トイプードルの散歩のコツとお悩み解消!しぐさでわかる散歩時のきもち

トイプードルの飼い方・育て方
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ。
トイプードルを飼うなら散歩は必須なんですぞ。

「トイプードルは室内犬だから散歩が必要ない」なんていう話もたまに聞きますが、絶対にそんな事はありません。

むしろ活発な性格の子が多く、運動量も多い犬種なので積極的に散歩に連れて行ってあげるべきでしょう。

この記事ではトイプードルと上手に散歩するコツや散歩のお悩み、散歩しているときのトイプードルの気持ちなどをまとめてみました。

ちょこすけ
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トイプードルに散歩が必要な理由

そもそも前提条件として散歩が必要ない犬なんていません。

散歩に連れて行く事は運動不足やストレスの解消につながるのはもちろんのことですが、基本的に室内で過ごす時間の多い室内犬にとっては刺激的な外の世界を体験するのはとても大事なことです。

たとえ毎日同じコースを散歩していたにしても、私たち人間にはわからない新しい発見をトイプードルはしているはずです。

  • あれ、知らない犬が通ったな!
  • いつものあの子がちゃんと今日も通ったな!
  • なんだか知らないものがあるぞ!

などなど、実際にどう思っているのかは知りませんが、おそらくこんなことを感じながら散歩しているはずです。

またトイプードルのルーツをたどるともともと猟犬として人間と暮らしていたのですから、運動量はかなりのものでアクティブな犬種だということがわかります。

改良を加えて今の愛玩犬、室内犬として定着はしていますが、運動量豊富であるという習性は今でも残っているはずです。

トイプードルの散歩はどれくらいの時間?運動量は?

もともと活動的な犬種ですから出来る限り長い時間散歩させてあげるのが理想でしょう。
よく言われるのが1日20分以上× 2回位は散歩させること、とされています。

あくまでも時間は目安であって、短い時もあれば長い時もあって全然OKです。

散歩というのは言ってしまえば運動ですから、仮に散歩に行けない時があったとしても、それに見合うだけの運動を室内でもさせてあげていれば大丈夫です。

ただ、外に出るという事はそれだけでいろいろな刺激を受けますから、ずっと室内だけで運動をさせるというのは考えものです。

といぷ博士
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時間のある時はたっぷりと散歩させてあげましょう。

トイプードルの散歩に持っていきたいもの

お散歩に行く時は、基本的なお散歩グッズを持っていけば全然問題ないでしょう。

  • リード及びハーネス
  • エチケット袋
  • ペットボトルに入れた水
  • 必要であればおもちゃ

後は散歩でいかれる場所によって、必要なものを適宜用意してあげれば良いでしょう。

ちなみに、おしっこやうんち、マーキングの処理は飼い主さんの責任です。
散歩をしていると垂れ流しすぎの方が多すぎます。
犬を飼っている人間のマナーです。
おしっこやうんちは必ず片付けましょう。

雨の日や寒い日の散歩はどうする?

毎日散歩に連れて行くことが理想ですが、雨の日やあまりにも寒い日、それに飼い主さんが忙しくて時間が取れない日なんてときも多くあるでしょう。

そんな日は無理に外に出る必要もありません。

散歩のペースはあくまでも飼い主さんの生活ペースに合わせて構いません。

短い時間しか時間が取れない時は、短い散歩で構いませんし、外に出られない時は室内でボール遊びや引っ張りっこなどをしてあげても良いでしょう。

矛盾していると思われるかもしれませんが、あくまでも理想は理想であって必ずしもその通りにする必要もありません。

短い散歩の日もあれば長い散歩の日もある、それに散歩に行けない日もある、こういったことも学習してもらう必要もあります。
ストレスを溜めすぎないように、1日に必要だと思われる運動ができていれば構いません。

ちょこすけ
ちょこすけ

とは言っても、外に出るのは大事なことだからなるべく散歩に連れてってね

散歩の後には?

