犬の肉球の構造と役割とは?ケアは必要?匂いが好きな人も多いんだって!

犬の豆知識
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!

愛犬の肉球ってちゃんとチェックしたことありますかな?

実は肉球には、大きな役割があってとても大切な部分なんですよ。

肉球ってどんな構造をしていて、どんな役割をしてくれるのか確認してみましょう。

合わせて、肉球のケアについても考えてみましょう。

ちょこすけ
ちょこすけ

犬と猫の肉球の違いもあるよ!

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犬の肉球の構造と役割

知っての通り、肉球は地面と接する唯一の部分。

人はお出かけをするときに靴を履きますか、犬は基本的に室内でも室外でも裸足のままです。
だから、犬にとってとても重要な部位でもあるということがわかりますよね。

で、この肉球の構造を確認してみると、

とこのような形になっています。

肉球は5つのパーツで構成されており、

  • 掌球(しょうきゅう)…人の手のひらにあたる部分
  • 狼爪(ろうそう)…人の親指にあたる部分
  • 手根球(しゅこんきゅう)…人の手首にあたる部分
  • 指球(しきゅう)…人の指にあたる部分

でできています。

前足では指球と言いますが、後足では趾球(しきゅう)と言います。

肉球のぷにぷにの部分は、脂肪球(脂肪と弾性繊維の組織)という脂肪の塊で出来ています。
だから柔らかいんですね。

では、この肉球にはどんな役割があるのかというと、

  • 体温調節を行う
  • クッションの役割
  • 地面の様子をチェックする

といった役割を果たしています。

犬は肉球で体温調節

人の体は全身から汗をかき体温調節ができますが、犬が汗をかく部分は限られています。

いや、厳密には犬も全身から汗をかくのですが、エクリン汗腺と呼ばれる体温調整をするための汗をかく部分は、鼻先と肉球だけなのです。

もう一方のアポクリン汗腺と呼ばれる汗は、フェロモン的要素の方が大きいと言われています。

そのため肉球は犬の体温を調整するために大きな役割を果たしているということがわかります。

犬は肉球がクッションになる

犬の肉球は、体を支えるクッションの役割をしています。
人は靴を履くことで足への衝撃を吸収しますが、犬はその肉球がほとんど脂肪でできており、地面からの衝撃を吸収します。

また、人は踵から歩きますが、犬は指先で歩きます。
そのためつま先部分にあたる肉球は非常に大切になります。

とはいえ、つま先自体に器用さはなく自由に動かす事はできません。

犬の肉球が地面の様子をチェック

肉球の皮膚が厚いおかげで、多少の熱い冷たいといった地面の変化に対応できます。

また、地面の様子を直接知ることが出来るのも肉球だけです。
肉球にはたくさんの神経が通っており地面からの様子を感知することができます。

 

と、このように肉球は犬の体重を支えるだけではなく大切な役割を果たしてくれているわけです。
この肉球のおかげで犬は飛んだり走ったりしても衝撃を吸収してくれるので、自由に動けるわけです。

狼爪は何のため?

肉球をよく確認してみると、ちょっと離れたところに1本爪が生えている箇所があります。
この部分を狼爪と書いてろうそうと読みます。

この狼爪は親指にあたる部分で、昔からの名残であると言われています。

もともとは山岳地帯を歩く時の滑り止めの役割をしていましたが、現代ではほぼその役割は覚えています。
そのため退化してもともとない犬種もいますし、切除してしまうといったこともあるそうです。

ちょこすけ
ちょこすけ

ちなみにトイプードルはこの狼爪は切除してしまって大丈夫なのだそうです。

犬が肉球をなめるのはSOSのサイン?

