ドッグフードの原材料などにもよく含まれている「とうもろこし」。
甘くてシャキシャキの食感は人間はもちろん、わんちゃんも好んで食べる子が多いみたいですな。
でもこのとうもろこし、「本当にトイプードルに食べさせても大丈夫なの?」
と疑問になっている飼い主さんも多いかと思います。
今回はとうもろこしの栄養素やわんちゃんにあげる時の与え方、注意点などをご紹介していきます!
トイプードルにとうもろこしは大丈夫?
結論から言うと、わんちゃんにとうもろこしをあげても問題はありません!
とうもろこしには栄養もたっぷりと含まれているのでトイプードルの健康にも良いんです。
ただ、食べ過ぎてしまうと体調を崩してしまったり、まれにアレルギー症状が出てくる場合もあるので与え方には注意が必要な食材でもありますぞ。
とうもろこしの栄養素とトイプードルに期待できる効果
とうもろこしの主成分は糖質でできています。
粒の中にはビタミンBがたくさん含まれていて、体内の代謝を良くしてくれたり免疫力向上の効果も期待できます。
表面の皮部分には不溶性食物繊維のセルロースでできているので、便通を良くしてくれる効果があります。
なので、便秘気味のわんちゃんにはお勧めですよ!
また、わんちゃんの妊娠中や、成長期に必要となる葉酸を多く含んでいて、胎児の発育やDNAなどの形成に役立つ働きもしてくれます。
ポイントとしては、夏の代表的な野菜なだけあって脱水の予防にもなるんです!!
他にもとうもろこしにはビタミン類をはじめとしてカリウム、カルシウム、マグネシウム、ミネラルなど、たくさんの栄養素がバランスよく含まれているので、栄養補給にはもってこいの食材ですね。
こんなに栄養価が高いとうもろこしですが、人間が普段食べている「とうもころし」とドッグフードによく使われている「とうもろこし」は全くの別物なので要注意です。
ドッグフードに使われている「とうもろこし」はとうもろこし粉やコーンミールなどと書かれていて、中身は主に家畜用飼料のとうもろこしだったり副産物が含まれていることもあります。
ドッグフードに含まれているとうもろこしは「かさ増し」のために使用されている場合もあるので、いくらとうもろこしの栄養価が高いからといって、ドッグフード選びの基準にはならないので気を付けてね。
トイプードルにとうもろこしをあげるときに注意すべき点
とうもろこしにはネギやチョコレートのように中毒性はないものの、与えすぎると消化に悪いので下痢や嘔吐などを引き起こしてしまう場合があります。
野菜の中でもカロリーが高い食材でもあるので、食べ過ぎてしまうと肥満の原因になったり、塩ゆでしたとうもろこしの場合、塩分の過剰摂取になる可能性もあるので注意が必要です。
とうもろこしをあげる時は茹でたものを少しずつ与えるのがポイントですね。粒をすり潰してあげると消化不良にもなりにくいのでお勧めといえます。
気を付けたいのがとうもろこしの芯。
特に中型や大型のわんちゃんはとうもろこしの芯を誤飲してしまったという話をよく聞きます。
胃や腸に詰まってしまう可能性もあるので気をつけてあげましょう。
またとうもろこしにはアレルギー成分が含まれるので、わんちゃんのアレルギーには気をつけてあげたいですね。
心配であれば少量ずつ与えてみるか、動物病院で検査を受けてみると良いですよ。
まとめ
人間もわんちゃんも大好きな「とうもろこし」。
美味しくて栄養価も高くトイプードルにとっても魅力的といえます。
トイプードルにもたくさん食べさせてあげたい所ですが、食べ過ぎ禁物の食材でもあるのでドッグフードのトッピングにしたりおやつとして少量をあげるのがお勧めといえますね!
アレルギーなどがなければ問題なく愛犬も一緒に食べることができますが、与え方や芯の誤飲などには注意してあげましょうね。
ドッグフードの原材料を見ていると、とかく悪者にされかねないとうもろこしですが、実は栄養満点で美味しく食べれる食材だったりするんですな。
コスパがいいだけにかさ増し素材にされてしまい、何ともかわいそうなとうもろこしですが、少量ずつ安全に食べさせてあげればおやつ代わりにもいいかもしれませんぞ!