といぷ博士ですぞ!
ドッグフードっていっぱいありすぎて、選ぶ基準に困りません?
おかげでドッグフードジプシーになっちゃったりして…
トイプードルにとってホントにいいドッグフードって何なのでしょうか?
「うちのトイプードルちゃんにホントにあうドッグフードはどれなの~!!」
最近では店頭を始め通販でも色んなドッグフードがあり、「どれを選んだらいいか迷っちゃう。」なんてお悩みは多いもの。
あまりにも数が多すぎるため、適当に選んでしまっているなんてことになっていませんか?
だけど、愛犬のことをちゃんと考えるなら、
- 安全なもの
- 美味しく食べてくれるもの
- 栄養バランスの良いもの
などを重視したいところです。
加えて、毎日食べるものですから、コスパの良いものを選びたいところですね。
ドッグフードは値段が高ければ高いほどいいというものでもありませんし、逆にあまりにも安価すぎると「ホントに大丈夫?」なんて不安になってしまうものじゃないでしょうか?
ここでは、愛犬のトイプードルにとって、ホントにいいと思われるドッグフードを選ぶ基準をまとめてみたよ。
ドッグフードを選ぶときに意識したい3つの基準
1.原材料
犬は基本的に肉食なので、多くの肉が含まれている必要があります。
しかし、肉類なら何でもいいというわけではなく、人間が食べられないような肉類(骨や血液、内臓など) いわゆる4Dミート(肉副産物)と言われているものを含んでいるものもあります。これらは避けるようにしましょう。
「4Dミート」とはアメリカの食肉のランクのことです。
・Dead(死んだ動物の肉)
・Dying(死にかけの動物の肉)
・Diseased(病気の動物の肉)
・Disabled(障害のある動物の肉)
これらを総称してこういいます。
つまりできる限り与えたくないものということです。
また、犬にとって消化しづらい穀類を多く使っているものなどもあります。穀物が多いと消化は悪く、体を作る栄養が足りず代謝が下がってしまいがちです。
ワンちゃんの健康や安全面を考えると、こういった原材料が使われているものはできる限り避け、穀物を全く使用していないグレインフリーとまではいかないもののグルテンフリー(小麦類不使用)は実現したいところです。
また、それほど食事量が多くないトイプードルですから、少量でもしっかりと栄養が摂取できるものとして、原材料に鶏肉やサーモン、ラム肉、鹿肉といった動物性タンパク質が50%以上の割合でしっかりと含んでいるものを選びたいものです。
2.栄養面
ワンちゃんにとって必要な5大栄養素って知っていますか?
炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル、これら5大栄養素が必要で、しっかりと含まれているもの選ぶべきです。
もちろんどれか一つだけ高すぎても少なすぎても栄養バランスに偏りが起きるので、バランスよく摂取できるものを選びましょう。
これを防ぐためには体重管理や筋肉維持に役立ってくれる良質なタンパク質を含んでいるものを選んであげたいものです。膝周りや足に十分な筋肉をつけることで、病気の発症を抑えることができます。
また、美しい毛並みを維持するためと健康な皮膚のためにも「 オメガ3(α‐リノレン酸)」「オメガ6(リノール酸)」といった必須脂肪酸が含まれているとなお良いでしょう。
3.安全性
4Dミートを使っていないのはもちろん、グレインフリーであること、これに加えて無添加のもの。
加えて動物性油脂や酸化防止剤着色料といったものを使っていない安全性の高いものを選びましょう。
さらに、人間が食べても大丈夫なヒューマングレードのものを選びたいところです。
安心して愛犬にドッグフードを与えるためには、安全が担保されている事は必須です。
飼い主さんに今のドッグフードを選んだ理由を聞いてみました
独自アンケートで、今愛犬が食べているドッグフードを選んだ理由を聞いてみたので紹介します。(フード名は伏せてあります)
その時にペットショップで色々と渡された試供品の中から犬の食いつきが良く糞が臭くないものを選んだ。
食ふんもあったので満腹感を重視してこのフードを選びました。
みなさん、それぞれ独自の基準でフードを選ばれているようです。
ドッグフードの選び方というのは人それぞれですが、ここまでにお話してきたように
- 原材料
- 栄養面
- 安全性
といったものはやはり意識してあげたいものです。
トイプードルに選んではいけないドッグフードとは?
