「愛犬はなんで吠えてるの?」~犬の要求吠え3つのパターンと対処法~

犬の豆知識
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
わんちゃんを飼い始めると飼い主さんが一度は悩むであろう愛犬の要求吠え問題。
これちゃんと解消したいものですな!
そこで今回は犬の要求吠えの原因と対処法についてまとめてみましたぞ。

犬の要求吠えはお散歩やごはんなど、愛犬が飼い主に「なにかをして欲しい!」という時に吠えること。
愛犬がなにかを必要としていたり、自分の欲求を満たしたい時などにも見られる行動です。

要求吠えが始まるとなかなか吠えるのは止まらないし、特に静かな夜やマンションで飼っているというわんちゃんは「近所迷惑にならないかしら?」と心配になるものです。

だからといって愛犬の要求に従ってしまえば愛犬は「吠えれば応じてもらえる!」と学習し要求吠えがエスカレートしますます激しく吠えてしまうこともあります。

では要求吠えを治すにはどうすれば良いのでしょうか。

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犬の要求吠えにはどんな種類があるのだろう

犬の要求吠えにはいくつか種類があると言われています。

  • 欲求を満たしたい
  • 警戒心や恐怖心
  • 興奮している

おもにこの3つが原因で吠えていると考えられます。

欲求を満たしたい

要求吠えの中でも一番多い原因。
散歩に行きたい時や遊んでほしいとき、サークルから出してほしい時などによくみられます。

飼い主さんに構ってほしいという気持ちもあり、ついそれに応えてしまうと要求吠えが習慣化し改善するのが大変になります。

警戒心や恐怖心

踏切の音やサイレンの音が鳴った時、苦手な人や知らない人が近づいてきた時やチャイムが鳴った時などに多く見られ、愛犬が自分自身を守ろうとする気持ちから吠えていると言われています。

例えば郵便屋さんなどが来たとき、チャイムが鳴り郵便屋さんが帰るまで吠え続け、郵便屋さんが帰ると愛犬は満足そうに元の定位置に戻っていたりしませんか?

そんな時の愛犬の心情は
・「知らない奴が来たけど吠えたら帰ったぞ!」
・「次回からもこうすればいいんだ!」
なんてことを思っているかもしれません。

興奮している

お客さんが来た時やドックランなどで楽しく遊んでいる時、大好きな人に会えた時などに興奮して吠えることもあります。

楽しさとは逆に怒りの感情で興奮し吠えていることもあるので愛犬の表情などを見て判断してあげましょう。

愛犬の要求吠えにはどうやって対処する?

まずは愛犬がどうして吠えているのか、どんな時に吠えるのか、先ほどの3つの原因から当てはまるものを探してみましょう。

欲求を満たしたい時や興奮している時の要求吠えは、愛犬に応えてしまうことでどんどんエスカレートしてしまいます。

なので、その場合は「吠えても言いなりにはなりませんよ」と愛犬に表すために徹底的に「無視する」ことが効果的!
この時に愛犬に背を向けて吠えなくなるまで続けるのがポイント。

愛犬が吠えなくなり少し落ち着いたら思いっきり褒めてあげましょうね。

また、無視してもなかなか吠えやまないというわんちゃんは「おすわり」や「待て」などをさせて一旦落ち着かせ吠えるのを辞めさせるという方法もあります。

こうする事で、「なにかをしてもらうには飼い主さんの指示に従わなければならない」ということを愛犬に学習してもらえます。
もちろんちゃんと「おすわり」が出来たらたくさん褒めてあげてくださいね。

サークルが苦手で「出して!」と要求吠えをするわんちゃんにはサークルに入れる時などに褒めたりご褒美をあげたりして「ここに入っていると良いことがある」というのを学習してもらうのが効果的です。

警戒心や恐怖心から吠えている場合は、愛犬を安心させてあげたり普段から外の音に慣れさせるというのも効果的ですが、チャイムなど来客が来た時に同じ行動をしてしまうと逆効果になってしまうこともあります。

そのような場合はチャイムが鳴り愛犬が吠え始めたときに、なにか大きな音を出して気をそらしてあげると良いでしょう。
吠えるのをやめた時に褒めてあげると「吠えるのをやめたら褒めて貰えた」と学習してくれますよ。

愛犬の要求吠えに「叱る」はNG

要求吠えをした時に飼い主さんがやってしまいがちなのが「叱る」ということ。
叱ることは重要なしつけでもありますが、実はこの要求吠えには逆効果なんです!

特にかまって欲しい時や遊んで欲しい時の要求吠えの時に叱ってしまうと愛犬に「かまってもらえた!」と思わせてしまうのです。

また、吠えたことで叱られたということを愛犬が理解するのは、少し難しいためあまり効果も期待できません。

強く叱ったり罰を与えたりすると逆にストレスを感じてしまう可能性もあるのでやめてあげましょう。

まとめ

愛犬が吠えているとつい声をかけてしまったり愛犬の要求に応えてあげたくもなりますが要求吠えを治すには根気よくトレーニングすることが重要になってきます。

ですが「吠える」というのは言葉を話せない愛犬達にとって大事なコミュニケーションの一つでもあります。
愛犬の感情を読み取れるように飼い主としても努力していきたいものですね。

といぷ博士
といぷ博士

要求吠えや無駄吠えは飼い主にとっては何とかしなきゃいけないもの。
いろいろ試してダメならプロの手を借りるのも一つですぞ。
我が家ではイヌバーシティで勉強していますぞ。
ちょっと高いですがスマホでいつでも学習できるのでとても便利なのでおすすめですぞ!