といぷ博士ですぞ!
カーリーコートとかコーテッドなんて言葉を聞いたことありませんかな?
くるんとした可愛らしい巻き毛が特徴のトイプードルですが、実はその毛の種類は大きく分けて2種類なのです。
みんな同じ巻き毛かと思いがちですが、よく見ると毛質が全然違うんです。
今回はトイプードルの毛の種類についてご紹介します!
トイプードルの毛質タイプは大きく分けて2種類
一見同じように見えるトイプードルの巻き毛ですが、大きく分けて2種類のタイプがあります。
「カーリーコート」と「コーテッド」と呼ばれるそれぞれの毛の特徴を見ていきましょう。
・トイプードルに圧倒的に多い巻き毛のカーリーコート
トイプードルの巻き毛と聞いて思い浮かべるのが、このカーリーコートではないでしょうか。
カーリーコートはくるんとしたしなやかで柔らかい巻き毛のことを言います。
一般的なトイプードルはほとんどの場合がカーリーコートの毛質です。
・希少かも!縄状のトイプードルのコーテッド
一方、ごくまれにコーテッドの毛質を持つトイプードルがいます。
コーテッドは、くるんとした巻き毛ではなく縄状の緩いウェーブがかった毛質なのが特徴です。
カーリーコートに比べて、コーテッドの方が、巻きが緩いのです。
現在のトイプードルはほとんどがカーリーコートですが、生まれ持った毛質や親の遺伝から、ごくわずかですがコーテッドタイプのトイプードルが存在します。
また、子犬の時期は毛質が細く柔らかいため、一見コーテッドタイプかな?と思いがちですが、成長とともに毛質がしっかりとしたものになり、成犬になると毛量が増え巻きが強くなるのが特徴です。
被毛のカラーですと、コーテッドが出やすいのがレッドやアプリコットがほとんどで、ブラックはほぼカーリーコートという特徴があります。
トイプードルの被毛の特徴
・トイプードルの毛が抜けにくい理由って?
トイプードルの被毛の特徴としては、毛が抜けにくいシングルコートだということです。
多くの犬種はダブルコートと呼ばれるオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重構造で、
換毛期にはアンダーコートがごっそりと抜け落ち体温調整をします。
しかしトイプードルの被毛はシングルコートのため、ほとんどがオーバーコートで、換毛期がないため、被毛が伸び続けるという特徴があります。
そのため定期的にトリミングサロンでのお手入れが必要となります。
トイプードルの場合、抜け毛が少ないので飼い犬の抜け毛が服や家具に付くと言った心配はほぼないでしょう。
・トイプードルの毛色は変化するの?
トイプードルは成長とともに毛色が変化することがあります。
もともとの毛色は生まれ持ったメラニン色素の比率によって決まります。
しかし、成長や加齢の中で徐々に毛色に退色が見られることがあります。
退色は、早い場合で生後数ヶ月頃からはじまり、おおよそ3歳頃には落ち着くと言われています。
退色と言っても、一気に毛色が変化する訳ではなく、部分的に少し色が薄くなることがほとんどでしょう。
もしも一気に毛色が変わってしまった場合や、極端に毛が減ってきたという場合は退色ではなく別の原因が考えられるので注意が必要です。
トイプードルの毛色の退色は、ごく自然なことで避けられるものではありませんので、愛犬の毛色が退色したからと言って、そう悩むものではありません。
退色で、毛色に変化が見られても、可愛い大切な愛犬であるということには変わりありませんよね。
まとめ
いかがでしたか。
もしかしたら、意外に知られていないトイプードルの毛質の種類。
今まで特に気にしていなかった方も、この記事を読んでトイプードルの被毛について興味をもってもらえたら嬉しいです。
あなたの愛犬は一般的なカーリーコート?希少なコーテッド?
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