といぷ博士ですぞ!
今回は元トリマーの茶々美さんに自宅で愛犬にバリカンをかけるコツを聞いてみましたぞ!
自宅で愛犬のトリミングをする時にとっても便利なバリカン。
ハサミと違って綺麗に手早くカット出来るのが魅力です。
そんなバリカンですが、自宅でかけるとなると少し難しいなと感じている飼い主さんも多いかと思います。
確かにやり方を間違えてしまえばバリカンをかけたときに、剃り過ぎて禿げてしまったり、ケガをさせてしまったりという事もあります。
しかしコツさえ掴んでしまえば、自宅でも簡単にバリカンを使って手軽に愛犬をトリミングすることが出来ますよ。
愛犬へのバリカンの上手なかけ方って?
バリカンを上手にかける為には、まずわんちゃんの汚れや抜け毛などを取り除いてあげるのがコツの一つになります。
汚れや抜け毛があるとキレイにバリカンがかからなかったり、バリカンの刃などが故障する原因になってしまう事もあります。
まずは、バリカンをかける前にシャンプーやブラッシングをしっかりとしてあげる事をお勧めしますよ。
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しっかりとブラッシングをしたら、わんちゃんの背中から毛の流れに沿ってバリカンをかけていきます。
毛の流れに逆らってバリカンを入れてしまうと逆剃りになってしまい禿げてしまう事もあるので気を付けてくださいね。
この時にバリカンの刃を立てすぎたり、体に強く当てないように、平行になるようにかけてあげると愛犬の皮膚への負担が減ります。
バリカンには直接替え刃を取り付けるタイプと、アタッチメントを付け替えて好みの長さにするタイプがありますが、自宅で安全にバリカンをかけるならアタッチメントタイプの方が直接皮膚に刃が当たりにくく、ケガのリスクも減るのでお勧めですね。
あまりバリカンに慣れていないわんちゃんをやるときは初めからバリカンをかけず、近くでバリカンの音を聞かせてあげる事から始めると怖がらせることも少なくなるので良いでしょう。
顔などにバリカンをかけるカットスタイルもありますが、わんちゃんが怖がりケガの原因にもなるのでハサミでカットするかトリミングサロンにお願いしてもらうことをお勧めします。
愛犬にバリカンを使うときの注意点
バリカンを使っているときに多いのがケガ。
バリカンの刃を強く体に当ててしまっていたり、刃が皮膚に引っかかってしまってケガをさせてしまう事が多いようです。
バリカンでケガをさせないために
ケガをさせない為にはバリカンを軽く当ててあげる事と、刃が当たっている皮膚をしっかり見ることが大切です。
ケガをしやすい所はイボなどの出来物や背骨のゴツゴツした所、皮膚のたるんでいる所などは注意が必要です。
その場合は、バリカンをかける前に体を触って大丈夫か確認してからかけてあげるのが良いですね。
たるんでいる皮膚は軽く皮膚を伸ばすようにしてかけてあげると安全です。
毛質の変化に注意
そしてバリカンをかける前に気を付けてあげたいのがわんちゃんの毛質です。
わんちゃんには換毛期があるダブルコートの犬種と換毛期はないけど毛が伸び続けるシングルコートの犬種がいますよね。
特に気を付けてあげたいのがダブルコートのわんちゃんの場合です。
ダブルコートのわんちゃんにはポメラニアンやダックス、コーギーなどの種類がいますが、これらの犬種の子にバリカンをかけてしまうと今後、毛が生えてこなくなったり毛質が変わってしまう可能性が
あるので注意が必要です。
出来ればハサミでカットするのがお勧めですが、どうしてもバリカンが良い、、、という場合は軽く表面だけバリカンをかけてあげるのも良いかもしれません。
まとめ
バリカンは難しそうに見えて実はハサミでカットするよりもずっと簡単で手軽にトリミングできます。
使い方やコツさえマスターすればトリミングの時間短縮にもなり愛犬にとっても負担が減りますよ。
自宅で出来るカットスタイルの幅も広がって、ますます愛犬との楽しみも増えそうですね。
茶々美さんありがとうございました!
明日、さっそく愛犬にバリカンをかけてみることにしますぞ!
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