愛犬が肉球を舐める姿はよく目にすると思います。
肉球を舐めること自体は自然な行為で大きな問題ではありません。

しかし、ずっと肉球を舐め続けているのはなんらかの原因が考えられます。

まずは肉球を舐める理由を考えてみましょう。

  • 退屈しのぎ
  • グルーミング
  • ストレス発散

通常肉球を舐めるといった行為は上記のようなものです。

しかし、肉球をひたすら舐めている時には次のような理由も考えられます。

  • 怪我をしている
  • 異物が挟まっている
  • 炎症を起こしている

こういった場合には、動物病院に相談するなどの対処が必要です。

ちなみに足をいじられる子も多いので注意しましょう。
我が家でも愛犬の肉球を写真におさめようとしたら3回ほど噛もうとされました…

噛もうとした犯人はこいつです↓

実はブラッシングも足が一番大変だったりします…。

犬の肉球はケアが必要?

犬の肉球も人の肌と同じように乾燥します。
乾燥がすすむとひび割れや出血といったトラブルが起きやすくなります。

また、散歩に連れて行けば当然足の裏ですから汚れます。
異物や汚れの多い道路を歩くことが多いでしょうから、そのままにしておくと雑菌も繁殖しやすくなります。

こういったことを防ぐためにも、肉球のお手入れは欠かせません。

  • 散歩から帰ってきたら汚れを落としてあげる
  • 肉球をマッサージしてあげる
  • 肉球クリームやジェルを塗ってあげる

こういったケアを行ってあげましょう。

お手入れをちゃんと続けていくと、今よりももっとぷにぷにになるはず!

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水洗いは生乾きや乾燥のし過ぎといったことが起こり、雑菌が繁殖する元にもなってしまうので気を付けましょう。

犬の肉球が硬くなってきた!

人の赤ちゃんの足がぷにぷにのように、犬も子犬のころはぷにぷにの肉球だったりします。

室内だけで過ごしているのであれば、それほど肉球が硬くなってくることはありませんが、散歩に行くことが多いと、やはりその環境に対応するため、少しずつ肉球表面も厚くなり硬くなってきます。

また、年齢を重ねるごとにだんだんと硬くなってくれるとも言われています。

犬の肉球の匂いが好きという人も多いよね

その独特の触感で肉球が大好きという方は多いはず。

そんなぷにぷにの肉球、実はその匂いが大好きという方もこれまた多いようです。よく言われるのが香ばしいポップコーンのような香り

実はこれ酵母説であるとか細菌説だとかいろいろ言われており、実際のところその理由はわかっていないというのが現状のようです。

犬は肉球で汗をかく動物なのでこの汗が酸化することによって、香ばしい香りがするなんてことも言われています。

匂いが好きなのは構いませんが、人前でやるとちょっと変な人になってしまうので注意はしましょう…(*_*)

犬と猫の肉球の違いって?

犬の肉球…犬の肉球は厚みがありざらざらしているのが特徴です。
場所や季節に関係なく、どんなとこでも端切り回れるような滑り止めのような役割があります。

猫の肉球…猫の肉球は犬の肉球と比べると薄くて、つるつるとしています。
猫の場合は忍び歩きに役立つようになっており、グルーミングにも適した形を持っています。

ちょこすけ
ちょこすけ

このように同じ肉球でも、犬と猫と言うだけでもこれだけの特徴の違いがあるわけなんだね。

犬の肉球で性格がわかるってホント?

犬と猫で肉球の役割や特徴が違うように、犬それぞれでも肉球の形や大きさが異なります。

人の手相と同じように、この犬の肉球の肉相(?)によって性格が判断できたり、飼い主との相性もチェックできるなんて言う話もありました。

ホントかウソかは知りません…

といぷ博士
といぷ博士

実際のところ、肉球を見て性格が判断できるかどうかは本当のところはわかりませんが、手相占いに興味がある方は愛犬の肉球占いもしてみるといいかもしれませんぞ。

まとめ

犬の肉球のあれこれについてまとめてみました。

普段なにげなく触っている肉球にも実はいろいろな役割があったんですね。

肉球は犬が健康に歩くためには欠かせない重要な部位です。

これまで「あまりお手入れをしていなかったよ」という方は、今日からお手入れを始めてぷにぷにの肉球を取り戻してあげましょう。

といぷ博士
といぷ博士

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