といぷ博士ですぞ!
愛犬にとって楽しいはずの散歩、なんでいきなり「歩きたくない病」にかかるのでしょうか?
愛犬との散歩中に、突然愛犬が歩かなくなることはありませんか?
多くの飼い主さんがこのような経験を一度はしたことがあるかと思います。
元気に歩いていた愛犬が急に動かなくなってしまうと「どこか調子が悪いのかな?」などと心配になってしまいますが愛犬が散歩中に動かなくなるのには理由があるのです。
では、一体なぜ散歩中に動かなくなってしまうのでしょうか?

今回は犬が散歩中に動かなくなる理由やその対処法などをご紹介していきますね。
せっかくの散歩なのに犬が歩きなくないと思うのはなぜ?
愛犬が大好きなお散歩なのに、なぜ突然歩かなくなってしまうのでしょうか。
具体的には、
- 恐怖
- 過去のトラウマ
- ケガ
- 病気
- 疲れ
- リードやハーネスが気に入らない
こういったことが考えられますが、それにはいくつかの理由があるので一つずつ見てみましょう。
1 恐怖
散歩中に大きな音がしたり、慣れない散歩コースを歩いたりすると、不安に感じ恐怖心から突然動かなくなることがあります。
特に、まだ散歩になれていない子犬や周りの音などに敏感な老犬は恐怖心を感じやすく散歩中に動けなくなることも多いようです。
2 過去のトラウマ
恐怖と似ている所もありますが、この場合は過去にその場所でなにか嫌な経験があったことが原因で動かなくなっている可能性があります。
犬は過去の嬉しかったことや嫌だったことをしっかりと記憶しています。
過去にその場所で飼い主さんに怒られたり、苦手な犬に遭遇したなど理由は様々ですが、何かしらトラウマを抱えているのかもしれません。
3 ケガ
犬は人間のように靴を履いて歩くわけではないので、お散歩中に足にトゲやガラスの破片などと踏んでケガをしてしまう事があります。
また、小型犬に多い膝蓋骨の脱臼やラブラドール・レトリーバーなどに多い関節炎など、なにか手足に痛みや違和感を感じるとお散歩中でも突然動かなくなってしまう事もあるのです。
愛犬の歩き方に違和感を感じたらケガをしている所はないかよく見てあげましょうね。
4 病気
散歩中に犬が動かなくなる理由としてどこか具合が悪いという事も考えられます。
特に太り気味の犬は関節に負担がかかるため関節疾患になっていたり、心臓病などが原因で歩くことが辛いと感じている可能性があります。
無理に歩かせず、まずは体の負担を減らすためにもダイエットから始めてみましょうね。
その他の病気でも歩かなくなることはあるので、散歩中いつもと様子が違うようなら獣医さんに診てもらうことをお勧めします。
5 疲れ
運動量が減った老犬や、いつもより散歩の距離が長かったり、夏の暑い時期などは散歩中に疲れて動かなくなることがあります。
「ハァハァ」と舌を出したり息遣いが荒くなっていると疲れてきているサインです。
疲れてきたかな?と感じたら無理をせず休憩を取りながらお散歩してあげましょうね。
6 リードやハーネスが気に入らない
新しいリードやハーネスに変えたときにも歩かなくなることがあります。
私たち人間でも靴擦れになるように、犬達も「なにか合わない」と違和感を感じることがあるようです。
新しいリードやハーネスを外すと元気に走り回るようなら飼い主としては少し残念ですが「新しい道具が気に入らなった」という事になってしまいますね。
何回か装着することで慣れることもあるので、愛犬のストレスにならない程度に何度かチャレンジしてみるのも良いですね。
犬が散歩で歩きたくないときの対処法
では、愛犬が歩かないときはどうすればいいのかいくつか対処法をご紹介しますね。
- お散歩コースや時間を変えてみる
- 抱っこしてあげる
・お散歩コースや時間を変えてみる
いつも同じ場所で動かなくなってしまうようなら、なにかその場所に愛犬の苦手な物がある可能性が考えられるのでお散歩コースを変えてみるのが効果的です。
いつもと違う道を歩いたり時間を変えるだけでも気分転換になったり、色々なコースを歩くことで社会性も身につけることが出来ますよ。
ただ、愛犬の行きたい方向に進んでしまうと主従関係が崩れてしまう可能性もあるので気をつけましょうね。
・抱っこしてあげる
愛犬が動かなくなった時に、歩き方に違和感があったりどこか体調が悪そうにしている時はすぐに愛犬を抱っこしてあげましょう。
犬は本能的に体調が悪くても我慢をして普通を装うことが多いのですが、体調が悪くて動かなくなるというのはよっぽど辛いというサインでもあります。
お散歩をしながらいつもと様子が違うことはないかよく見てあげましょうね。
犬が散歩で歩きたくないときに飼い主がやってはいけないこと
散歩中に愛犬が歩かないときに、逆に飼い主がやってはいけないこともあるのです。
- 抱っこする
- リードを引きずる
・抱っこする
え?抱っこは良いんじゃないの?と思いますが、ケガや病気などの特別な理由がない限り、散歩中に抱っこをするのは実はあまり良くないのです。
むやみに抱っこしてしまうと犬は「動かないでいたら飼い主さんが抱っこしてくれた!」と覚えてしまい飼い主さんに甘えてますます歩かなくなってしまう可能性もあります。
・リードを引きずる
愛犬が歩かないと、咄嗟にやってしまいがちですがリードをひきずるのは実はやってはいけないことなんです。
リードを引きずることで肉球や首を痛めてしまったりさらに恐怖心を生み出してしまう事もあるので気をつけましょうね。
まとめ
お散歩中に動かなくなる犬についてご紹介しましたがいかがでしたか?
愛犬が動かなくなると、突然のことで飼い主さんは戸惑ってしまうこともあるかと思いますが、必ずなにか理由があるはずです。
体調が悪いのか、気持ちの問題なのか、愛犬の気持ちに寄り添ってお互いに楽しくお散歩を続けていきたいですね。

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