といぷ博士ですぞ!
愛犬には長生きしてもらいたいものです。
ところで、トイプードルの寿命ってどのくらいなのでしょうか?
考えたことってありますか?
愛情をもって育てているトイプードルなら、1日でも長く生き続けてほしいと飼い主なら誰もが思うことでしょう。
でも、トイプードルは意外と病気にもなりやすかったりするので、これらを見落としてしまうと大変です。
ホントに基本的なことですが、愛犬の寿命を延ばすためにできることをまとめてみました。
ボクは今日も元気!
お散歩にご飯、ボール遊び今日もたっぷりたくさんよろしくね!!
トイプードルの平均寿命は何歳?
トイプードルの寿命は平均で14~17歳と小型犬としては比較的長生きであると言われています。
最近では20歳まで長生きしてくれるトイプードルも増えてきているようです。
またこれは数年前に比べて3~4年ほどは平均寿命が伸びています。その理由としてはドッグフードの質が良くなったこと、ペット用サプリが充実してきていることに加え、医療技術が向上しているためと言われています。
小型犬は大型犬よりは5~6年は長生きと言われていますが、成長や老化の早さは人間よりも早く、飼育環境によっても寿命は違ってきます。
犬は人間よりも早く年をとるため、トイプードルは10歳で人間の50代を超えた年ということになります。トイプードルの平均寿命の14~17歳というのは人間の年齢でいうと72歳~84歳で、20歳まで生きると96歳の高齢者ということになります。
年齢的には7歳からシニア犬の扱いとされるようになりますが、大型犬の7歳がヒトの54歳なのに対してトイプードルのような小型犬は44歳になります。小型犬は10歳でヒトの56歳にあたります。
トイプードルのような小型犬の場合は10歳くらいでシニア犬と考えてよいでしょう。
プードルのギネス寿命記録って知ってる?
20年生きたら長生きといわれる犬ですが、トイプードルの原型であるプードルのギネス公認最高年齢は28歳7ヶ月という記録が残っています。
これは犬の長寿ギネス記録で4位にあたります。人間に換算すると130歳といわれていますからこれはかなりすごい記録ですよね。
ちなみにギネス記録1位のワンちゃんはラブラドールレトリバーで29歳まで生きたそうですぞ!!大型犬の年齢換算でなんと208歳だそうですぞ!!
ギネス公認でありませんが、トイプードルでは日本国内最高が21歳、世界最高が24歳という記録があります。28歳には遠くおよびませんが、それでも人に換算すると100歳以上ですね。
ちなみに、オスよりもメスの方が長生きな傾向にあるのは人と変わらないようです。
トイプードルを人の年齢に換算すると何歳?
ここで参考までに「トイプードルの年齢を人の年齢に換算すると何歳になるのか」を確認しておきましょう。
トイプードルの実年齢 | 人間の年齢に換算 |
1歳 | 15歳 |
2歳 | 24歳 |
3歳 | 28歳 |
5歳 | 36歳 |
7歳 | 44歳 |
10歳 | 56歳 |
12歳 | 64歳 |
15歳 | 76歳 |
と、このようになります。
生後たった1年でヒトの15歳相当にまで成長するんですね。
犬の場合、1日がおよそ人間での一週間に相当するとも言われています。
2歳を過ぎると少しずつ緩やかにはなってくるものの、それでもヒトの1年間に比べると圧倒的なスピードで歳をとっていくのが分かります。
よく「1年なんてあっという間だね」なんて言いますが、トイプードルにとってはその1年間がどれほど大事なのかが改めてわかりますな。
トイプードルの寿命を延ばし長生きのための5つの秘訣
トイプードルの寿命を延ばして長生きさせる秘訣としては、ある意味当たり前のところもありますが、次の5つのことに注意したいものです。
- 食事への配慮
- ストレスを極力与えない環境作り
- 運動不足にさせない
- 病気の早期発見と治療
- 快適な環境で生活させる
の5つの秘訣があります。
食生活こそ大事
何といっても食生活こそが長生きの一番の秘訣です。
粗悪なドッグフードは愛犬の寿命を縮めることになります。炭水化物や植物性タンパク質の過剰摂取や、穀物や添加物過多はよくありません。
ドッグフードの種類は様々ありますが、価格だけで決めることなく愛犬にあった食事を選んであげるようにしたいものです。また、トイプードルのアレルギー源が入っていないかなどにも配慮してフードを選ぶようにします。
ストレスを溜めさせない
もともと繊細な性格の子が多いトイプードルですから、ストレスは感じやすいところがあります。
ストレスは大敵で、寂しさは最大のストレスとなります。
長時間の留守番をさせないようにするなどストレスを与えないような環境を作ったり、一緒に遊んであげる時間を多くとるなど愛情たっぷりに接し、心のケアを行ってあげましょう。
運動は欠かさずに
運動不足はストレスを作るばかりか、筋肉の衰えや関節周りに大きな影響を与えます。
年齢を重ねるほど、外に出る時間は短くなってしまいますが、シニア犬になった時に寝たきりにならないように、日頃から散歩や運動の時間をたっぷりと取ってあげましょう。
病気に注意
病気の早期発見には予防接種や定期的な健康診断が大切です。
以下に明記しているかかりやすい病気を把握して早めに治療をすることも必要です。また定期的に健康診断も受け愛犬の体をチェックしてあげたいものです。
快適な環境作り
実は寒がりで暑がりだったりするトイプードル。
室内の温度管理は適温を保ち、暑すぎず寒すぎずの環境を作ってあげましょう。
またハウスダストは身体に大きな影響を与えますから、なるべく清潔な状態を保ち快適に過ごせる環境を目指したいものです。
トイプードルがかかりやすい病気を覚えておこう
トイプードルがかかりやすい病気には、膝蓋骨脱臼や外耳炎、てんかんやクッシング症候群、皮膚疾患や白内障・緑内障や涙やけなどがあります。
トイプードルは小型犬の中でも膝蓋骨という膝のお皿がずれて脱臼する膝蓋骨脱臼になりやすいと言われています。
遺伝や外傷などが原因となり、症状が重いと腫れや痛みなどに苦しんでしまいます。
また、顔の周りに毛がふわふわしているので手入れを怠ると涙やけを起こします。
遺伝的以上が原因のこともありますが、フードによるアレルギーが原因になることもあります。
てんかんは30秒程度ひっくり返りけいれんや泡を吹くような症状があり、クッシング症候群は6歳以上のトイプードルによく見られます。
トイプードルの老化が始まるサインを見逃さずに!
上記でお話したように個体差はあるにしても10歳を過ぎたころには老化が始まってきますが、この時の老化のサインも見逃さないようにしたいものです。
具体的には、
- 食欲が減る
- 運動したがらない
- 睡眠時間が増える
- 段差を嫌がるようになる
などの小さなサインが徐々に現れてきます。こういったサインに気づくのは意外と難しかったりしますが、愛犬の様子を日々観察してあげることも大事な飼い主さんの役割とも言えます。
こういった変化にちゃんと対応策を考えてあげることで1日でも長く愛犬と過ごせる日が増えるはずです。定期的に健康チェックを行ってあげましょう。
愛情をもって愛犬を見守りましょう
寿命を延ばすと言っても基本的なことばかりなのですが、日常生活の見落としがちになってしまうことも多い項目かもしれません。
愛犬のちょっとした変化にも対応できるように、日頃から注意深く観察してあげるのが寿命を延ばすためには効果的と言えます。
いつまでも愛情をもって接してあげ、大切な我が子を長生きさせてあげたいものですな!!