犬は痛みを感じにくいってホント?トイプードルの痛みに気づいてあげるために

トイプードルの習性
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
犬は痛みに強い、痛みに鈍感という話をよく聞きますな。
しかし本当にそうなのでしょうか。
実際、我が家で飼っているトイプードルの普段の様子を見ると、「確かに痛みを感じてないのかも!」と思うことが多々あるんです。
しかし、痛みを感じないなんてなんだか信じがたいところですな。

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犬は痛みを感じにくいってホントなの?

そもそも痛みの感覚は「主観」なので、まったく同じ強さの痛みを受けても感じ方は異なります。
同じ注射を受けても、とても痛く感じる人と、ほとんど痛みを感じない人がいるように、感じ方はみんなちがうのです。
犬も例外ではなく、痛みの感じ方はそれぞれですが、痛みを感じにくい、痛みに鈍感というのは、実は違います。
犬だって痛みを感じています。そして、その痛みを実は隠しているのです!

元々、野生で暮らしていた先祖のオオカミは弱肉強食の厳しい環境のもと生きていました。
弱い者は喰われて、強い者が生き残る世界です。
そんな環境で痛みに苦しみ弱っている者は、一番に餌食になるでしょう。

つまり、敵に弱さを見せることは死に繋がるのです。

その本能から痛みを耐え、隠すということを学んだのです。
先祖の血を引く犬も、本能で痛みを隠そうとしているんです!納得ですね。

犬の痛みは4段階のレベルに分けられます

さらに、犬が感じる痛みは大きく4段階に分けることができます。

【レベル1】軽度の痛み

この時は、まだ耐えられる程度の痛みです。
少し異変が見られるかもしれませんが、飼い主が痛みや違和感に気付かないこともあるでしょう。

【レベル2】強い痛み

強い痛みを感じると、日常生活に支障が出ます。
歩行や遊ぶといった普通の行動が困難な程の強い痛みです。

【レベル3】かなり強い痛み
痛みで身動きが出来ず、うめき声を上げてしまうほどの強い痛みです。
見ている方も辛くなるような姿でしょう。

【レベル4】とても激しい痛み

痛みレベルがMAXで、命の危険が迫るほどの非常に激しい痛みです。
一刻を争うので、すぐに病院へ行きましょう。

犬の痛みに気づいてあげるためにできること

犬の痛みにいち早く気付いてあげることができれば、早い対処ができ、痛みで苦しむ時間を軽減することができますよね。
犬が痛みで苦しんでいる時には次のような行動を見せる事があります。

・痛みで身体がブルブルと震えている

これはあまりの痛さで筋肉が自分の意志とは関係なく動いてしまい、
身体が震えてしまうのです。

・手足を上げたり、引きずったりしている

手足に痛みがある場合、痛い方をかばっているような歩き方をします。
片方を引きずって歩いたり、地面につけないようにして歩きます。

・甲高い声で鳴く

強い痛みが走る時に、あまりの痛さでキャンと甲高い声で鳴きます。
どういった動きをした時に鳴くか注意深く観察してあげましょう。

・呼吸が荒い

痛みに耐えている時に、たくさんの酸素を吸えず自然と呼吸が荒くなります。
運動や散歩をしていないのに荒い呼吸をしている時は注意しましょう。

・しきりに身体を舐めている

痛みや違和感を感じる部位をしきりに舐めることがあります。
外傷による痛みの場合は見てすぐに分かりますが、内側からの痛みは見た目では分からないことが多いです。
しきりに舐めている部位がどこなのか見ておきましょう。

・その場から全く動かなくなってしまう

こんな時は痛みが最大級の時でしょう。
どうすることもできず、その場にじっとしていることしか出来ないのです。
すぐに病院へ連れて行きましょう。

まとめ

犬は痛みを感じにくいのではなく、痛みをじっと我慢していたんですね。
犬の痛みに気付いてあげることができるのは、いつも一緒にいる飼い主さんです。

犬は言葉が話せない分、普段と少しでも違うと感じたら、どこか痛そうにしていないか、思い当たることはないか注意深く観察しましょう。

といぷ博士
といぷ博士

人よりも犬の方が我慢強いのかも…

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