散歩から帰ってきたら汚れた肉球をきれいにしてあげましょう。

また、ほこりや汚れを取り除き被毛が絡まってしまわないためにも、ブラッシングを行いきれいにしてあげましょう。

参考記事 トイプードルのブラッシング方法はこちらを参照してください→トイプードルのブラッシング|ふわふわにするコツと方法&嫌がる時の対処法

トイプードルの散歩でしつけたいこと

  • 決まった時間に散歩に行くわけではないこと
  • リーダーウォークを教える
  • 拾い食いをさせない
  • 他の犬や人に吠えない

など

上記でもお話しましたが「散歩する」ということを使命のように感じ、同じ時間に行くというのはよくありません。

必ず決まった時間に散歩に行くと、その時間が近づいてくると愛犬はそわそわしだしたり要求吠えを始めます。
この要求吠えに飼い主さんが答えて散歩に連れて行くのを繰り返すと、主従関係が逆転する可能性もあります。

「飼い主さんは吠えれば何でもしてくれる」と思わせてはいけないのです。
他のしつけでも同様ですが、散歩をする上であくまでも主導権は飼い主さんが握っている状況が望ましいです。

また、散歩自体はリーダーウォークが理想です。
リーダーウォークとは、愛犬が飼い主さんの横もしくは後からついてくる状況のこと、決して犬が主体で散歩に行くというのは好ましいことではありません。

トイプードルの散歩はリーダーウォーク!!必要性としつけの方法
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また拾い食いもさせないように注意しましょう。
道端にはどんな危険なものが落ちているかわかりません。

トイプードルにとっては興味のあるものであっても、それを拾い食いしたせいで体調を崩すなんて事はよくある話です。
飼い主さんが注意深く観察しながら、散歩に連れて行く必要があります。

散歩のしつけや基本的なしつけに困ったら「イヌバーシティ~いぬ大学」という犬のしつけ教材を試してみましょう。
きっと、あなたのトイプードルライフをより良いものにしてくれること、間違いありませんよ!!

トイプードルの散歩のお悩みを解消

同じトイプードルを飼われている方の中にも散歩でのお悩みを抱えている方はいらっしゃるようです。

そんな方々に散歩の悩みと解消方法を独自アンケートで教えていただきました。

トイプードルと散歩をする上でお悩みの解消につながるかもしれませんので参考にしてください。

トイプードルがお散歩を歩かない

なるべく抱っこをしないで、歩くように気を付けた。
寒くても暑くても、歩くように洋服や気温などを気を付けて自力で歩くように仕向けた。
やる気をなくして、抱っこしてと渋っても極力抱っこしないで、自分の足で歩くようにうながしました。

慣れている場所だと頑張って歩くので、気になっているだろうと思う公園や海、好きな場所をこちらもいろいろ連れていって把握するようにしました。
夏場で暑いときは洋服は薄目で冬はなるべく暖かい洋服を着せて快適にお散歩できるように工夫しました。

子犬の頃、怖がって外で歩けなかった

ドッグトレーナーにお願いして散歩の訓練を受けました。

散歩に行くとおやつがもらえる、広いところでリードを外して自由に走れる、など犬が喜ぶご褒美を用意して少しずつ距離を伸ばしていき、現在では普通に散歩ができる様になりました。

子犬の頃にトレーニングを受け、約2ヶ月くらいでできる様になったと思います。

散歩中に犬を見かけると強く吠える

吠えるたび、首根っこを掴んで「いけない」と伝えています。だんだんと吠える前に私の顔色を伺うようになりました。
他には、吠えそうになった時、相手の犬から離れ吠えずに済んだら褒めて吠えないといいことがあると学習してもらっています。

中々根気のいる作業ですが、一度覚えたら一生ものなのでやる価値はあると思います。
ちなみに今でも断続中で、吠える機会が少なくなっています。

トレーナーさんにも相談しましたが、このやり方が一番と教えてもらいましたので皆さんも是非やってみてください。

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愛犬のために、飼い主として出来る事は何でしょうか。せっかく我が家にきて、暮らしてくれているのだから、幸せに暮らしてほしいですよね。 しっかりと信頼関係を築いてお互いが幸せに暮らすためには、犬が喜ぶことをしてあげるのが一番です!

