といぷ博士ですぞ!
愛犬とコミュニケーション深めちゃいましょう!
愛犬ときちんとコミュニケーションは取れているでしょうか?
きちんとコミュニケーションが取れるようになると、意思疎通ができるようになり”しつけ”も行いやすくなりますし、何よりも毎日がより楽しくなります。
ここでは愛犬と上手にコミュニケーションをとるための5つの方法、NGなことなどについてまとめてみましたので参考にしてみてください。

コミュニケーション不足はお互いの理解が足りてないってことかも…
犬と上手にコミュニケーションを深める方法5か条
愛犬と上手にコミュニケーションを図ることは、今後の”しつけ”にも大きくかかわってきます。
愛犬が「何を考えてあげるか」を理解してあげ、より愛犬との時間を楽しいものになるように頑張りましょう。
1.アイコンタクトを行う
アイコンタクトを行うことはコミュニケーションの上でも主従関係を構築する上でも最初の一歩となります。
犬とのアイコンタクトは目を合わせるだけではなく、飼い主に注目してもらうことです。
具体的には名前を呼ぶ回数を増やし、まずは自分の名前を覚えてもらうこと。
名前を呼んだ時に飼い主に注目させることです。
名前を呼んで飼い主に注目できた時には、しっかりと褒めてあげたりおやつをあげることで「名前を呼ばれて注目するといいことがある」といったことを意識づけしてあげることが必要です。
2.スキンシップの時間を増やす
できる限り体を触れてあげたり、一緒に遊んだりするスキンシップの時間を作ってあげるべきでしょう。
体に触れられることが好きな子になると、より心を開いてくれますし、体に異常があったときにわかるようになります。
3.短い言葉で会話をする
愛犬にはできるだけ話しかけてあげることも大事です。
もちろん言葉は通じないかもしれませんが、会話をしているとだんだんと飼い主の伝えようとしていることを理解しようとしてくれます。
この時にあまり長い言葉で話しかけてもキョトンとされてしまうので、短い言葉で会話をするべきでしょう。
赤ちゃん言葉で話しかけるのはあまりよくありません。
また、しつけをするときのコマンドはできるだけ統一した方がよいでしょう。
4.褒めて伸ばす
しつけを行ったり、一緒に遊んでいるときなど上手にできたことには大げさに褒めてあげましょう。
犬は褒められることが大好きです。
褒められることで「こうすれば褒めらる」「ご褒美をもらえる」ということを学んでいきます。
数回教えただけで失敗してしまったからといって怒ってばかりいるのはよくありませんし、飼い主さんを怖がる原因を作っているようなものです。
ほんのちょっとしたことでも「褒める」ということを前提に行動してあげましょう。
5.主従関係を作る
愛犬との主従関係を作ることは大事で飼い主がリーダーになる必要があります。
これはけして絶対服従というのを意味するわけではありません。
例えるなら親子関係のような信頼関係を築いていくことです。
愛犬に「この飼い主と一緒にいれば安全」「飼い主さんの言うことを聞くといいことがある」といったことを覚えてもらうことです。
主従関係を構築するためには時間がかかりますが、正しい主従関係を作れると、その後のしつけがとても楽になります。
犬とのコミュニケーションこれはNG
・ずっと犬と一緒にいる…犬にも一人でいる時間が必要です。特に寝ているときやご飯を食べているときはそっとしておいてください。
ずっと一緒にいることがコミュニケーションになると考えるのは間違いです。留守番ができなかったり分離不安の原因ともなります。
・犬の目線より上からの行動…犬は自分の目線より高いところから手が出てくると怖がります。
これは本能的なものです。
慣れれば大丈夫かもしれませんが、基本的には目線より下から手を差し出し撫でてあげるようにするべきでしょう。
・体罰を与える…しつけ=体罰ではありません。恐怖心を与えることは主従関係を作るのとは違います。
失敗したからといって叩いたりするのは絶対にNGです。
叱らなければいけないときは「低い声で1回だけ」です。
・二足歩行で遊ぶ…スキンシップの一環としてついやってしまいがちですが、二足歩行で遊ぶのは後ろ足に大きな負担がかかり関節を痛めてしまう可能性があります。

こういった行為は愛犬にとってストレスとなってしまいますので注意するべきですぞ!
コミュニケーションアップの犬のしぐさ
愛犬の行うしぐさをある程度理解できるようになるとコミュニケーションもより上手にとれるようになります。
犬はボディランゲージで喜怒哀楽を示すのと同時に、カーミングシグナルといわれる独特の行動をとるときがよくあります。
いくつかご紹介しますね。
飼い主さんを馬鹿にしているわけではありません。
・ゆっくりゆっくり歩く…敵意のない相手に対して、相手を刺激しないために行う。
・何度も身震いをする…しつけなどで何度も同じことを行っていると「もう飽きちゃったよ」のサインを出します

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

犬同士のコミュニケーション
犬同士ももちろんコミュニケーションをとることがあります。
一番わかりやすいのは、相手のお尻のニオイを嗅ぐことですね。
人から見たらちょっと恥ずかしい行為に映ってしまいますが、犬同士では相手のお尻からいろいろな情報を得ています。
犬の肛門から発する分泌物はそれぞれの犬に固有のものがあって、いわば「私はこういうものです」と相手に対して教えているようなものです。
ただしこの行為は犬が自発的に行うものなので、飼い主さんが無理に行わせるものでもありませんし、社会化のできていない犬では闘争心をむき出しにすることもあるので注意が必要です。

犬とコミュニケーションが取れるとしつけがうまくいく
最後は犬同士のコミュニケーションでしたが、飼い主さんと愛犬がコミュニケーションをとれるようになることは大事なことです。
コミュニケーションが取れるようになると、言葉は通じなくてもお互いに「何を考えているか」のより深い理解につながります。
信頼関係をもとにした主従関係を作ることが、しつけを行うためには大事なことですが、コミュニケーションをとれるようになってこそ主従関係もうまく構築できるようになります。

最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、常に愛犬の行動を観察してあげて「何を考えているか」を理解してあげるべきですぞ。
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