トイプードルに洋服は必要?おしゃれや個性だけじゃない服を着せる意味

トイプードルの飼い方・育て方
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
ワンちゃん用のおしゃれな洋服いっぱいありますな!

最近は愛犬の散歩をしていると、洋服を着せているワンちゃんをよく見かけます。
むしろ洋服を着せていないワンちゃんの方が少ないかもしれませんね。

おしゃれや個性を出すといった意味でも洋服を着せてあげるのは大いにアリだと思うのですが、トイプードルには本当に洋服は必要なのでしょうか?

といぷ博士
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私もトイプードルを飼う前までは「犬に服なんて」そんな風に思っていました。
でも、違うんです!!

「犬だから寒くない」なんて事はないんですぞ。

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トイ プードルに洋服が必要な理由

トイプードルに洋服を着せてあげた方がいい理由は、ただ単に「おしゃれだから」という意味以外にもいくつかの理由があります。

トイプードルは寒がりなんです!

「犬はもともと体中に毛があるから寒くない」なんて思いがちですが、トイプードルのようなシングルコートと言われる被毛を持っている犬は寒がりなのです。

シングルコートとは、単毛のことを言います。
もともと犬はダブルコートといって上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)があったのですが、室内犬として飼われるようになり下毛がほとんどなくなる犬種が出てきました。

それがトイプードルのような室内犬ですね。

アンダーコートの役割はずばり保温効果と保護効果です。
例えていうなら、下着を着ているようなものです。

オーバーコートが洋服の上着だとすれば、アンダーコートを持たないシングルコートの犬はパンツを履かずに洋服を着ているようなもの。

それでも人に比べると、寒さにはある程度強いですがやはり寒いものは寒いんです。

だから、特に冬場は外気に応じて洋服を着せてあげた方が良いでしょう。

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犬は皮膚が薄い!

加えて犬の皮膚は人間の皮膚と比べて1/3程度の厚さしか持っていません。

そのため、肌は常に敏感です。

冬には乾燥肌になってカサカサになりやすいのには皮膚の厚さも関係しているんですね。

特にシングルコートの犬種は皮膚を保護するアンダーコートがほとんどありませんから、体温調節が上手ではありません。
洋服を1枚着せてあげるだけも、外気に直接さらされるよりはマシと言えるでしょう。

トイプードルは寒さにも暑さにも弱い

体温調節が上手ではない室内犬のトイプードルは、寒さに弱いだけではなく暑さにも弱いといった特徴があります。

夏の日差しは直接浴びるのはツライです。
この直射日光から肌を守るためにも、薄手のもので良いですから洋服は着せてあげた方がいいでしょう。

また、敏感ゆえにアレルギーに対しても過敏です。
そのため、夏場でも例えば山に行くとかいった時には、特に注意して人間同様、体を保護するためにちゃんとした洋服を着せるべきですね。

トイプードルに洋服を着せるメリットとデメリット

とは言え、トイプードルに洋服を着せる事はメリットでもありデメリットになるといった点も挙げられます。

洋服を着せるメリット

防寒対策になる

これまで見てきたように、寒さに弱いトイプードルの防寒対策になります。

病気の予防

モコモコとした被毛のトイプードルは散歩中に意外と色々と絡まるもの。
特にアレルゲンとなる花粉やノミ・ダニは目に見えなくても意外と絡んでいます。
散歩中に洋服を着せてあげることでアレルゲンを予防でき、肌トラブルや皮膚炎の回避にもつながります。

汚れ対策

体高の低いトイプードルは散歩中に汚れやすいといったこともあります。
特に雨の日の散歩などは帰ってきてからが大変だったりします。
最近はレインコートなども充実していますから汚れ対策としても着せてあげるといいかもしれません。

紫外線・熱中症予防

特に夏の直接の紫外線は肌にダメージを与えやすいです。
加えて体高の低いトイプードルですから、地面からの熱の照り返しはかなりきついです。
熱中症対策のためにも薄手のものを1枚着用させてあげた方がいいかもしれません。

また、夏場の散歩は暑い時間をさけるとか、専用の靴を履かせるなどした方がよいでしょう。
肉球は直接地肌ですから、もろにダメージを食らいます。

洋服を着せるデメリット

ストレスかも

もともと洋服を着る習慣のないトイプードルには洋服自体がストレスになってしまうかもしれません。
まずは少しずつ慣らしてあげることが必要です。

洋服に慣れてくると、散歩に行きたいために飼い主さんに洋服を持ってくるなんてなるかもしれませんよ。

体温調節がうまくいかない

いくら洋服を着せたほうがいいからといって着せっぱなしはよくありません。
蒸れやすくなりますし、それがニオイの原因にもなります。

特に快適な環境にある室内では洋服は脱がせてあげておくといいでしょう。

毛がもつれやすい

洋服と毛が擦れ合うことで、毛がもつれやすく毛玉ができやすい状態にあるといえます。
まめなブラッシングが重要になります。

トイプードルにはブラッシングの際スリッカーブラシを使いましょう。



アヴァンス化粧水を使ってブラッシングすると毛艶も良くなりますよ。

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トイプードルに洋服を選ぶ時・着せるときの注意

基本的にはおしゃれであったり、個性を出すために洋服を選ぶでしょうからお好きなものをどうぞ。

ただこの時に注意するべき点として、

  • 装飾が付きすぎていないもの
  • サイズの合うもの

を選ぶようにしましょう。

装飾が多いと、歩きにくくなりますし、子犬のころだと誤飲の可能性も出てきてしまいます。
また、サイズが小さすぎてもストレスになりますし、大きすぎても歩きにくいといったデメリットが出てきます。

愛犬の体のサイズをちゃんと測った上での購入をおすすめします。

最近は楽天やamazonを探しても多くのものが比較的安く購入できますから、いろいろと試してみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

一見おしゃれのためだけに、洋服を着せているように思えますが、愛犬の健康を考えると洋服を着せてあげるのは、よい選択だと言えます。

洋服を着せる派の人と着せない派の人と意見は分かれますが、犬だってやっぱり寒いものは寒いですからね。

特に冬場の散歩時には防寒対策をしっかりとしてあげたほうが良いかもしれませんね。

といぷ博士
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寒がりで暑がりなのは人間だけじゃないってことですな。

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