といぷ博士ですぞ!
毎日なにげなくあげているドッグフードですが、ドライフードとウェットフードの違いと役割ちゃんとわかっていますかな?
ドッグフードには大きく分けてドライフードとウェットフードの2種類がありますが、愛犬のドッグフードを購入する時にどちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ドライフードとウェットフードは含まれる水分量によって分けられ、それぞれに役割がありメリットやデメリットがあります。
今回はそんなドライフードとウェットフードの違いやそれぞれの役割などをまとめてみました。
ドライフードとウェットフードの違い
先ほどもお伝えしたようにドライフードとウェットフードはフードに含まれる水分量によって分けられます。
では、ドライフードとウェットフードとではそれぞれどんな役割や特徴があるのか細かく見てみましょう。
ドライフードの役割と特徴
ドライフードは含まれる水分量が約10%かそれ以下のフードの事をいいます。
材料を乾燥させて栄養を凝縮させているので少量でも充分な栄養を取ることができ、総合栄養食としても販売されているドライフードも多いんですよ。
ドライフードは粒が硬いので顎を強くしてくれたり、歯垢をつきにくくしてくれる効果があるので歯石予防にはオススメです。
ただ、顎や歯が弱い老犬などには逆に負担になってしまうので、少しふやかしてあげるなど工夫してあげてみて下さいね。
また、ドライフードは長期保存が出来るのも特徴の一つで賞味期限は約1~2年と長めに設定されています。
しかし、開封後は酸素に触れてしまうと酸化してしまうので密封容器に入れて保存するなどの工夫が必要になります。
愛犬にドライフードをあげる時は水分もしっかり取れるように、新鮮なお水も一緒に用意してあげることも忘れないで下さいね。


ウェットフードの役割と特徴
ウェットフードは含まれる水分量が約75~80%程度のフードで缶詰やパウチになっているものが多くドライフードより価格が高く販売されています。
ドライフードより香りが強いものが多いので、食いつきが悪い子にはウェットフードを与えると食べてくれたりもしますよ。
ドライフードと違って柔らかいのでシニア犬など噛む力が弱くなってしまった子には与えやすくオススメです。
しかし、どうしても歯垢が付きやすくなるので歯磨きなどのお手入れをこまめにしてあげることが必要になります。
ウェットフードは未開封だと長期保存は可能ですが、開封後は細菌やカビが繁殖しやすくなるので冷蔵庫保存で2~3日以内には食べきるようにしましょうね。
ドライフードとウェットフードはどちらを選ぶべき?
愛犬の年齢や状態によって異なりますが、健康的な犬の場合は私はドライフードを選ぶことをオススメします。
なぜ私がドライフードをオススメするかというと、ドライフードはそれだけでも栄養が十分にとれる総合栄養食の物が多く手軽に与えることができ、さらに顎や歯の健康維持にも役立ちます。
なかにはドライフードだけでは食べない、高齢でウェットフードだけしか食べられないという子もいるかと思いますがその時はドライフードにウェットフードを少し混ぜてあげたり、お湯でふやかしたドライフードをあげてみると良いでしょう。
もしウェットフードを主食としてあげる場合は、栄養が偏らないように必ず総合栄養食と記載されているウェットフードを選び、ごはんの後は歯磨きも忘れずにしてあげましょうね。


まとめ
ドライフードは愛犬の健康を保つだけではなく価格の手ごろさや、与えやすさから飼い主の負担も減らすことが出来るので子犬から成犬になる頃から慣れされておくことをオススメします。
ウェットフードも食いつきが悪い時や高齢になってから与えるなど、ポイント使いするのも良いですね。
犬達は基本的に飼い主の私たちが与えるものだけを食べて生きていくので、大切な愛犬の健康を守るためにも愛犬に合った正しいごはんを選んで与えてあげて下さいね。

ドライフードだけだとどうしても食感的に飽きやすいところがあるので、トッピングを効果的に使うと良いですぞ!
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