といぷ博士ですぞ!
相手の気配を感じたとたん、鳴き声を聞いたとたん、吠えだす愛犬。
どうしてうちのトイプードルは他の犬が嫌いなのかしら…
クルクルの毛とまん丸でつぶらな瞳が可愛いトイプードル。
ペットとして非常に人気の高い犬種のひとつです。
その見た目からは、穏やかそう、優しそう、しつけがしやすそうなどと見えるかもしれません。
しかし!どんなに見た目が愛らしいトイプードルでも、性格は千差万別。
良い意味でも良くない意味でも、みんなそれぞれ違った性格、個性があります。
とってもフレンドリーな性格の子もいれば、臆病な子、やんちゃな子、とにかく人見知りならぬ犬見知りの子もいます。
色んな性格の中でも、今日は犬嫌いな性格のトイプードルにフォーカスしてみたいと思います。
愛犬のトイプードルが犬嫌いで困っている、他の犬に吠えるのをなんとかしたい!と思っている方必見です。
まぁトイプードルだけじゃないけどね…
愛犬が犬嫌いになっちゃう理由って?
窓の外に散歩している犬を見た時や、外から近所の犬の鳴き声が聞こえてくると、
・スイッチが入ったかのように吠え続ける子
他の犬と対面すると唸り声を上げ、一定の距離よりも近付いた途端、
・ものすごい勢いで吠える子
そんな犬嫌いで吠えてしまう子には、なぜそうなったのか理由があります。
理由を把握することで正しい対応ができ、愛犬のストレスはもちろん、飼い主さんのストレスも軽減されるでしょう。
犬が犬嫌いになる原因は主に二つです。
社会化不足のため
犬の社会化という言葉を聞いたことはありますか?
犬の社会化とは、小さな頃から様々な人や場所、環境に触れさせ刺激を与えることです。
社会化が備わった犬は普段の日常とは違う色々な場面でしっかりと対応が出来るようになります。
生後12週頃までが社会化に最も適した時期と言われ、この頃に色々な人や犬にに会って交流する、色々な場所や環境を経験し、風の音や車の音、大きな建物や人混みなどを経験する必要があります。
しかし、この社会化が不足したまま成長することで、その場の状況に上手く対応できない犬になってしまうのです。
他の犬が嫌いで吠えてしまうのは、他の犬との交流が少ないまま過ごした社会過不足が原因かもしれません。
臆病なため
犬嫌いで他の犬に吠えてしまうのは、実は臆病な性格が原因かもしれません。
上記の社会化不足にも関連しますが、他の犬と関わる機会がなかったことや、自分よりも大きな犬に吠えられた経験、他の犬とトラブルになったことなどが原因の可能性があります。
過去の嫌な思い出から、他の犬=怖いものとして認識しているのかもしれません。
愛犬を犬に慣らすためにできること
犬嫌いな犬を他の犬になれさせるためには、根気と時間が必要です。
ですが、根気強く続けることで、犬嫌いが克服できる可能性は十分にあります。
まずは、少しずつ他の犬が視界に入るような環境をつくります。
他の犬に吠えそうになったら、おやつなどで気を逸らしましょう。
この時に、もし吠えてしまっても叱ったりリードを強く引っ張るのは絶対にNGです。
もし吠えずにやり過ごせたら褒めてあげてくださいね。
少しずつ遠くに居る他の犬に慣れてきたら、外に出て他の犬とすれ違う練習をしてみましょう。
散歩のピークの時間は犬が多くいる場合があるので、ピーク時は避け、比較的犬が少ない時間の方がオススメです。
同じように、吠えそうになったらおやつなどで気を逸らしましょう。
注意事項や吠えなかった時の対応は先程と同じでOKです。
根気強く、繰り返していくうちに、他の犬が怖くないと理解してくれるでしょう。
他の犬に慣れ、興味を持ち始めると犬同士のあいさつ(おしりクンクン)も出来るようになりますよ。
とにかく、根気強く続けることが大切です。
まとめ
いかがでしたか。
犬が犬嫌いになるにはちゃんとした理由があります。
できることなら、犬嫌いではなく犬好きな愛犬でいてほしいものですよね。
今からでも遅くないので、愛犬の犬嫌い克服にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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