といぷ博士ですぞ!
おすわり同様「待て」は重要なしつけの一つですぞ。
そんな「待て」をトイプードルに教える理由と方法を伝授ですぞ!
トイプードルに限らず犬にとって「待て」を覚えることは、飼い犬として飼われている以上は重要なしつけの一つです。
この「待て」は「おすわり」と同様に最初に行うべき、基本のしつけの一つとも言えます。
ちゃんとしつけられると、飼い主さんがいろいろな場面で”楽”になりますし、思わぬ危険の回避にもつながります。
どうして「待て」を教えておいた方がいいのか?「待て」をするための理由と上手にできるようになる方法をどうぞ。
ボクたちトイプードルは本能で動いちゃうところが多い。
だけど、それをちゃんと抑えてくれるのが、ご主人様の「待て」なんだ!
ちゃんと「待て」ができるといいことあるんだよー!
トイプードルに「待て」を教えるべき理由
「待て」とは、その指示が出てから解除の指示が出るまでその場に待機することをいいます。
この「待て」を覚えることによってトイプードル自身の欲求を抑えることができるようになります。
これにより、
- 問題行動を未然に防ぐことができる
- 道路に飛び出すのを抑えることができる
- 他の犬や人に攻撃的になるのを抑えることができる
- 飼い主さんがストレスを感じない
- 次のしつけが行いやすくなる
といったメリットがあります。
つまり、本人の欲求をちゃんと抑えられることで、危険を回避できるようになるため「自分の命を守っている」ことにもつながるわけです。
飼い主と犬は言葉は通じないけど、心で通じ合うためにも「待て」は重要なしつけとも言えます。
安全性が確保できて、かつ愛犬との信頼関係がより高まりますので、ぜひとも習得したいところです。
トイプードルに「待て」の教え方とトレーニング方法
「待て」のしつけは「おすわり」のしつけと同時、もしくはできるようになってから行うのが理想的です。
基本的には「おすわり」ができれば、ほぼできたも同然かもしれません。
そのため、「お座り」ができている前提でのお話となります。
お座りができていないときには、まず下記の記事を確認してみてください。
1.「お座り」ができたら、そのまま「待て」のコマンド(指示)を。
2.「待て」がちょっとでも出来たらすぐに「OK」や「よし」といった解除コマンドを。
3.いきなり長い時間ではなく、最初は3秒ほどキープできたらオッケー。ご褒美をあげていっぱい褒めてあげましょう。
4.最初の3秒がキープできるようになったら、5秒、10秒と少しずつ時間を伸ばしていきましょう。いきなり30秒とかやっても、キープできないので焦らずに。
5.数十秒のキープができるようになったら、今度は散歩の途中などで「待て」の練習を。
少しずついろんな場所でも出来るように、しつけていきましょう。
最初はほんの数秒の「待て」すらうまくできないでしょう。でも根気よく続けていくことで必ずできるようになってきます。
トイプードルが「待て」がうまくできないときには?
もしも、「お座り」ができても「待て」が全くできなければ、手に取ったおやつをトイプードルの頭上で見上げさせるところからは始めるとうまくいくかもしれません。
焦らずに何度も時間をかけて取り組むことが大切です!!
子犬に「待て」はいつから教えるといいの?
「待て」にしても「お座り」にしても、子犬が家庭環境に慣れてから始めた方が良いでしょう。
いきなり教えようとするのではなく、まずは体に普通に触れられることに慣れてから、徐々にスタートすると良いと思います。
成犬を迎え入れた時は、家庭環境に慣れるの子犬よりも時間がかかるので、焦らずに数週間から1ヵ月後ぐらいから始めると良いでしょう。
愛犬が「待て」ができるようになるのは重要なことなんだよ!
このように「待て」ができるようになると、思わぬ危険も回避することにつながりますし、その後のしつけがとっても楽になりやりやすくなります。
しつけをする上での基本的事項とも言えますね。
焦って一気に覚えさせようとしてもうまくいきませんから、少しずつ時間を延ばしていくのが成功のポイントになります。
もちろん、うまくできなかったからといって体罰をしたり、諦めたりするのはナシですよ。怒ったところで、うまくいくようにはなりません。
それよりも辛抱強く続け、ちょっとでもうまくいったときには大げさに褒めてあげることが必要です。
しつけで重要なことは、成功すること以上に失敗の回数を減らしていくことです。これを理解していると、愛犬との関係性がうまくいき、結果しつけも行いやすくなります。
「おすわり」と同様最初は覚えてくれるまでに根気は必要ですが、しっかり褒めてあげながら、じっくりと焦らずにちゃんと覚えてくれるまでトレーニングしたいものですな。
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