といぷ博士ですぞ!
トイプードルを飼っていると、言うことを聞く人と聞かない人を使い分けているような気がしませんかな?
トイプードルは小型犬の中でもとくに人気で、小さな子どもがいる家庭でも飼いやすい犬種のひとつです。
さらに、トイプードルの頭脳はとても明晰でしつけが入りやすく、初めて犬を飼う場合でもオススメの犬種なのです。
しかし、その賢さがちょっと厄介な時もあるんです。
愛犬のトイプードルが子どもの言うことを聞いていない、ちょっと下に見ていると感じたことはありませんか?
その感覚、実はあながち間違っていないんです。
今回は、子どもとトイプードルの関係性について紹介していきます。
トイプードルが子供の言うことを聞いてくれないのはなぜ?
大人の飼い主には従順なトイプードルなのに、なぜか子どもの言うことは聞かない、そんな経験ありますよね。
これには訳があったのです。
主従関係ができていない
トイプードルは、賢い動物ですが、誰の言うことでも聞く訳ではありません。
犬が言うことを聞くのは、主従関係がしっかり出来ている飼い主にだけなのです。
そのため、同じ家族であっても愛犬との主従関係や信頼関係がしっかりできていなければ、当然言うことは聞いてくれないのです。
トイプードルを家族に迎えた時から、しつけは親の係、遊びやおやつは子どもの係となってしまうと、トイプードルは子どもに対して「この人はおやつをくれる人」という認識になってしまい、おやつを貰う都合の良い時だけ従うようになってしまいます。
しつけの時から、子どもにもしっかり関わりを持ってもらうことが大切ですね。
家族内での順位付けの問題
元々犬はオオカミだった時代、群れで生活をしていました。
その中ではオオカミ同士の順位付けがなされ、当然リーダーとなるオオカミがいた訳です。
その名残から、家族の中でも順位付けをするとされていましたが、近年ちょっと違った見方が出てきました。
先に紹介しましたが、愛犬と飼い主との間には必ず主従関係、信頼関係が大切になってきます。
飼い主を信頼できるかという点が、大きなポイントになります。
そのため、時には厳しくしっかり叱る飼い主と、ただ遊ぶだけの飼い主では信頼度が違い、賢いトイプードルは子どもに対して、「この人は遊ぶだけで、叱ったりはしない。」と認識しているかもしれませんね。
わがままになっている
トイプードルは賢いが故、しつけを間違うとどんどんワガママになってしまいます。
普段の様子を少し思いだしてみましょう。
愛犬の要望を何でも全て聞いていませんか?いけないことをしても、しっかり叱らずに容認していませんか?
可愛い愛犬を叱るのは気が引ける…という気持ちももちろん分かります。
実際、犬は飼い主に長時間叱られるのがとても苦手です。
しかし、人間と共同生活をするうえでルールは絶対に必要であり、それを愛犬に教えていくのは飼い主の義務でもあり、愛犬のためなのです。
良い事と悪い子とをしっかりと教え、悪い子とをした時にはメリハリをつけて叱る、しつけは1回覚えたら終わるのではなく、繰り返し教えることが大切なのです。
愛犬がワガママになってしまうと、その後のしつけには苦労するので、家族に迎えた時から、しっかりとしつけを行いましょう。
トイプードルが子供の言うことを聞いてくれるようにするには?
トイプードルが子どもの言うことを聞いてくれるためには、これまでご紹介したように「都合の良い飼い主にならない」ことが何よりも大切です。
遊びやおやつなど、愛犬が喜ぶことはもちろん大切なことですが、基本的なしつけ、トイレのお世話やお散歩など、あらゆる場面で子どもにも関わってもらいましょう。
そして、大人だけではなく子どもにも飼い主の自覚を持たせ、一緒に育てて行くという気持ちを養っていきましょう。
そうすることで、子どもの意識も変わり、愛犬も子どもを頼れる飼い主として見てくれるようになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
愛犬が子どもの言うことを聞かずに困っているあなた、今日からでも遅くありません。
子どもと愛犬の接し方を見直してみましょうね。
飼い主はあなただけではなく、家族全体なのだということを愛犬にわかってもらう必要がありますな!
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