といぷ博士ですぞ!
犬を飼っている飼い主さんが赤ちゃんを授かったら、まず気になるのが愛犬と赤ちゃんの関係ですな。
よくテレビやSNSなどで犬と赤ちゃんの写真や動画を見かけますが
- 「うちの子はこんなふうに赤ちゃんと仲良くなれるかな?」
- 「新生児のうちから一緒に生活して大丈夫なのかな?」
と疑問に思う事も多いと思います。
そこで今回は犬と赤ちゃんが一緒に生活する時に気を付けたいことや、一緒に生活をするメリットなどもご紹介したいと思います。
犬と赤ちゃんは同じ空間で大丈夫?
基本的に犬と赤ちゃんは同じ空間で生活しても問題はありません。
ただ、犬と赤ちゃんの距離感だったり愛犬の健康管理には、気を付けなければならないこともあります。
犬にとって赤ちゃんはとっても気になる存在。
ちょっと近づいてクンクンとニオイを嗅いでみたり、赤ちゃんの顔や手足をペロペロと舐めってしまうこともあるでしょう。
また、愛犬の性格によっては新しく来た赤ちゃんに対して攻撃的になってしまう子もいますし、体が大きい子は悪気がなくても無意識に赤ちゃんを踏んでしまうということもあるのです。
なので、犬と赤ちゃんが同じ空間にいる時は絶対に目を離さないというのが重要なポイントにもなってきます。
では、具体的にどんな風に生活すれば良いのか見てみましょう。
スキンシップはしっかりととる
今まで自分が一番に可愛がってもらっていた愛犬にとって、後から来た赤ちゃんに一気に注目がいってしまうのはとても寂しい事。
初めのうちはストレスを与えてしまうこともあるでしょう。
ですがここで大事なのが飼い主さんとのスキンシップです。
例えば、赤ちゃんが寝た後に愛犬と遊ぶ時間をつくったり、愛犬とゆっくりと過ごす時間をつくってあげるのも良いでしょう。
愛犬が赤ちゃんの事を気にしてしょうがない!という場合は様子を見ながら愛犬と赤ちゃんを一緒に遊ばせてあげるのも良いですね。
つい赤ちゃんの事ばかりに気を取られてしまいますが、愛犬も飼い主さんと同じように不安な気持ちでいっぱいなのです。
スキンシップをしっかりと取って愛犬のメンタルケアも忘れずにしてあげたいですね。
衛生面には注意する
まだ小さい赤ちゃんは免疫力も低く、感染症などの病気にもかかりやすいので犬と赤ちゃんが同じ空間で過ごすためには衛生面での注意も必要になってきます。
犬には人間にはない細菌やウイルスを持っています。
もし愛犬が感染症にかかってしまったら赤ちゃんに感染してしまい重症化してしまうこともあるのです。
愛犬が感染症にならない為には愛犬の予防接種を必ず行い、赤ちゃんの口を舐めらせるなどの接触をなるべく控えるようにすると良いでしょう。
また、愛犬のシャンプーや抜け毛などのお手入れをこまめにしたり、愛犬のトイレはいつも清潔にして赤ちゃんに近づかせないようにするなど工夫してあげると良いでしょう。
犬が一人になれる場所をつくる
犬と赤ちゃんが一緒に暮らすには少なからず愛犬にストレスを与えてしまう可能性が高いです。
今までいなかった赤ちゃんがいるわけですから愛犬の性格によっては、常にそわそわして緊張してしまう子もいるかもしれません。
逆に赤ちゃんが大好きでたくさん遊ぶ子もいるかと思いますが、気付かないうちに愛犬も疲れてしまっていることがあります。
そんなときの為にも、お家のなかで愛犬が落ち着けるような環境を作って休ませてあげるという事も大切になります。
愛犬がゆっくり休んでいる間はこちらも構わず優しく見守ってあげるようにしましょうね。
おもちゃは共有しない
赤ちゃんはなんでも口に入れてしまうので衛生面を考えると、おもちゃは別々にしてあげた方が良いでしょう。
また、赤ちゃんのおもちゃは犬にとっても興味があり愛犬たちも遊んでみたいな~と思ってしまうかと思いますが「赤ちゃんが持っているものは取ってはいけない」ということをしっかりと愛犬に教えてあげると良いですよ。
犬と赤ちゃんが一緒に暮らすメリット
犬と赤ちゃんが一緒に暮らすには気を付けることや注意点もありますがメリットもあるのです。
実は犬と赤ちゃんが一緒に暮らすことで赤ちゃんの免疫力が向上したりアレルギーを起こしにくいと言われているのです。
犬がもつ細菌から赤ちゃんを守ることも大切ですが免疫力向上のために、少しずつ色々な抗体に触れていくのも良いのかもしれませんね。
そして成長するにつれて自分とは違う生き物について学んだり、愛犬と生活していく内に信頼関係や相手に対しての思いやりなども身につけることが出来ますよ。
また、犬などの動物には自分より小さな生き物に対して母性本能が働くことがあります。
飼い主さんが赤ちゃんにする行動を見て、愛犬も赤ちゃんに対して優しく接してくれるようになるかもしれませんね。
まとめ
犬と赤ちゃんが仲良く安全に生活するには愛犬と飼い主さんとのコミュニケーションがとても重要になってきます。
初めのうちはなかなか仲良くなれずに苦戦するママさんたちも多いようですが、きっと愛犬達も同じ気持ちのはずです。
愛犬の気持ちに寄り添って、焦らずにゆっくりと距離を縮めてあげて下さいませ。
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