トイプードルのような小型犬を飼っていると、それだけで会う人から「かわいい~」などと言われて鼻高々な気分になったりするもの。
愛犬をきっかけに知らない人とも仲良くなれたりなんてこともありますね。
だけど、親しい人といるときに愛犬に癒されるだけでなく、愛犬の困った行動で恥ずかしい思いをしたなんてことありませんか?
できれば今すぐやめていただきたい愛犬の恥ずかしい行動をアンケートで聞いてみました。
アンケートの内容は「愛犬に今すぐやめてほしい行動は?」です。アンケートをお願いしたのは100名の方々、うち有効回答数は92名でした。
そんなアンケートで堂々の1位に輝いた恥ずかしい行動とは?
恥ずかしい行動第1位 マウンティング
これはほんとに人前でやられると恥ずかしくなる行為ですね。第1位に輝くのもわかる気がします…
マウンティングとは犬が腰を振る仕草のことをいいます。
オスだけでなくメスも行うことがあり、その対象はぬいぐるみであったり、人であったり、犬同士であったりと様々。
マウンティングをする理由としては、
- 生殖行動
- 優位性の主張
- 興奮からくる行動
- 遊びの一環としての行動
など様々です。
矯正をしたオスはマウンティングしなくなると言われることもありますが、必ずしもなくなるとは限りません。
マウンティングの対処法
首元を抑え、前足が床につくようにおろしてあげます。
この時こちらが大きく反応してしまうと、ワンチャンは余計興奮してしまうので無言で引き離しましょう。
また、一度離しても再びマウンティングしそうな時はハウスに入れるか、別の部屋で待機させるのが良いでしょう。
恥ずかしい行動第2位 人の股間を嗅ぐ
クンクン匂いをかぐのは、犬の本能です。
人に対してはなぜか股間のにおいを嗅ぎたがります。
これは犬にとってのあいさつでもあると言われています。
犬は相手の匂いを嗅ぐことでいろいろな情報を得るのですが、なぜか親しい人の股間をクンクンしたがってしまいます。
人の股間を嗅ぐときの対処法
犬にとっては挨拶行為かもしれませんが、相手にとってはとても失礼な行為なのですぐに引き離し抱っこしてあげましょう。
この時相手には静かに、じっとしていてもらいましょう。
恥ずかしい行動第3位 うれション
久しぶりに会う人や、親しい人に会ったときには興奮のあまりおしっこを漏らしてしまいます。
これをうれションといます。
特に筋肉が未発達の子犬は抑えきれずに漏らしてしまいやすい傾向にあります。
うれションの対処法
人に出会うときは、興奮しすぎて漏らしやすくなってしまうので、来客時などは愛犬を抱っこするかリードをつけてから出迎えましょう。
万が一うれションしてしまった時は、周囲が騒いでしまうと「楽しいことだ」と誤認識してしまうのでできるだけ静かに掃除をしてしまいましょう。
もちろん相手にうれションをしてしまった時はしっかりと気遣いをしてあげましょう。
恥ずかしい行動 第4位以降
惜しくも(?)TOP3を逃した恥ずかしい行動4位以下は次の通り
- 第4位 マーキング
- 第5位 人の顔をペロペロ舐める
- 第6位 食糞
どれも人に見られると恥ずかしい行動ばかり。
しつけ方を見直すなどして早めに改善していきたいものです。
犬は恥ずかしいと思わないの?
こういった行動は人間にとってはとても恥ずかしいものですが、では犬には恥ずかしいと言う感情は果たしてあるのでしょうか?
これ、正確には分かっていないようなのですが、残念ながら犬は恥ずかしいという感情は持ち合わせていないようです。
恥ずかしいという感情はどうやら複雑な感情のようで、嬉しいとか悲しいといった単純な感情とは趣がちょっと違うようなんです。
そのため物事や行為に対して恥ずかしいという感情を抱くといった事は無いようなのですね。
でも、日常生活でワンチャンが恥ずかしそうな顔をする時ってあるじゃないですか!
これ実は、何らかのことに怖がっている状態なんです。
怒られたときに恨めしそうな表情をするのは、怖がっている感情表現といえます。
恥ずかしそうにしているように見えるのは、飼い主側が予測で決めつけているといった事のようです。
まとめ
上記のような人から見ると恥ずかしいと思える行動であっても、愛犬は恥ずかしいという感情を持ち合わせていないので決して恥ずかしい行為とは思っていないわけです。
そのためやはりしつけとして「こういった行動はダメなんだよ」ということを覚えてもらう必要があります。
一応上記でも解決方法は記してありますが、簡単には治らないかもしれません。
でもだからといって諦めてしまわずに根気よく続けていく必要があります。
しつけがうまくいかず困ったら、しつけのプロの教材イヌバーシティを試してみてもいいかもしれませんよ。