といぷ博士ですぞ!
愛犬のご飯の量は適切でしょうか?
食事を食べないのはもちろん、食べすぎももちろんダメですよ!
「ご飯ちょうだい、ご飯ちょうだい」とせがむ愛犬に、いつもの量のご飯をあげたはずなのに、気づいたらあっという間に食べちゃった。
「何か物足りないな、もっと食べたいな」という顔をしてこちらを覗き込む愛犬にどうやって対応していますか?
まさか、 おかわりなんてあげていませんよね?
また、その反対に食事を食べないなんて時もあるかもしれませんね。
犬は基本的に与えられれば好きなものを好きなだけ食べてしまうもの。でも、その大好きな食事を残すのには何らかの理由があるわけです。
僕はご飯は大好き!!
だからいっぱいいっぱい食べたいんだ!!ママさんが用意してくれたご飯、夢中で食べたらすぐなくなっちゃった。
もっと食べたいなあ~!!
甘えたらもっともっとくれるかな?
トイプードルのご飯の量は適切に!
犬は基本的に早食いです。
なぜなら、噛んで味わって食べる人間と違って、ご飯をにおいで味わっているから。
そのため噛み砕くという習性はなく、基本的に丸呑みしてしまいます。
だから、ご飯を出したと同時に無我夢中で食べあっという間になくなってしまいます。
こういった状況で「もっとちょうだい」といった顔で覗き込んだとしても「ご飯の量が足りないのね」といって食事の量を増やしたり、おかわりをあげちゃいけません。
もちろんご飯をあげるときには、ドッグフードであれ手作りご飯であれ、現在の体重を考慮して必要給餌量を与えていることが前提です。
基本的なご飯の量の考え方は、ドッグフードのラベルにある給餌量を目安にするべきでしょう。また、手作りご飯ならば必要な栄養素、摂取カロリーも考慮しなければいけません。
よく食べるからといって、おかわりをあげたり、 食事の量を一気に増やしたりするとあっという間に肥満犬になってしまいます。
人間でも腹八分というように、 犬も腹八分で十分なんですね。
食べ過ぎはいいことではありません。
愛犬が「もっと欲しいよ」という顔をして覗き込んでも、心を鬼にして必要以上に上げないようにしましょう。
トイプードルがご飯を食べないときには?
「もっとちょうだい!」とせがむ子とは反対になかなか食事を食べてくれないといった場合があります。
これは、食べすぎよりも心配ですよね。
こんな時には与えているご飯を一度見直すべきでしょう。
- ドッグフードの味に飽きている
- カリカリが苦手
- 年齢的に食事量が減ってきた
- 運動不足になっている
- 体調がすぐれない
こういったことが理由に挙げられるかもしれません。
基本的に味わってご飯を食べているわけではないので、味に飽きるというよりもにおいに飽きるのですが、やはり好みはあるようです。
また、カリカリのドッグフードよりもウェットフードの方がにおいが強くおいしく感じます。
そのためウェットフードになれてしまうとドライフードを食べなくなるといったこともあります。
こんな時には、ドライとウェットをミックスさせてあげるが一番簡単な方法と言えます。
またドライとウェットの中間であるチルトミートタイプを試してみるのもいいかもしれません。
体調がすぐれない、運動不足でお腹が空かないという時には人間同様に食欲はなくなりますから、愛犬が今どんな状態にあるのかをちゃんと見極めてあげる必要があるでしょう。
病気の可能性はご飯を食べる量に加え、水を飲んでいるかどうかでも多少の判断基準になります。
トイプードルのご飯の回数は?
1日の食事の回数は、子犬の時期であれば3回~4回。
成犬ならば朝と晩の2回が標準です。
子犬の時期はたくさんの量を一気に食べることができないので、分けて与える必要があります。
その必要量は成長具合や体重の増減によって異なってきます。
また、 食べ終わった食器や食べ残しがある食器はすぐに片付けるようにしましょう。
というのも、だらだらとご飯を食べてしまうことや、残っているものを後で食べるというような習慣はあまりいいものではないためです。
特に食べ残しを後で食べるのは、ほこりなども入る可能性があるので不衛生です。
例え犬であっても、いや飼い犬だからこそ食事にメリハリが必要と言えます。
おやつはご褒美だよ
ちなみに、しつけやご褒美としておやつをあげていると思いますが、おやつの扱いにも注意は必要ですよ。
今時は多くのおやつが出ていて種類も豊富ですね。
買い物に行くとついつい買ってしまうのですが…。
愛犬が物欲しそうにすると、ついついあげてしまうのですが、これもあまり良くありません。
おやつは食感もにおいもいいので、愛犬も喜んで食べるはずです。
そのため「ちょうだい」とせがまれると、「おやつだからいいか」と思いあげたくなってしまうのですが、おやつはあくまでもおやつで食事の代わりにはなりません。
おやつばかり与えてしまうと、その味に慣れてしまい、ドッグフードなどのご飯を食べなくなってしまいます。
またおやつの摂取カロリーもご飯の摂取カロリーに合わせて計算したいものです。
おやつとごはんのカロリーを別々にしていると、 意外と食べ過ぎているなんてことになりかねません。
おやつは何かいいことをした時のご褒美として与えるのが一番ですな。
もちろん与える量は考えるべきですぞ!
愛犬の健康管理は飼い主さん次第
犬は体調が悪くない限りは、与えられた食べ物は何でも食べてしまいます。
その結果、「せがめば美味しいものをくれる」「足りなければ求めればいいや」なんて認識されわがままになってしまいかねません。
また、 摂取カロリーをオーバーしたままの食事は糖尿病などの病気の原因にもなります。
愛犬が毎日元気で長生きしてくれるためにも、飼い主さんはきちんと食事管理をして健康的な愛犬を育ててあげましょう。
甘やかしすぎは禁物ですぞ!!