といぷ博士ですぞ!
愛犬のトイプードルに「おいで」と呼んでもなかなか来てくれなかったり、逃げてしまったり・・・という経験はありませんか?
・・・困りましたな。
こんな時は「おいで」ができるように呼び戻し訓練といわれるトレーニングを行うとよいですぞ!
愛犬を何度も呼んでいるのに、なぜうちの子は来てくれないんだろう?もしかして嫌われている?
などとお悩みの飼い主さんも多いかもしれませんね。
まさに私の愛犬も呼んでも来ない、呼び戻し訓練中のわんこです。
一応聞こえてはいるようで、振り向いたり首を傾げたり反応しますが、その後は聞こえないふりをしてどこかへ行ってしまいます。
しかし呼び戻しが出来ないままだと、万が一の場合危険なこともあるのです。
今回は呼び戻し訓練の大切さなども合わせてご紹介していきます。
聞こえていないわけじゃないんだけどね…
トイプードルに「おいで」をしても逃げてしまう理由
「おいで」をしても逃げてしまうのは、決して飼い主さんが嫌いになったわけではありません。
一番多い原因の一つは「おいで」と呼ばれて飼い主さんの所へ行ったのに、嫌なことや楽しくないことがあったという経験からくるもの。
例えば、「おいで」と呼び戻した後にブラッシングや爪切りなどわんちゃんが苦手なことをしたり、リードを着けるなどして行動を制限したり、叱ったことなどはありませんか?
せっかく大好きな飼い主さんに「おいで」と呼ばれていったのに、嫌なことばかりだと行きたくなくなりますよね。
わんちゃんは頭が良いのでそんな経験をしっかりと覚えているんですよね。
そもそも「おいで」という言葉が理解出来ていないだけだったり、ただ遊んでいるだけのわんちゃんもいるので愛犬の表情を見て見極めてあげるといいですね。
「おいで」ができるようになるためには、まずは愛犬との信頼関係を作ることを重視してくださいね!
愛犬の「おいで」が出来ないと危険な理由
「おいで」が出来ないと色々な場面で危険な事がたくさん!
特に多いのが自宅からの脱走や散歩中にリードが外れて愛犬が逃げてしまった、しかし愛犬を呼んでも戻ってこない。
「そのまま道路に飛び出してしまった」という話をよく聞きます。
最悪の場合、愛犬が亡くなってしまう可能性もあります。
考えただけでもぞっとしますよね。
他にもドックランでわんちゃん同士のケンカがあったときなど、愛犬をコントロールしてあげる意味でも「おいで」という言葉はとても大切になってきます。
トイプードルに呼び戻し訓練を行おう
重要なのは飼い主さんに「おいで」と呼ばれたら愛犬にとって、良いことがまっていると覚えてもらう事!
例えば、飼い主さんと遊んでもらえることだったり、たくさん褒めてもらうことだったり、愛犬の好きなことならなんでも良いと思います。
いきなり広い外で訓練をしてもなかなか集中力が続かず上手くいかないわんちゃんが多いので、まずはお家の中などトイプードルが落ち着ける場所から練習を始めてみましょう!
呼び戻し訓練の時にポイントなのが、絶対に飼い主さんの方から近づかないこと!
せっかく愛犬から近づいてきてくれたのに、こちらから近づいて捕まえてしまうと「近づくと捕まえられる」と思わせてしまうので要注意です!
愛犬が最後まで飼い主さんの元へ戻ってきてくれた時は、たっぷりと大げさなくらいほめてあげて下さいね。
ある程度お家でも呼び戻しが出来るようになったら誘惑の多いお外での練習をしてみましょう!
まずは小さな公園から始めて、慣れてきたら広い公園や、ドッグランなど他のわんちゃんもいる場所で練習していきます。
外では長めのリードを付けて練習すると訓練しやすいですよ。
徐々にトイプードルとの距離を離し一旦自分から気をそらし、愛犬がなにかに夢中になっているときに「おいで」と呼んで戻ってきてくれるようになれば練習の成果がでている証ですね!
おやつなどを使って練習をするのも効果的ですが、初めからおやつで釣って呼び戻すのではなく、「戻ってきてくれたらおやつを見せて与える」という流れにすると、おやつがなくても呼び戻しが出来るようになっていきます。
まとめ
呼び戻し訓練はトイプードルの命を守るだけではなく、愛犬と飼い主の大事なコミュニケーションにもなっていきます。
今現在、私の愛犬も呼び戻し訓練中ですが、一緒に遊んだり楽しみながら練習が出来るので愛犬との関係性も以前よりすごく良くなりました!
練習の成果が見えてくるとさらに愛おしくもなります。
やっぱり愛犬が喜んで自分の所へ来てくれると嬉しいですよね。
そして、もっとも重要なポイントは愛犬にとって魅力的な飼い主になることなのかもしれませんね。
愛犬のしつけに困ったら、飼い主さんと愛犬の関係性からしっかりと学べる一生ものの教材「イヌバーシティ」がおすすめですよ!
「おいで」は愛犬のしつけを行う上でも基礎訓練といわれるもののうちの一つですぞ。
時間はかかるかもしれませんが、少しずつ覚えさせていきたいものですな。
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