ペットショップで売れ残りの犬はどうなるの?その裏側の現実を探ってみた

トイプードルの飼い方・育て方
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
空前のペットブームの中、とくに犬はペットとして常に高い人気を誇っています。
しかし、ペットショップで見る子犬たち、もし売れ残ったらどうなるのか?考えたことありますかな?

ペットショップに行くと、愛らしい表情で来た人を虜にする仔犬たちがずらりと並んでいますよね。
一見、美しい光景に見えますが、その裏側の現実をあなたは知っていますか?

可愛くて癒やしの空間であるペットショップの裏側と現状をしっかりと理解し、あなたにできることからはじめてみませんか。

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ペットショップで売れ残りはどうして起こる?

では、ペットショップで売れ残りが起きるのはなぜでしょうか?

ペットショップに行くと、少し前とは違うある傾向に気が付くことはありませんか?

リスクの高い在庫を抱えたくない

そう、大型犬の仔犬の姿を見ることは少なく、ショーケースに並んでいるのはトイプードルやチワワ、ポメラニアンなどの人気の小型犬がほとんどですよね。

大型犬は仔犬とは言え、生後1ヶ月も経つとかなりの大きさになり、ショーケースが狭くなったり、仕切りを跳び越えてしまうのです。

ましてや、今は大型犬の人気が低く、ペットショップとしては大型犬を仕入れるのはリスクが大きすぎるのです。
言い方は悪いですが、リスクの高い在庫を抱えたくないといったところでしょう。

売れ筋の在庫は欠かさず仕入れたいが…

一方、人気の小型犬は一番可愛い生後2ヶ月頃にショーケースに並び、次々と新しい飼い主と出会います。
ペットショップとしては、売れ筋の在庫は欠かさず仕入れたいといったところでしょう。

ところが、大半の子が新しい飼い主と出会う一方で、一定の時間が過ぎても売れない子がいるのです。
売れない理由は色々あります。値段、性別、見た目、ショーケースの中での行動など、ペットショップに来たお客さんがその子をペットの候補から外す何かしらの理由があるのです。

そうなると、どうでしょう。時間だけが過ぎ、仔犬はどんどん大きく成長し、一番の売れ時が過ぎ去ってしまうのです。
売れ時が過ぎ大きくなった子は、ついに「値引き」や「SALE」などの札が付きます。
悲しいですが、これが今の現実です。

次々に新しい仔犬が入荷される一方で、それでもなお売れない子が居るのが現状です。

売れ筋の在庫を欠かさないよう、ペットショップは大量の仔犬を仕入れるので、プリーダーはその要望に答えるべく、たくさん繁殖させます。

需要と供給のバランス、ブリーダーからペットショップへの流通の流れに問題があるのです。

売れ残ったペットはどうなるの?

ペットショップでの売れ残りの仕組みは分かって頂けたかと思いますが、では、実際に売れ残ってしまったらどうなるのか。

里親捜しをしてくれるペットショップは数少ない

その実態は一概には言えませんが、他の機関と協力しながら里親捜しをしてくれるペットショップはごくごく一部です。

その他は、ブリーダーへ返却され繁殖用の犬として酷使される、動物実験の業者へ販売される、最悪の場合は保健所で殺処分されるのです。

里親になる条件は厳しい…

また、「ペットはペットショップで買わないで」こんな声が聞かれるようになってから久しく時間が経ちますが、現実はどうでしょうか?

売れ残ったペットの里親探しをしてくれるペットショップは稀ですし、仮に里親探しをしてくれるショップがあったとしても、今度は里親になるための条件が非常に厳しいという現状もあります。

なぜ里親になる条件が厳しいのか…それは、一度はつらい目にあっているペット達が、安易な気持ちで引き取られることによって生じる不幸を起こさないためです。

動物保護団体としても二度もペットに辛い目に合わせたくないために引き取り手には慎重にならざるを得ません。そのため、飼手となる飼い主には非常に厳しい条件が課せられてしまいます。

「引き取り屋」という商売も

また売れ残った不用なペットを引き取る「引き取り屋」なる商売もあります。

売れ残りのペットを有料で引き取ることを商売とするのです。しかし、その後はとても飼っているとは言えない状態で劣悪な環境で育てられるといった問題も起きているようです。

こういった現状…あまりにも辛いことですが、商品としてペット販売が行われている今の日本国内の現実なのです。

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ペットの売れ残りが起きないためにできること

このような悲しい現状を防ぐために、ペットショップができることは何か、考える必要があります。
大前提として言えるのが、命を軽視しないことです。

「在庫」として扱うのではなく、「命」として捉えることが何よりも大切なことなのです。

ペット先進国のヨーロッパの国では、ショーケースに犬を入れ販売すること自体が動物虐待となっています。
ペットとして、将来飼い主にしっかり巡り会える保証がないまま次々と繁殖・仕入れをする今の仕組みを変えない限り、この悲惨な現実は変わる事はないでしょう。

ペットビジネスに関わる全ての人が、もっと命一つひとつを重視することから変えていく必要があるのです。

まとめ

いかがでしたか。

ペットショップの可愛く癒やされる空間の裏では、実に悲しい現実があったのです。
愛犬が、今現在あなたと出会っていなければ、もしかすると悲しい末路を辿っていたかもしれません。
想像しただけでも胸が張り裂けそうですよね。

先進国の中で、ペットに対する扱いは非常に遅れている日本。

関わる人全員の意識を変えていくことが、ペットの命を救うことに繋がります。

といぷ博士
といぷ博士

私たち飼い主側の人間は、どのような形であれペットを物ではなく命として扱うこと、引き取った命を最後まで見届ける義務があるといえます。
もちろん、ペットを飼う上でのマナーも忘れてはいけませんぞ!

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