といぷ博士ですぞ!
ドッグフードの保存方法ってどうしていますかな?
ちゃんと保存することで愛犬に新鮮なままのご飯をあげられますぞ。
意外と見落としがちなドッグフードの保存方法いま一度確認してみるとよいですぞ!
愛犬が毎日食べているドッグフード。
毎日のごはんタイムを楽しみにしているわんちゃんも多いですよね。
この愛犬が大好きなドッグフード、実は保存方法によっては劣化の原因になってしまうことを知っていましたか?
劣化したドッグフードを食べ続けることによって愛犬の体に悪影響が出てしまうこともあるのです。
上手に保管すればドッグフードを美味しく長持ちすることも出来るのでご紹介します。
できるだけ新鮮な方がやっぱり美味しいよね!
ドッグフードの保存をいい加減にしていると劣化の原因に!
ドッグフードの劣化の原因はドッグフードが酸化してしまうこと。
酸化はドッグフードが空気に触れることで進行していきます。
特にドッグフードには酸化しやすい脂肪分が多く含まれているものが多いので、より注意が必要なのです。
ウェットフードだと酸化がすすむと見た目やにおいの変化がわかりやすいため判断はしやすいのですが、ドライフードは見た目やにおいではほぼわかりません。
あえて言うのであれば若干べたつきがあるかな程度でしょうか?
そのため、飼い主さんが意識してちゃんと保管することを心がけないと、もしかしたら愛犬に状態の良くないフードを食べさせてしまっていることも考えられます。
酸化したドッグフードを食べ続けてしまうとアレルギーやがん、動脈硬化、心臓疾患などの原因になる恐れもあるので愛犬のために保存方法には充分に気を付けてあげたいものです。
ドッグフードを保存するポイント
ドッグフードを酸化から守るポイントは3つ!
- しっかりと封を閉めること
- 直射日光を避けること
- 高温多湿を避けること
この3つがとても重要になります!
しっかりと封を閉めること
ドッグフードは開封したその瞬間から空気に触れることになるので、すぐに酸化が始まってしまいます。
そのままにしてしまうと、どんどん劣化が進んでしまうので注意が必要です。
直射日光を避けること
直射日光も酸化を加速させてしまう原因のひとつです。
外で飼っているわんちゃんの場合も、直射日光が当たらない日陰にごはんを置いてあげてくださいね。
高温多湿を避けること
高温多湿はドッグフードが腐りやすい原因になるので要注意!
場合によっては賞味期限よりも早く腐ってしまうことも。
特に梅雨時期には劣化が加速してしまうので、湿気や熱がこもりやすい場所での保存は避けて保管すると良いでしょう。
種類別ドッグフードの保存方法
ドッグフードにはドライタイプとウェットタイプがありますが、それぞれ種類によって保存方法も異なります。
ドライタイプの保存方法
ドライタイプのドッグフードは水分量が少ないのでウェットフードよりは開封後も保存期間が長くできていますが、ドッグフードは開封するとすぐに酸化は始まってしまいます。
なので、開封後はすぐに専用のフードストッカーなどの密封容器に移し替えることをお勧めします。
その中に乾燥剤などを入れておくとより長持ちさせることが出来ますよ。
もしフードストッカーがない場合は、チャック付きの密封袋などに小分けにして日光などが当たらない、涼しい場所で保存するとよいでしょう。
この場合も乾燥剤があれば入れておきましょう。
ドライフードの冷蔵庫保存はNG
「食べ物なので冷蔵庫に保管すれば良いのでは?」と思いますよね。
しかしドライフードの場合冷蔵庫での保管はお勧めできません。
冷蔵庫から物を出し入れする時に温度差によって、結露が出てしまい劣化を進めカビなどの原因になる可能性があるのです。
なので、必ず常温で保管するようにしましょう。
賞味期限切れは使わない
いっくらしっかりと保存したとしても賞味期限は守りたいもの。
フードによって多少異なりますが、通常のドッグフードは開封後1ヶ月以内が賞味期限です。
賞味期限の過ぎたものを与え続けるというのは、もちろんよくありませんね。早めの消費を心がけましょう。
また未開封であっても1年以内ですから、購入時には賞味期限はなるべくチェックするべきでしょう。
特に、賞味期限間近のセール品を買う時には要注意です!
ウェットタイプの保存方法
ウェットタイプのドッグフードは開封前であれば保存期間がかなり長く作られていますが、ドライフードに比べて水分量が多いためカビなどが繁殖しやすく、開封後は2~3日で劣化が進んでしまいます。
開封後は冷蔵庫で保管をし、なるべく2日以内にすべて使い切るようにするべきでしょう。
もし使い切れない場合は開封後すぐにラップなどに小分けにし、冷凍庫で保管すると長持ちさせることが出来ます。
使うときは冷蔵庫で解凍し2日以内に使い切るようにしてください。
まとめ
今ではドッグフードの賞味期限を長くしたり劣化を防止するために、愛犬の体に悪影響を与える保存料や酸化防止剤などが入っている商品もたくさん出ています。
しかし無添加のドッグフードは賞味期限が短く酸化もしやすいので、うまく保管が出来ず使い切れないとお悩みの方もいるかと思います。
ですが保管の仕方ひとつで品質を下げることなく安心して愛犬に与えることも可能なんです。
愛犬が毎日食べるものだからこそ出来るだけ体に良いものを良い状態で愛犬に与えていきたいですね。
せっかく愛犬のためをと思っていいドッグフードを購入しても、ちゃんと保管方法を考えないともったいない結果になってしまいますぞ!