といぷ博士ですぞ!
ちょっと悪さをしたトイプードルをどうやって叱っていますか?
まさか怒鳴ったりとかしていませんよね。
愛犬のしつけをちゃんとするなら正しい叱り方を覚えておくとよいですぞ!
犬を飼うと、必ず叱らなければならない時がやってくるでしょう。
できる事ならば、叱るような事態は起こって欲しくないし、愛犬をしかるのは飼い主も良い気持ちはしないですよね。
しかし、しっかり叱ることもしつけのひとつ!
大切なのは、正しい叱り方で犬との信頼関係を保つことです。
ボク、メンタル弱いからあまり叱り過ぎないでね…
トイプードルの正しい叱り方を覚えておくべし
無視をする
無視するというのは、「本当に叱っているの?」と思うかもしれませんが、正しい叱り方の代表です。
犬が悪さやイタズラをするのは寂しい時や、飼い主さんにっかまってほしい時。
部屋の中をめちゃくちゃにしたり、ティッシュを全部引っ張り出したり、スリッパやクッションを壊してしまう事があるかもしれません。
そんな時は、慌てて大声を出したり、大きな声で怒ったりせず、無視を徹底します。
20〜30分くらいは、心を鬼にして無視し続けましょう。
この時、
- 目を合わせない
- その場にいる全員で無視する
- 犬の体に触らない
- 近寄ってきたら無言で押しのける
- 黙々と片付ける
こういったことが大切です。
厳しいようですが、かなり効果的な叱り方です。
実は無視が一番つらい…
低い声で叱る
叱る時、大きな高い声を出すのはNGです。
低く唸り声に近い声で叱ることで、犬も叱られていると認識します。
叱られていることが分かると、しっぽと耳が下がり、上目遣いでこちらを見てきます。
低い声で叱ることも効果的です。
正しい叱り方を覚え、間違った叱り方をしないようにしましょう。
犬に「怒る」と「叱る」は厳密には違うんです!
「怒る」と「叱る」は同じようで実は違います。
「怒る」とは、感情をむき出しにして大声で怒鳴ったり、イライラをぶつけてしまうことです。
「叱る」とは、冷静に間違いを正そうとしつけることです。
ですので、犬には怒らずに叱ることを心がけてくださいね。
意外と大事!
トイプードルにNGな叱り方
間違った叱り方は犬を追い詰めたり、信頼関係の崩壊につながってしまいますので注意が必要です。
何度も叱ったり体罰を行う
何度も同じように叱るのは犬を追い詰めてしまいます。
ましてや、叩いたりする体罰は絶対にしないでください。
何が原因で叱られているのか分からなくなり、体罰の記憶だけが残ってしまいます。
目を見て叱る
叱る時に真正面から目を合わせる事は、犬にとっては威嚇されていると勘違いする場合があります。
叱られていると認識していれば、大抵の場合は犬が顔を背け目を合わせようとしませんが、威嚇されていると勘違いしている場合は正面から噛みついてくることがあるので気をつけましょう。
名前を繰り返し呼ぶ
叱る時、「○○(名前)!!ダメでしょう!! ○○(名前)!!やめなさい!!」と、何度も名前を呼んでいませんか?
実はこれ、危険です。
なぜなら、名前を呼ばれる=叱られていると勘違いし、名前そのものが恐怖の対象になってしまうのです。
叱る時は最初に名前を呼ぶのではなく、叱る時の最初の言葉を決めておくといいですね。
アイテムを使って叱る
しつけのために、新聞紙を丸めたり何かしらのアイテムを使っていることはありませんか?
これはオススメできない叱り方です。
なぜなら、先程の名前と同様に、アイテムそのものが恐怖の対象になってしまいます。
アイテムを飼い主さんが持った時には叱られる!と身構えたり、似たようなものにも恐怖心を持ってしまいます。
場合によっては敵意をむき出しにしてしまうかもしれません。
ですので、なるべく、アイテムを使うのではなく言葉と態度で叱っていることを伝えましょう。
犬を叱りたいけど叱ってはいけないのはどんなとき?
犬は、普段と違う場所や違う環境から強いストレスを感じ、時には普段しないような悪さやそそうをしてしまうことがあります。
実際に我が家の犬も、長時間の車移動や人混みが苦手で、そんな時にはトイレ以外の場所でそそうをしてしまうことがよくあります。
ついつい叱ってしまいそうになりますが、なぜそうなったのか、原因は何かを考えた時、必ずしも犬だけに原因があるとは限りません。
そして、犬もストレスなどから自分がしてしまった失敗を認識して、申し訳ないという態度を示します。
そんな時は叱らずに「今日はいつもと違う所へ行って疲れたもんね。わざとじゃないの分かるよ。」と言ってスキンシップをしてあげましょう。
そうする事で、犬も少し気持ちが晴れるでしょう。
関連記事 犬だってストレス溜まるんです!トイプードルのストレスの原因と行動を知る
トイプードルのしつけは叱るよりも褒めるを意識すべき
しっかりと叱ることはもちろん大切ですが、叱りすぎは良くないです。
叱ることよりも大切なのが、たくさん褒めてあげることです。
叱る時間の3倍、褒めてあげましょう。
叱られるよりも褒められることでしつけが入りやすくなることがほとんどです。
関連記事 愛犬を叱るしつけは逆効果!犬を怒るよりも褒めるしつけが基本!!
まとめ
しつけとして犬を叱る時には、冷静に正しい叱り方をしましょう。
そして、たくさん褒めてあげることが犬を飼い主さんの信頼関係を深める秘訣になるでしょう。
愛犬の正しい叱り方、わかりましたかな?
犬を飼っているとどうしてもこちらの思い通りにならず、イラっとしてしまいがちですが、叱る前に一度冷静になるのも大切ですな!
関連記事
・愛犬を叱るしつけは逆効果!犬を怒るよりも褒めるしつけが基本!!
・犬のしつけの7つの間違い!愛犬を困った犬にする飼い主の行動とは?
・トイプードルの子犬がやんちゃすぎる!!対処方法と落ち着く年齢はいつなの?
・トイプードルの子犬のしつけはいつから?順番とか最適な時期はあるの?