トイプードルは非常に頭が良い犬種として有名です。
全犬種の中では、ボーダーコリーに次いで第二位、小型犬種の中では一位の頭脳を持っています。
そのため、しつけが入りやすく、初めて犬を飼う初心者でも飼いやすいので常に人気の高い犬種をなっています。
しかし、その一方で実はトイプードルはわがままなのでは?と言われています。
賢くて飼いやすい犬種ナンバーワンなのに、わがままって一体どういうことなの?と思いますよね。
そこで今日は、トイプードルがわがままと言われる訳や、その行動、飼い主として意識すべき点をまとめていきたいと思います。
トイプードルはわがままな犬種と言われるけどどうなの?
トイプードルがわがままな犬種と言われる訳は、実はその賢さからなのです。
正確には、元々がわがままな犬種という訳ではなく、状況を見てわざとわがままな面を出していると言うのが正しいでしょう。
わがままな面を出すことで、自分自身に良いことがある、思いが通るなど、その後の展開を先読みする賢さから、時としてわがままを発揮し飼い主さんを困らせてしまうことがあるようです。
そこで重要になってくるのが日々のしつけと正しい対処です。
賢い犬種であり、しつけが入りやすいですが、一歩間違うとどんどんわがままになったり、飼い主さんとの主従関係が逆転してしまうこともあります。
そうならないためにも、わがままとされる行動や対処法をしっかりと頭に入れておきましょう。
トイプードルがわがままとされる行動
トイプードルがわがままと言われる行動で多いのが、無駄吠えと食事の拒否などです。
・無駄吠え
トイプードルの無駄吠えに悩んでいる飼い主さんはわりと多いのではないでしょうか。
そんな時、どのような行動をしていますか?「ダメ!静かに!」と無駄吠えを注意する方や、「どうしたの?何か気になるの?」と近づいて様子をうかがう方、様々かと思いますがこれはNG行動です。
吠えたら構ってもらえる、自分の要求を聞いてもらえると学習してしまうのです。
賢いがゆえの行動ですね。
・食事を拒否する
食事を拒否する行動に悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。
おやつは食べるのに、いつものドッグフードだけ食べないそんな時、違う食べ物を与えていませんか?
「ご飯を食べないのは心配、食べられるものを与えよう。」と思っていませんか?
気持ちは分かりますが絶対NG行動です。
賢いトイプードルの考えにまんまと乗せられてしまってはいけません。
この時トイプードルは「このご飯を食べなければ、もっと美味しいものを貰える!」と思っているのです。
その証拠に、おやつを出すと、すぐにペロリと食べてしまいますよね。
本当に食欲がない時は、おやつも食べませんよね。
食事を拒否する時は、決して他の物を与えずに、一定時間が過ぎたら食事を下げましょう。
少し可愛そうにも思えますが、決まった時間に食べないと食事を貰えないということを覚えさせましょう。
他にも、わざと飼い主さんの指示を無視したり、悪さをして飼い主さんの気を引こうとする場合があります。

愛犬を可愛がると甘やかすは違うことを意識すべき
犬のしつけは飼い主の義務と言えます。
可愛い愛犬に厳しいしつけをするのは気が引けると思う方もいるかもしれませんが、全ては愛犬のためということを理解しましょう。
しつけが出来ていなくて、家族としてのルールや社会性が身についていない犬は、トラブルを起こしたり家族を悩ませてしまったりと、良い事は一つもありません。
飼い主と犬、そして家族やまわりの人と共に豊かに暮らしていくには、甘やかして育てるのではなく、しつけはしっかりと行いつつたくさんの愛情を注いであげましょう。
時には、厳しいかな…可愛そうかな…と思うようなしつけも、そこに愛情があればそれは犬のためになります。
まとめ
賢いトイプードルは、時としてわざとわがままな行動を取る場合があります。
それを見極め、正しく判断し対処できるのは、いつも一緒にいる飼い主さんですよね。
愛犬の性格をよく見ながら、しっかりとしつけることで、わがままな行動は減っていくでしょう。

まずは愛犬との信頼関係を構築することが大切なんですぞ!
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