といぷ博士ですぞ!
犬の社会化って聞いたことありますか?
この時期にいろいろな経験をさせることは、今後にとってとても重要なんですぞ!
トイプードルを我が家に迎え入れる子犬の時期。
実はこの時期とっても大切な時期で、トイプードルの性格を決めてしまう時期なんです。
性格を決める大きな要因は三つあります。
- 一つは犬種による特性
- 次が親からの遺伝によるもの
- 環境
この環境の中で様々な経験をして成犬へと成長していくのですが、生まれて飼い始めてから最初の1年間が特に大切です。
中でも、生後2週目から13週目頃の期間を社会化期といい、 この期間で子犬の性格が決まってしまうと言われています。
この社会化期に適切なトレーニングをしないと問題行動を起こすような犬になってしまいます。
この必要なトレーニングや経験をしていろいろ学ぶことを社会化と言います。

ボクたちには、子犬の頃に社会化期という成長の過程があるんだって!!
この時期に色んな経験をすることは大切なんだッ!!
子犬の社会化とは?
子犬の社会化とは、様々な経験を積ませて慣れさせることです。
人間も、幼稚園や学校、仕事、人間関係など様々な経験を積んでいきますよね。
自然の流れのようにも思えますが、知らず知らずのうちに社会に慣れるための「社会化」を教わっているのです。
しかし犬の場合は、幼稚園や学校、仕事などはあえて経験の場を作らないと、経験することなく過ごしてしまいます。
社会化を知らない犬は、外へ出た時に吠えたり、他の犬と上手く関わる事が出来なかったり、とにかく狭い世界でしか過ごせなくなってしまいます。
様々な経験と刺激を与えることで、様々な場面でストレスなく過ごせるように飼い主がサポートしていく必要があるのです。
子犬の社会化に適した時期=社会化期とは?細かく分けると三つに細分化されます
子犬の社会化に最も適した時期は生後12週頃までと言われています。
しかし、法律では生後56日未満の犬や猫の販売は禁止されているので、家族に迎えてから社会化に適性な期間はわずか4週間ほどになります。
とても短い期間ですが、この期間に子犬は初めてだらけの経験を積みながらたくさんの事を吸収し身につけます。
この時期の経験こそが、その後の犬の性格などに大きな影響を与えるのです。わずかしかないこの時期を無駄にしないよう、有効に使うことが大切です。
社会化を学ぶ社会化期ですが細分化すると、三つの時期に分けられます。
目安として覚えておくといいかもしれません。
犬の社会化期:第1期は生後2~4週目のころ
目や耳が使えるようになり、歩けるようになることです。
この頃に他の子犬と一緒に遊ばせることで自分が犬であるということを理解できます。しかし上述のように実際には家庭にむかえるのには早くても4週間後からになりますので、この時期は飼い主としてはさほど気にしなくてもいいのかもしれません。
犬の社会化期:第2期は生後4週~7週目のころ
同年齢の子犬と遊ばせることが大切で、好奇心が発達してきているので他の犬とじゃれあったり付き合ったりします。
こうすることで他の犬とのコミュニケーション方法を学んでいくわけです。
犬の社会化期:第3期は生後7週から13週のころ
他の動物とも一緒に飼いたいと思っているのであれば、この時期までにしっかりと接触させてあげることが大事です。
子犬の社会化トレーニングとは?
ここまでは社会化期の他の犬とのコミュニケーションでしたが、もちろん 色々な経験をさせてあげる必要があります。
子犬で迎え入れた我が子は、環境が変わったばかりで落ち着きもありません。
そのため、すぐに無理する必要はありませんが、家庭環境にも慣れてきた社会化期には、 少しずつ色々な刺激に慣らせ、外の世界にも触れる機会を増やしてあげる必要があります。
室内では、 音楽やラジオといった音に慣らしたり、チャイムや掃除機にも少しずつ慣らしていく必要があります。またブラッシングも少しずつ始め慣らしていくと良いでしょう。
屋外では、外の風景に慣らしたり、車の騒音などに慣らす必要があります。
また家族以外の人と触れ合うことで、人にも慣れ無駄吠えしないようになります。
これらを社会化トレーニングといいます。
場所に慣れさせるには?
実際に社会化とはどんなことか、まずは場所に慣れさせるための社会化です。
家の中だけではなく、外の世界を体験させましょう。
外にはたくさんの刺激があります。動く車やバイク、電車やトラックの大きな音、風に揺れる木や人混みなど、見て体感する全てが子犬にとって貴重な刺激になります。
慣れない場所に、最初は怖がったり震えたりするかもしれません。
しかし、これから社会性を身につけるうえでは避けて通れないのです。
初めての場所で怖がるような場合は、まず抱っこをしてあげましょう。
優しく声を掛けながら、無理せず少しずつ慣れていくことが大切です。
人に慣れさせるには?
さらに、家族以外の人と会うことも社会化では非常に大切です。
男性、女性、子供やお年寄りまで、様々なタイプの人との触れ合いの中でたくさんの刺激を受けます。
会うと撫でてくれる人、おやつをくれる人、遊んでくれる人、犬が少し苦手な人など、同じ人間でも色々な人がいるということを覚えていくでしょう。
子犬の時期に家族以外との関わりがないまま成長してしまうと、いずれ家族以外の人に吠えたり、敵意をむき出しにしてしまうことがあるので、子犬の時期は非常に重要になります。
犬の負担にならない範囲で、できる限りたくさんの人に会わせてあげましょう。
他の犬に慣れさせるには?
そして、場所や人の他に、他の犬との関わりも大切です。
子犬の時期に他の犬と関わり、じゃれ合いや喧嘩、犬同士の遊びをすることがとても大切なのです。
この時に他の犬と関わる経験がないと、成犬になって他の犬と会った時に、関わり方や力加減が分からず、しつこく追いかけ回したり、噛みついたりしてしまうことがあります。
小さなうちから、近所や公園などで他の犬と関わるように飼い主が心がけましょう。
この時、何があるか分からないので犬からは絶対に目を離さないように注意が必要です。
また、一箇所にしばらくが立ち止まってフードをあげてみましょう。喜んで食べるようだったら問題ありません。
しかし、食べられないようであれば、まだその刺激に慣れていないので場所を移動してあげるといいでしょう。
犬が社会化不足だとどうなる?
子犬が社会化期に社会化ができないでいると、
- 見知らぬ人や犬に対して吠える
- 見知らぬ人や犬に対しておびえる
- やたらと興奮しやすくなる
- 音に対しての反応が敏感で落ち着かなくなる
といった周囲に対しても迷惑をかけるし、外に連れて行くのもままならなくなります。
結果として、飼い主にも犬にも大きなストレスとなり、その後のしつけが難しくなってきます。
犬の社会化を行う前に必要なこと
このように社会化期には、他の犬や人との触れ合いが大事ですが、ワクチン接種前に知らない犬との接触は危険行為といえます。
とはいえワクチンが済んだら散歩ができますが、いきなりでは刺激が強いので、ワクチン接種前でも抱っこで外の刺激に少しずつ慣らしておくといいかもしれません。
ワクチンを接種していたとしても子犬の免疫力は成犬ほど高くはありませんので、しばらくは友人や知人などワクチン接種済みがはっきりとした犬とだけ触れ合わせた方が良いでしょう。

