といぷ博士ですぞ!
「今日からあなたは家族の1人、愛情いっぱいで育ててあげる! 」と新しい家族になったトイプードルちゃん。
だけど、かわいさのあまりあれもこれもと与えすぎちゃっていませんか?
トイプードルを飼い始めた頃ってかわいいあまり、ついつい財布の紐も緩みがちに…
生活する上で重要なものはもちろん用意してあげないといけないけれど、それ以外にもついついいろいろ買いすぎちゃったりしていませんか?
これって、犬を飼いはじめたばかりの頃に起きやすい現象かもしれません。
犬の飼育には意外とお金がかかります
ペットショップやホームセンターに行くと魅力的なアイテムがたくさんありますから、「我が子が喜ぶかな」と思いついついいろいろなものを購入したくなってしまいますよね。
でもそれ、ほどほどにしておかないとトイプードル貧乏になっちゃうかもしれませんよ。
トイプードルを家に迎えに出るときは、犬の購入費はもちろん、それ以外にも諸経費やら維持費やら意外とかかります。
特に迎え入れた初年度は思っている以上にお金がかかっているものです。
また、最初からいろいろなものを与えすぎていると贅沢に成長してしまうので、わがままな犬になってしまうかもしれません。
それに、たとえどれだけ高級な洋服を着させても、どれだけ高価なおもちゃを与えても、トイプードルからしてみたら全て同じものです。
子犬の頃であればおもちゃなんかどれでも甘噛み解消のために噛み切ってしまうでしょう。
ましてや洋服なんてストレス以外の何物でもありません。
別に余裕がある方であれば、問題ないですし、アイテムを買うことを否定もしません。
我が家も必要があれば当然購入しますし。
ただ怖いのは最初にお金をかけすぎて、
トイプードル貧乏になりました→もう飼えません→手放します
のこのパターンだけは避けたいものです。
また、お金の問題と同時に精神的な問題も。
「犬を飼う」ということは「犬を育てる」ということと同じ意味です。
犬を育て始めるとこれまでに経験しなかったような悩みが生まれてきます。
しつけに悩み過ぎて「育犬ノイローゼ」にも注意しましょう。
勢いでトイプードルを飼い始めたのはいいけれど、思っている以上にお金がかかること、精神的にまいってしまうことでトイプードル貧乏になってしまうなんてことは避けたいものです。
悲しい事実
昨今のペットブームの裏には、ペットを買い始めたはいいが、
- 可愛くなくなってしまった
- お金が続かなくなってしまった
- 飽きてしまった
などといった理由で途中で買うのをやめる人が年々増えているそうです。
ちょっと怖い話ですが、飼育放棄により行政機関に持ち込まれた犬の25%以上が殺処分されるという現状があるそうです。
信じられますでしょうか?
昨日まで愛情を持って接していた犬が、殺処分されるなんて…
トイプードルは飼い主を選べません
飼い主であるあなたが、その子を選んだわけです。
生き物を飼うという事は、その子の生涯を面倒見ると言う責任がついてきます。
おもちゃやゲームとは違いますから、途中で飽きてしまったから「もういいや」と言うわけにはいきません。
トイプードルに限らず、ペットをいちど飼い始めたのであれば、その子の最後を看取るまでしっかりと愛情を持って育てたいものです。
お金をかけるだけが、その子にとっての愛情ではありません。
愛情のはき違いをしないように気をつけたいものです。
金銭的にも精神的にもトイプードル貧乏になって、最悪のことが起きるなんてことにならないように、無理のない範囲で愛情とお金をかけてあげたいものです。

ちょっと暗い話になってしまいましたな。
でも、 ペットを飼う人間として、愛情を持って接して欲しかったので記事にしてみましたぞ。