といぷ博士ですぞ!
自分の愛犬が右利きなのか左利きなのかなんてこと考えたことありますかな?
私たち人間には利き手がありますが、犬にも同じように利き足があるのを知っていましたか?
そして実は犬の利き足によっては性格にも違いがあるようなんです!
飼い主としては、愛犬が右利きなのか左利きなのか、はたまた両利きなのか気になるところですよね。

そこで今回は犬の利き足の調べ方や性格の違いなどをまとめてみました!
犬にも利き足があるらしい
利き手は左右の手のうち、反射的や優先的に使う頻度の高い手の事を言います。
人間は右利きが9割、左利きが1割と、ほとんどの人が右利きです。
犬の利き足については、イタリアで研究結果は発表されており犬にも右利きや左利き、数は少ないですが両利きもいることがわかっています。
どちらも約50%に分かれ、ほぼ半数という結果もあるようですが、他の研究結果の中には15%ずつに分かれ、残りはどちらでもないという結果もあるので、犬の利き足にはまだまだ謎に包まれているようです。
犬の利き足の調べ方
犬に利き足があるなら、愛犬はどちらの足が利き足なのか飼い主としては気になりますよね。
今回はカリフォルニア州の獣医学センターのシュワルツ博士が開発した「利き手診断」という調べ方をご紹介します。
・コングなど中におやつを入れられる知育玩具などを使います。
コングを愛犬に渡したときに愛犬が最初に触れる足や、中のおやつを取り出すときに器用に使う足はどちらですか?
・愛犬の鼻にテープなど何かを張ってみましょう。
そこで愛犬はどちらの足を使って取ろうとしますか?
・ソファーやテーブルの下など愛犬の手が届かない所におやつを置いた時、どちらの足で取ろうとしますか?
・「お手」をする時にどちらの足を先に出しますか?
また、頻繁に使うのはどちらの足ですか?
・タオルなどの下におやつを隠した時、どちらの足でタオルをよけようとしますか?
・ドアをノックしたり、カリカリとして開けようとする時どちらの足を使っていますか?
以上の6つが犬の利き足をチェックするポイントになります。
シュワルツ先生はこのテストを数日にわたって100回実行することを推奨しているそうです。
ですが実際に100回となるとかなりの根気がいりますよね。
自宅で行う時は100回とは言わず、遊びやしつけのついでに何回かだけでも試してみて下さい。
数十回試すだけでも大体の利き足が見えてくるはずです。
ちなみに猫の場合は【騙す】ためにわざと両足を使うこともあるみたいですよ。
また、ペットが足などに痛みを感じている場合、利き手とは逆の足を使うこともあるようなので日頃から愛犬の様子を観察してあげるようにしましょうね。
犬の利き足によって性格が変わるとか…
イギリスの研究チームによると犬が右利きか左利きかで「楽観的か」「悲観的か」性格が分かれたという研究結果があるようです。
その研究内容とは、まず犬たちを右利きと左利きに分け、その後にある地点で食べ物を見せたあとそれぞれの犬達が食べようとしてついてくるフットワークと軽さを見ながら性格を調査したそうです。
そしてその結果、右利きの犬は移動するのが早く、左利きの犬が遅いという結果になりました。
これだけだと大きな性格の違いはわかりませんが、簡単に言うと右利きの犬に比べると左利きの犬の方が用心深く物事をしっかりと考えながら行動するタイプなのかなと思います。
また、犬の利き足が脳にも関係しているのではないかという研究も進められていて、右利きの犬は左脳を多く使うので色々なことに興味を持って行動に移すという性格から、盲導犬などの試験に合格しやすいという噂もあるそうです。

まだまだ犬の利き足と性格については謎が多いですが、愛犬の性格を知るヒントにはなりそうですな。
まとめ
犬の利き足についてご紹介しましたがいかがでしたか?
ちなみに私の愛犬は先ほどご紹介したシュワルツ博士の利き手診断をしてみた所、どうやら左利きのようでした。
愛犬の性格はかなりビビりで用心深い性格なので確かに!という感じですね。
犬の利き足はまだまだ研究段階なので、今回ご紹介した内容も必ずしも全ての犬に当てはまるわけではありませんが愛犬と楽しみながらコミュニケーションを取れるのでお勧めです。
ぜひ一度愛犬と一緒にチャレンジしてみて下さいね。

もしかすると愛犬の新たな一面を発見できるかも・・・?