犬の社会化トレーニングは成犬でも間に合う?
子犬のころに社会化を学んでこないまま成犬になってしまうと、社会性のないまま成長してしまうので飼い主も犬も大きな苦労を伴うことは間違いありません。
警戒心や恐怖心が非常に強くなり、見知らぬ相手には大きく吠えることでしょう。もしかしたら飼い主にまで吠えることが普通になっているかもしれません。
「じゃあ成犬になってからでは社会化トレーニングを行おうとすると無理なのか…」
そういうわけではありません。
確かに子犬の時期に比べると時間はかかりますし、完全に無駄吠えがなくなるかというとそうではないかもしれません。
しかし、人間だっていくつになっても学ぶように犬だって学び続けます。
まずは飼い主さんが”犬のしつけについて”考え方を改める必要があるかもしれません。愛犬との関係性を見直す必要もあるでしょう。
そして恐怖を与えるしつけではなく、ちゃんと褒めてあげるしつけを続けてあげることが必要です。
そして大事なのは飼い主さんが諦めずにトレーニングを続けてあげることです。またプロのトレーナーさんの力を借りるというのもありでしょう。
時間はかかるものの、少しずつながらきっと変化は現れることでしょう。
まとめ
人間だけではなく、犬にとっても社会化はとても大切なのです。
子犬の時期の様々な経験こそが、犬のその後の性格を左右すると言っても過言ではありません。
ほんのわずかしかない子犬の時期を無駄にせず、たくさんの良い経験をさせてあげたいものですね。
このように社会化には子犬は様々な経験を積ませることで、色々なことを吸収し覚えていきます。外の世界に対しての免疫も持つようになります。
社会化は簡単にはいかず、根気が必要とはなりますが、その後のしつけのためにもトレーニングは欠かすことができませんよ。

愛犬がちゃんと成長していく様を見守れるのは飼い主の特権ですぞ。
少しずつ経験をつませ、楽しいワンちゃんライフを送りましょう。