トイプードルの目が充血しているように見える理由と病気の可能性

トイプードルの病気・医療
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
あれ?なんだかうちの子の目が充血して見えるけど、どうしたのかしら?
と、愛犬の目の充血を心配したことがある飼い主さんは多いはず。

愛犬の目って見え方によっては、本当は充血していないけれど赤く見える時と、実際に充血している時があるのです。

犬の目が充血するのは、それほど珍しいことではありません。
しかし、何かしらの理由があって充血しているのは確かです。

この記事では、犬の目が赤く見える訳や充血時の対応、目の病気について迫っていきましょう!

ちょこすけ
ちょこすけ

単なる疲れ目かしら…?

愛犬のしつけに困ったら!
【我が家はこれでしつけを学びました!】
愛犬の問題行動を”あなたの手”で自ら解決できる!
↓日本で一番人気のしつけ教材!!↓

トイプードルの目が充血しているように見える理由

引用:https://www.sankei.com/

 

トイプードルの目が充血しているように赤く見えるのは、実は目の造りが人間と違うからなのです。

基本的な目の構造は人間と同じですが、犬の目には網膜の下に「タペタム」と呼ばれる層が存在します。

このタペタム層が反射板の役割を果たし、少しでも光が当たると反射するのです。
犬の目がキラッと赤く見えたり、写真で目が赤くなるのは光やフラッシュの反射が原因と言えます。

反射によって目が赤く充実しているように見えるのは自然なことなので、全く心配はいりません。

しかし、反射ではなく本当に充血している場合には、そのまま放置しておくのはいけません。

ちょこすけ
ちょこすけ

普段赤く見えちゃうのは気にしなくても良さそうだね

トイプードルの目が充血しているときの対処法

では実際にトイプードルの目が充血していたら、どのようにしたらよいのか。

まず、赤く見えるだけなのか、充血なのかを見分ける必要があります。
光を当てていないのに常に赤い時は充血している時です。
さらに、充血とともに、目やにや涙が出るなどの症状が見られる時もあります。

そんな時は、かかりつけの動物病院に連れて行きましょう。

目の充血の原因は様々で、外傷によるものやウイルスによるものなど、素人では判断が出来ないので必ず医師に診て貰いましょう。

充血くらいならすぐに治ると思い放置していると、どんどん症状が悪化してしまうことがあります。

トイプードルの目が充血するときに考えられる病気

では、犬の目が充血している時に考えられる病気を具体的にご説明します。

結膜炎

犬の目の充血で最も多いのが結膜炎です。
結膜炎は、白目の部分を覆う結膜という粘膜に異物が入り炎症を起こすことを言います。
ほこりや虫、花粉など身近なものが原因で起こるため、それほどめずらしい病気ではありません。
また、アレルギーが原因で結膜炎になることもあります。
結膜炎にかかる原因を突き止め、しっかりと治療をすれば治るのですが、まれに結膜炎を繰り返す子がいます。
そんな場合は結膜炎と同時に他の目の病気を発症していることがあるので注意が必要です。

緑内障

緑内障の原因は遺伝的な形態の異常や外傷が原因で起こります。
目の充血の他、目が押し出されているように大きく見えたり、犬が目を気にして痛そうにすることがあります。
投薬治療もしくは手術によって治る病気です。

ドライアイ

ドライアイは「乾燥角結膜炎」というのが正式な名前で、その名のとおり
涙の減少による乾燥が原因で、目に炎症が起こる病気です。
充血の他に痛みがあり、その痛みが収まると次第にドロッとした目やにが出るようになります。
投薬治療で治るので早めに受診しましょう。

ブドウ膜炎

ブドウ膜炎とは、目の中にある虹彩・毛様体・脈絡膜を合わせてブドウ膜と呼び、そこが炎症を起こす病気です。
ブドウ膜炎は様々な合併症を引き起こすことがあるので、非常に注意が必要な病気です。
充血、痛み、目やになどの症状が見られます。
原因はウイルスの感染の他、外傷や何かしらの中毒のこともあります。

この他にも様々な病気がありますが、代表的な病気はこの4つです。

まとめ

いかがでしたか。

目の充血の原因は素人にはなかなか判断はできないですし、症状も似ているものが多いことから、一体どんな病気なのかを見分けることは非常に難しいですよね。

いつも一緒にいる飼い主さんが、愛犬のちょっとした変化に気づき、すぐに受診することが症状を最小限に抑える秘訣です。

たかが目の充血と思わずに、最善の判断をしてあげましょう。

といぷ博士
といぷ博士

「普段から愛犬の目のケアを」とお考えであれば、犬の目用のサプリを試してみるのもアリかもしれません→犬のアイケアサプリメント「アイズワン」