といぷ博士ですぞ!
人間社会にストレスはつきもの。
ストレスのない生活にあこがれてしまいますが、では犬はストレスを感じるとどう発散させるのでしょうか?
「毎日寝ているばかりで、仕事もしなくていいし、悩みなんてないんだろうなぁ」なんて思ってしまう愛犬のトイプードルですが、実は意外と犬は犬としてのストレスを抱えているようなんです。
そんな愛犬が感じるストレスについて詳しく知っておきましょう。

僕たち犬の生活って、ただ1日のんびりしているだけのように思えちゃうけど、意外とストレスって溜まるんだよ。
そんなストレス、意外と気づいてくれない飼い主さんが多いんだよなぁ
意外と多い犬生活のストレス
飼い犬として、人の管理のもとで人間社会で生きている犬は、意外と多くのストレスを抱えています。
- 散歩に行きたいのになかなか連れて行ってもらえない
- 飼い主の思った通りにならないと叱られる
- 甘えたいときに飼い主さんはいない
- いきなり知らない人がやってくる
- 嫌いなのに病院に連れていかれる…
人から見れば大したストレスでは無いと思うかもしれないけど、それは人間目線での話。
飼い犬として生きている以上、自分自身の思っている通りにならないなんて事の方が多いので、意外とストレスを抱えているものです。
だけど、飼い主側も日々忙しい時を過ごしていると、なかなか愛犬のストレスに気づかなかったりするもの…。
「ストレスが溜まっているよ」とワンチャンはあなたにアピールしているはずです。
犬だってストレス発散したいんだよ
ストレスは肉体的精神的な緊張状態のことで、もちろん人間だけでなく、本能で生きている犬になってストレスはあります。
上記のような事は当然、犬にとって大きなストレスですが、日常生活でも例えば、怖い相手に遭遇したり、雷の音にビビったり、チャイムの音に焦ったり、なんてストレスはやっぱり抱えています。
また、喜びのあまり過度に興奮してしまうこともストレスの一因になったりします。

ただし、ストレスを感じたとしても、基本的には緊張を解きほぐすシステムがあるのでたいていは問題は無いはずです。
ところがストレスにさらされている時間が長かったり、緊張を解きほぐすシステムがうまく働かなかったり、精神的不安定に陥ったり、こういったことが続くと肉体的にもいろいろな変化が現れてしまうもの。
その最たるものはストレスから病気になってしまうなんて事ですね。
反対に病気や怪我によることがストレスの原因になるなんてことももちろんあります。

愛犬のストレス飼い主さんに気づいて欲しい
ストレスがある、と犬は大きな不安感を抱えているもの。
その結果、飼い主に過剰に甘えたり、粗相をしたり、攻撃的になったりします
こういった行動に対し、飼い主が邪険にしてしまったり、怒ったりしてしまうと余計にストレスは溜まってしまいます。
ストレスが溜まり始めるといくつかの兆候が現れ始めます。
犬のストレスの兆候をチェックする
- 食欲がなくなる
- 繰り返し吠えてい
- 意気消沈して落ち込んでいる
こういった普段とは異なる様子が、しばしば見られるようになるなら、まずは病院で診察してもらいましょう。
診察の結果、体に異常がないのであればそれは大きなストレスを抱えているせいかもしれません。
犬のストレスの行動を知る
犬も人と一緒でイライラすると落ち着きがなくなります。
- 自分の尻尾を追いかけるように同じところをぐるぐる歩きまわってしまう
- あちこち穴を掘るしぐさをしてしまう
- 自分の体をひたすら舐め続けている
こういった行動は、一見退屈しのぎに遊んでいるだけのように思われますが、度が過ぎてしまうとストレスからこういった行動をとっている可能性もあります。

これらは、転移行動と言われ、自分を落ち着かせ、ストレスから逃れるために行う行動だと考えられています。
愛犬のストレスの原因なくしてね!
それでは、愛犬のストレスを解消するには、どうしたらいいか?
基本的に、ストレスが溜まってしまうのは自分の思った通りの行為ができていないなんていう時がほとんど。
そのため、一番効果的なのは十分に遊んであげ、十分に運動させてあげること。
その有り余ったエネルギーを発散させてあげることです。
またそのストレスと原因となっている理由をちゃんと探ってあげ、その原因を取り除いてあげることが大事です。

寂しがりやで甘えん坊のトイプードルの場合、大体のストレスの原因は寂しさと甘えたさからくるもの。
毎日のお留守番が長すぎる、かまってもらえない、遊んでもらえない、散歩に連れて行っていてもらえないなどが、ストレスの原因のほとんどと言えるかもしれません。
毎日忙しい日々かもしれませんが、時間が取れる時にでもたっぷりと遊んで愛犬を可愛がってあげるべきですぞ。