするほど、愛犬も飼い主さんを理解しようとしてくれるはずですぞ。

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