散歩中のしぐさでわかるトイプードルの気持ち

ここまでトイプードルとお散歩を楽しむためのコツを見てきました。

ではこの散歩、実際トイプードルはどのような気持ちなのでしょうか?
散歩中のしぐさや行動で何となく気持ちがわかってきそうですよ。

散歩をいまいち楽しめていないしぐさ

  • いつも同じ場所で立ち止まる
  • 飼い主にぴったり寄り添うように歩いている
  • いつも以上にマーキングをする回数が多い
  • しっぽを下げたままあちこちの匂いを嗅いでいる
  • 首を下げていつもよりゆっくりと歩く
  • 吠えている犬に前傾姿勢で吠え返す
  • 歩いている途中で突然震える
  • 顔見知りの人に吠える
このようなしぐさをしているときには、散歩することに対して、もしくはその周囲の状況に対して何らかの恐怖や不安感があるしぐさともいえます。
こういった時に無理に散歩を続ける必要はなく、早めに引き返してあげたほうが良いかもしれません。

散歩を楽しめているしぐさ

  • 人と会ったときに尻尾を振っている
  • 草むらを見ると尻尾を振って駆け寄る
  • 他の犬のお尻のにおいを嗅ぐ
  • 他の犬が吠えていないときにお腹を見せる
  • いつもと同じ場所で排泄をする
  • 一か所をじっくりと嗅いだ後に顔をあげて歩く
  • 横腹を柱などにこすりつけてうっとりした顔をする
  • 飼い主さんと歩くとちょっと足早になる
こういったしぐさを見せる時は散歩を喜んでいる証拠ですね。
おそらく散歩すること、飼い主さんと一緒に歩くことが楽しくて仕方がないんだと思います。
できればなるべく時間を長めに取って、気の済むまで一緒に散歩したり遊んであげるといいかもしれません。

散歩に連れてかないとダメ犬になっちゃう?

もともとダメ犬なんてものは存在しません。

ダメ犬になってしまう原因は、飼い主さんの育て方しつけ方によるものです。

犬が問題行動を起こすからといっても、問題行動を起こしたくて起こしているわけではありません。
人間社会で共存していく上でのルールを飼い主さんが教えていないことに問題があるのです。

このルールを覚えさせることこそがしつけであり、散歩もその一つです。

散歩という外部の刺激を得ることで様々なことを学びます。

例えば生まれてから一度も散歩に連れて行かれないまま大きくなった子は、外の世界を知りません。
体だけ大きくなっても、それを許容する心ができていないのです。
ということはどういうことが起きるか…無駄吠えであったり、飛びつき、噛み付くなんていう行為もしてしまうかもしれません。

ダメ犬の誕生です。

でも、こうなったのは誰のせいでしょうか?

愛犬の社会化を進めなかった飼い主さんではないでしょうか?

ちょこすけ
ちょこすけ

散歩って大事なんだね…

まとめ

トイプードルと上手に散歩に行くコツなどを見てきました。

散歩に行く事は運動不足やストレス解消にもつながりますし、いろいろな経験をさせるためにも欠かすことができません。
もちろん飼い主さんと愛犬が一緒に散歩することでよりお互いの信頼度は高まるでしょう。

また、散歩のコースも1つだけではなく色々なコースを作ったり近所でも普段行かないところを回ってみるのも、自分自身もいろいろな発見があって意外と面白いです。

ぜひ愛犬との散歩を習慣付けたっぷりと遊んであげましょう。

といぷ博士
といぷ博士

ちなみに我が家では、
・時間のない時は、ご近所1周コース
・時間がある時は、近所の河原コース
を歩いていますぞ。
同じコースでも歩く時間によっていろいろな発見があったり、出会いがあったりして楽しいですぞ。