トイプードルのしつけは主従関係or信頼関係?愛犬と作る理想の関係性

トイプードルのしつけ
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
「愛犬とは、同じ目線で対等な関係でいたい」
その気持ちわかります。
でも、人間社会で飼い犬のトイプードルが安心して暮らしていくためにも、わがままな犬にならないためにも、やはり主従関係を作り、それをはっきりさせておく必要があるんですぞ。

愛犬と正しい主従関係を作っておくことでその後のしつけもうまくできるようになります。
ただし、ここでいう主従関係は「絶対服従」という意味ではなく、親子関係のような信頼関係があってこその主従関係になります。

ちょっとわかりにくいでしょうか?
解説してみます。

ちょこすけ
ちょこすけ

ボクにとって飼い主さんは絶対だよ!

飼い主さんがちゃんとお世話をしてくれることで、安心して暮らせるんだ!!

だからこそ、ちゃんとしとした主従関係を作っておくことは必要なんだ!!それにはお互い信頼しあうことが大事なんだよ!!

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トイプードルと主従関係を作ることの重要性

トイプードルなどの犬を飼うなら主従関係を作ることは絶対的に必要だし重要なことです。

その理由としては、これから先のしつけにおいても生活においても絶対的に必要だから。飼い主の言うことを聞かない犬は、家庭内や近隣の住人などに対してトラブルを起こす可能性がありますし、しつけもうまくいきません。

一緒に社会生活を営む上では、トラブルは避けて行きたいものです。

ペットとして飼っている犬がトラブルを起こせば当然飼い主の責任となります。

言うことを聞かない状態では、散歩などに連れて行った際に、すれ違った人や近所に住む人達に対してさまざまな迷惑をかけてしまうことになるでしょう。

そのため、そのような問題行動を起こさないために、きちんと主従関係を構築していくことが飼い主側に求められています。

ペットを飼うということはその責任を負うということでもあるため、きちんとしつけをしておくことが重要です。

しかし、だからといって力で押さえつけるような主従関係ではいけません。信頼関係を作った上での主従関係を作ることです。

犬にとっての主従関係とは?

犬はもともとが群れをなして生活していた動物です。そのため、リーダーと認めた相手に対しては絶対服従するという習性が当たります。

この習性から飼い主と犬は絶対的な主従関係が必要であると言われています。

これを人との関係に当てはめるのであれば、飼い主をリーダーと認めれば、そこに安心感を得ることができ、適切な主従関係が作られます。犬は「この人に従うべき」「この人といれば安心」と本能でリーダーを慕うようになります。

主従関係と信頼関係どっちが大事?

よく議論になることとして、「主従関係を作ることこそ必要」「主従関係なんていらない。信頼関係があればいい」と意見が真っ二つに分かれます。

では、主従関係と信頼関係どちらが大事でしょうか?

私としてはどちらも大事だし、どちらも必要だと思います。

主従関係があるからこそ信頼関係ができるわけだし、信頼関係があるからこそ主従関係もうまくいきます。

目指すは親子関係の信頼!!

例えば人間の親子関係を考えてもらえばわかると思うのですが、親子関係は信頼関係をもとにできています。

子は親からいろんなことを学びます。親は親として子ににいろんなことを教えなければいけません。そこにはしつけといった教育も含まれてきます。

これって信頼関係があって親子関係が成り立つわけです。けして子は親に絶対服従というわけではありませんが、親は子供の意見を尊重しながら最終決定をするはずです。(特に小さい子の場合)

こう考えると親子関係は、お互いの考えや意見を尊重しあいながら結ばれているからこそうまく成り立つわけです。

こういった関係が愛犬にも必要だと思います。

それでいて、人間社会に共存させるために飼い主に従うべき必要があります。

「主従関係=絶対服従」ではない!

つまり犬を飼うという上で必要な主従関係とは、力で何もかも抑えつけるような絶対服従というものではなく、あくまでも愛犬からしたら飼い主がリーダーであり従うべき存在であるべき関係なんです。

だから、昔ながらの力ずくで従わせるという主従関係ではなく、信頼関係を築いた上で主従関係を作っていけば、おのずとしつけも上手にできると言うわけです。

極論でいうなら信頼関係=主従関係と考えてもいいかもしれません。

しつけを通して上手に主従関係を作るには?

では、愛犬にしつけを通して主従関係を作るためには…

基本的なしつけから始めることが大切です。

単純なしつけ、お座りや伏せ、待てなどの指示に対してきちんと行動できているならば、ある程度の主従関係ができていると判断してもかまいません。

しかし、中にはうまくできないこともあるでしょう。

だからといって無駄に怒ってはいけないし、体罰なんてもってのほかです。そのしつけができるようになるまで根気よく続けてあげる必要があります。

これこそが信頼関係によって成り立ちます。

飼い主が諦めちゃダメ

ここで飼い主側が諦めてしまうと、信頼関係は崩れ主従関係も逆転してしまう可能性があります。

関係性が逆転してしまうと、犬は自分の方がリーダーだと勘違いしてしまいます。

そうすると散歩に行く時もリーダーウォークなんてできなくなってしまいます。

犬がバカなんじゃない!

よく「うちの子はバカ犬だから」なんていう人がいますが、そのバカ犬にしたのはあなたじゃないですか?なんて思っちゃいます。根気よく愛犬がしつけを覚えるまで行わないから、そうなったんじゃないですかと。

そのため、こうならないためにもしつけをする時は主従関係をある程度明確にした上で、愛情を持って根気よくイライラしないでしつけることが大事と言えますね。

そう、親子関係で親が子供に物事を教える時のようにです。

しつけは褒めてあげることが大事

もちろん上手にできたときには、しっかりと褒めて褒めて褒めてあげましょう。そうすれば愛犬は「この人は僕のリーダーなんだ。この人に従っていればいいことがあるんだ」と認識してくれるようになります。

これこそが信頼関係があった上での主従関係じゃないでしょうか?

この関係性があってこそ、しつけもうまくいきます。

時にはリーダーになる必要もあります

とはいえ時には毅然とした態度を示す必要もあります。

甘やかすばかりではわがままになりますし、いつまでたってもしつけはうまくいきません。本能的に飼い主が、自分よりも下と思わせてしまうとわがままになり、その後のしつけや生活が大変になるだけです。

ときにはリーダーとして厳しく接する必要も出てくるかもしれません。

しかし、飼い主は決してお山の大将ではいけません。メリハリを持つということです。

やさしく接するときはやさしく、時には叱ることも必要です。ただし叱るときは低い声で1回だけにしましょう。何度も叱るのはよくありません。

こういった信頼関係による主従関係を築くためにわかりやすい講義を行ってくれるのがドッグトレーナーしほ先生のイヌバーシティになります。

興味があればチェックしてみてください⇒イヌバーシティ~いぬ大学公式サイト

最後に

残念ながら人がペットとして犬を飼っている限り、対等関係というのはあり得ません。

ご飯をあげるのも飼い主の都合だし、散歩に連れて行くのも飼い主の都合に左右されます。つまりここにすでに主従関係が必要なわけです。

しかし、信頼関係は作れます。

親子のような信頼関係を作った上での主従関係だと思うのですがいかがでしょうか?

といぷ博士
といぷ博士

主従関係というと、何だか心苦しい気もしますが、なにかトラブルが起きたときは絶対的に飼い主の責任になるものですから、しっかりとした主従関係を気づいておくべきですぞ。

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