といぷ博士ですぞ!
多くの人が困らされている愛犬の無駄吠えしてしまうものとして、玄関のチャイムや掃除機なんかがあげられますな。
今回は掃除機についてみてみますぞ。
生活の中の必需品のひとつとも言える掃除機。
いざ掃除機を持ってくるとそれまでおとなしかったトイプードルが豹変したかのように、ワンワン吠えるなんてことありませんか？
さらに掃除機のスイッチを入れると吠えるだけではなく、威嚇のように掃除機に噛みつこうとしたり。
掃除機に対する敵対心がもう半端じゃなく、掃除どころではないと困っている飼い主さんも多いはず。
一体、犬はどうして掃除機をそこまで嫌がるのでしょう。
掃除機は敵なんだよね～!!
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どうして犬は掃除機を嫌いなの？
トイプードルが掃除機を嫌う理由として最も考えられるのは音です。
掃除機特有の大きな機械音。
しかし、ただ音が大きいからとう理由ではないんです。
犬の聴覚が優れているため、人間には聞こえないような周波数の音が犬には聞こえています。
そして、その音こそが犬が不快と感じてしまう音なんですね。
また、人間にはこれは掃除機の音であると理解ができますが、犬にとってはとんでもなく不快な音が突然に聞こえてくる訳ですから、嫌悪感を示すのは当然のことなのです。
これは、掃除機の他にドライヤーも同様です。
音以外には、掃除機の動きに対して威嚇していることがあります。
犬は動く物に反応する習性があります。とんでもなく不快で大きな音を出しながら、予測不能に動く掃除機は犬にとって天敵以外の何者でもありません。
次はどんな動きをするのか、こっちに向かってくるんじゃないかと、自分に危害を加えられないよう必死に威嚇して攻撃するのは本能的なのです。
我が家のワンコは掃除機以外に、音が出ないクイックルワイパーに対しても敵対心をむき出しにして、吠えるたり噛みつこうとしたり･･･。
掃除機に吠える犬の対処法は?
犬が掃除機嫌いだからと言って、掃除をしない訳にはいきませんよね。
犬がいても掃除機を使うための対処法をいくつかご紹介します。
別室に移動させる
掃除機をかける数分の間、犬を別室に移動させるのが一番簡単な方法です。
掃除機嫌いを克服する方法ではありませんが、対処法の一つではあります。
ゲージで待機
ゲージの中は犬にとっては絶対安全な自分だけのテリトリーです。
ゲージの中にいれば掃除機に噛みつく心配はありません。
我が家ではこのパターンです・・・(￣▽￣;)
しかし、音はダイレクトに聞こえるので吠えてしまうことはあるでしょう。
犬の掃除機嫌いはしつけで治る？
既に掃除機が大っ嫌いになってしまった犬の場合、しつけで克服するのは時間がかかってしまいますが、無理なことではありません・・・多分(￣▽￣;)
理想的なのは、社会化期の子犬のうちから掃除機に慣れさせることです。
掃除機嫌いを克服するには、まず掃除機の存在自体に慣れさせる必要があります。
掃除機嫌いの場合、多くの犬が掃除機を出してきた時から警戒を始めます。
まずは、掃除機を犬がいる空間と同じ空間に置いて少し様子を見ましょう。
慣れてきたら、飼い主が掃除機の近くに行き、犬を呼んでみてください。
そう簡単には近づいて来ないと思いますが、おもちゃやおやつで引き寄せます。
そこで犬が近づけたら褒めてあげましょう。
次に、スイッチを入れない状態で掃除機を動かしてみます。
犬の様子を見ながら少しずつ動かしてみます。
この時に「えらいね〜。」「こわくないよ〜。」「おりこうさんだね〜。」と穏やかに声をかけて、
犬を少しでも安心させてあげましょう。
動かした掃除機を無理に犬に近づけようとせず、ゆっくりと徐々に慣れさせるのがポイントです。
ここで吠えたり唸ったりしないようであれば、犬も掃除機に慣れてきた証拠です。
ここまで来たらあと一歩。
掃除機のスイッチを、一番音が小さい「弱」でつけます。
この時にまだ吠えてしまう子もいますが、何度も繰り返し焦らずに少しずつステップアップしていきましょう。
まとめ
犬が掃除機を嫌いな理由、いかがでしたか？
耳が良い犬にしか聞き取れない不快な音や、予測不能な動きが苦手な子が多いようですが、日々の訓練で克服も可能です。
トイプードルの掃除機嫌いをどうしたらいいものかと悩んでいる飼い主さんは、是非克服する方法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
掃除機に関しては我が家でも克服できていないのが現状ですが、最近では掃除機を用意すると勝手にハウスに入るようになってますぞ。
これはこれでよいのかもしれませぬ。
ただ、ハウスで吠えまくりますが…
掃除機ロボットなんて使ったらえらい目に合いそう…
どうしてもあの動く物体に慣れないんだな～