トイプードルにとって選んではいけないドッグフードは、上記の三つの基準の反対ですね。
つまり、
- 愛犬の健康を害するような原材料が使用されているもの。
- 添加物を含んでいるもの。
- 栄養のバランスが悪いもの。
こういったものは選ばないようにしましょう。
加えて、愛犬の食いつきの悪いものは、やはり愛犬にとって美味しくないものと言えます。
しばらくあげてみて、食いつきの良くないものは変えてもいいでしょう。
プレミアムドッグフードという選択はどう?
ドッグフードの中には、市販でお店に並ぶ比較的安価なもののほかにプレミアムドッグフードと言われるものがあります。
プレミアムドッグフードとは、明確な数値基準はありませんが、良質な原材料を使っているもので、例えば肉類ならば4Dミートを使っていないのはもちろん、いわゆる私たちが目にする「肉部分」のみを使用しているもの、さらに犬にとって有害となるものを一切使っていないものを言います。
高品質な原材料のみを使用しており、安心かつ安全に愛犬に与えることができ、加えて栄養バランスなどもしっかりとしているドッグフードです。
つまり上記の基準をしっかり満たしているドッグフードといえます。
ただし、原材料が高めのことから高額な価格設定になりがちです。
そのため流通コストを抑えて価格を抑えるため、お店に並ばず通販のみで購入できるものも多くなっています。
愛犬の健康を考えるのであれば、プレミアムドッグフードの選択はもちろんあると言えるでしょう。
トイプードルにおすすめのドッグフードランキング
筆者も愛犬にやはり
- 「健康でいてほしい」
- 「長生きしてほしい」
といったことから、いくつかのプレミアムドッグフードを試しています。
その中でも食いつきがよく安全なものをランキングにしてみましたので参考にしてみてください。それぞれ詳細レビュー記事も準備してありますので、気になったドッグフードがあればレビューページもご覧ください。
手作りご飯という選択はどうなの?
もちろん中には、手作りドッグフードを与えたいという方も多いでしょう。
栄養バランスや、手作り食への正しい理解を持っていればもちろんOKです。
独自アンケートには次のような方もいらっしゃいました。
ただし、保存が効かなかったり、毎日用意しなければいけない手間を考えると、若干ハードルは高めと言えそうです。
それでもこだわる方は、手作りご飯に挑戦してみてもいいかもしれませんね。
トイプードルの餌の量はどうする?
餌の量はもちろん子犬用、成犬用で変わってきます。体の成長具合や大きさに合わせて必要量を調整しなければいけないので、単純にこれぐらいとは言えないのですが、基準としてはドッグフードに記載されている餌の量を目安にするといいでしょう。
とはいうものの、あいだにおやつなどを与えているとカロリーオーバーになる可能性もあります。
下記にトイプードルが1日に必要なカロリーの計算式を記しておきますので参考にしてみてください。
指数早見表
子犬
~生後4ヶ月まで=3.0
生後4ヶ月~1歳まで=2.0
成犬
1歳~7歳まで(去勢済)=1.6
1歳~7歳まで(去勢なし)=2.0
高齢犬
7歳以上(去勢済)=1.2
7歳以上(去勢なし)=1.4
例えば体重5 kgで5歳去勢なしの子ならば、
(5x30+70)×2.0=440 kcal
ということになります。
1日の摂取カロリーを割り出した数値内に収めておけば、カロリーオーバーの心配がありません。
愛犬がご飯を食べてくれない!そんな時は…
愛犬のトイプードルがご飯を食べてくれない、 ドッグフードへの食いつきが悪いなんてことがあるかもしれません。
単純にお腹が空いていない場合もあるし、病気やストレスの可能性も考えられます。
まずはドッグフードに茹で野菜をトッピングしたりし、ちょっとアレンジしてみるといいかもしれません。
それでも食べない時は、 運動不足でストレスが溜まっているかもしれませんので、しっかり運動をさせて改めて餌を与えてみるのも良いでしょう。
それでもダメな時は、体調が優れないと言ったことも考えられますので、一度獣医さんに相談してみるといいかもしれません。
また時間をかけてグダグダ食べるのを避けるためにも、食事を出して食べない時は15分ぐらいで一度片付けてしまいましょう。
まとめ
トイプードルに理想のドッグフードの選び方をまとめてみました。
数あるドッグフードの中で、何を選ぶべきか迷ったら参考にしてみてください。