といぷ博士ですぞ!
人にも様々な性格があるように、犬にも色々な性格がありますぞ。
そんな犬の性格の中で、今回は甘えん坊な犬に注目してみましたぞ!
犬も人間と同じように性格はみんな違います。
元気が良い子、おとなしい子、やんちゃな子、甘えん坊な子、臆病な子など、その性格は千差万別です。
そんな中でも、今日は甘えん坊な犬にフォーカスしてみたいと思います。
甘えん坊な犬の仕草や犬種、飼い主さんの対応などをまとめていきましょう。
甘えん坊な犬が見せるしぐさ
まずは、甘えん坊な犬はいくつかのしぐさを見せます。
飼い主さんから離れない
なんといってもこれですね。甘えん坊な犬は飼い主さんに常にくっついていて離れようとしません。
飼い主さんの膝の上に乗ったり、身体をすり寄せて来たり、寝るときは必ず飼い主さんのお腹や背中にピッタリとくっついていたり。
かなり甘えん坊で、常に飼い主さんと一緒にいたい子の特徴ですね。
クーンと鳴く
次に、クーンと鼻を鳴らすように鳴くしぐさです。
「かまってほしいよ〜。遊んでほしいよ〜。」と訴えかけるように飼い主さんの様子を伺いながらクーンと鳴くことがあります。
時々、上目遣いで飼い主さんを見ていることもあるでしょう。
飼い主さんにかまってほしい時にこんなしぐさを見せるでしょう。
ずっと後ろをついてくる
飼い主さんが行く所、どこでも後ろをついて歩くのも甘えん坊な証拠です。
飼い主さんが見えなくなると不安になり、常に側を離れないようにしているのですね。
甘えん坊な犬はこのような仕草を見せることがあります。
甘えん坊な性格が多い犬種ランキング
では、甘えん坊な性格が多い犬種もご紹介します。
犬の性格は千差万別ですが、甘えん坊な性格の子が比較的多い犬種と言われているトップ5をご紹介します。
第二位:チワワ
第三位:ポメラニアン
第四位:ミニチュアダックスフンド
第五位:ボストンテリア
一概に、全ての子が甘えん坊とは言えませんが、比較的甘えん坊で飼い主さんにべったりな子が多いとされています。
犬の甘えん坊診断
それでは、愛犬の甘えん坊診断です。
次の10の質問項目に対してイエスかノーで答え、イエスが合計いくつになったかで甘えん坊度合いが診断できますので、ぜひチェックしてみてください。
・一人にされると体のどこかを舐めている
・ペットホテルに預けられない・預けたことがない
・一人にされると吠えまくったり不機嫌になる
・スキンシップやかまおうとしたときに逃げられたことがない
・留守番中の破壊行動や粗相が多い
・飼い主の姿を常に目で追いかけている
・家の中ではストーカーのように常についてくる
・犬同士で遊んでいても飼い主が動くとすぐに遊びをやめる
・寝るときは必ず誰かと一緒でお尻や背中をくっつけている
いくつイエスがついたでしょうか?
イエスの数によって犬の甘えん坊具合が診断できます。
イエスが3つまでなら…自立しているワンコ
飼い主への依存心はそれほど高くないといえるでしょう。
信頼関係がしっかりとできているといえる一方で、ちょっと飼い主に対して無関心すぎるところがあるかもしれませんね。
イエスが4つ~7つまでなら…バランスが良いワンコ
飼い主への依存心が高すぎることもなく、適度にバランスのいい状態といえます。
もちろん飼い主さんのことは大好きですが、遊びに夢中になり過ぎるのがたまにきずかもしれませんね。
留守番なども安心してできるので、問題行動は起こりにくいといえるでしょう。
イエスが8個以上でなら…甘えん坊なワンコ
飼い主への依存度が高く、さびしがり屋さんといえます。
一人でいると不安でたまらなくなってしまうので、留守番も苦手です。
一人になりたくないので抵抗が強く手がかかるといえそうです。
犬が甘えん坊すぎて困ること
甘えん坊と聞くと可愛らしく聞こえますが、しつけを間違えると良くない方向に向かうことがあるので注意が必要です。
わがまま犬になっちゃう
甘えん坊をそのまま黙認していると、わがままな子になってしまうことがあります。
甘えん坊でも、良い事と悪い子とはしっかりとしつけをして覚えさせる必要があります。
甘えて、何でも要求が通る訳ではないという事を覚えさせましょう。
分離不安症になるかも
飼い主さんにべったりな甘えん坊な子の場合、分離不安になってしまう事があります。
分離不安とは、飼い主さんと離れること、飼い主さんの姿が見えないことが不安で、その間に様々な問題行動を起こしてしまうことを言います。
分離不安になると、お留守番が出来ないなどの問題が出てくるので、飼い主さんと犬は適度な距離関係も必要なのです。
甘えん坊な犬への飼い主の対応の仕方
では、甘えん坊な犬への正しい対応をご紹介します。
はじめに書いたような、犬が甘えん坊とされる仕草を見せた時に、すぐに反応するのは逆効果です。
飼い主さんにくっついて離れない時やクーンと鳴いたときに、すぐにかまってあげたり、声をかけたりしていませんか?
かまったり声をかけるという事は、犬の思惑どおりで、「こうしたら飼い主さんはかまってくれる!」と学習します。
ですので、甘えん坊な行動を見せても、すぐにかまったり声をかけたりせずに、落ちついてから犬に目を向けましょう。
まとめ
甘えん坊な仕草は一見、可愛くてついついかまってしまいたくなりますが、飼い主と犬には適度な距離感や、主従関係が必要なものです。
甘えん坊な子に振り回されないよう、普段から犬の性格をしっかりと見極めて適切な対応を取ることが必要なのです。
甘えん坊が過ぎると今度はわがままになってしまうので要注意を!
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