といぷ博士ですぞ!
犬を飼っていて留守番をさせたことがないという人はいないはず。
でも、愛犬を留守番させるのはかわいそうと思ってしまう方も多いですな。
その溺愛が留守番できない犬にさせてしまっているかもしれませんぞ!
犬を飼ったことがあるほとんど人が直面する「愛犬の留守番」について。
家族構成や生活リズムなど、飼い主さんの事情は様々ですが、24時間常に愛犬と一緒、留守番をさせることがないという飼い主さんは少ないはずです。

この記事では、愛犬の留守番に不安を抱えている方、今後愛犬に留守番をさせる方などに読んで頂きたい記事をご紹介します。
愛犬が留守番できない理由とは?
犬はかけがえのない、立派な家族の一員ですよね。
実は、犬は長い時間留守番をするのがあまり得意ではありません。
それと同時に、可愛い愛犬に長時間の留守番をさせることなんて、可愛そうで出来ないという飼い主さんもいます。
犬は本来賢く、飼い主に従順な動物なのです。
犬がしっかり留守番をできないのは犬の問題ではなく、実は飼い主さんに原因があるかもしれません。
犬を可愛がるばかりに、犬も飼い主さんと離れることができなくなり、悪循環に陥っているのかもしれません。
では具体的に犬が留守番をできない理由を見ていきましょう。
飼い主が愛犬を溺愛しすぎている
先程述べたように、飼い主さんが犬を溺愛しすぎているのが大きな原因になってしまうのです。
愛犬が可愛いのはもちろん分かります。
しかし、全てが愛犬中心で、どこでも何をするにも愛犬と一緒というのはあまり良くありません。
愛犬が常に飼い主さんの膝の上にいたり、寝るときは一緒にベッドに入って寝ている、常に飼い主さんの後を追いかけてくるなど、こういった行動をしている場合、飼い主さんの溺愛により、犬はかなり飼い主さんに依存していると言えます。
飼い主さんへの強い依存は、さらに悪循環を引き起こしてしまうかもしれません。
愛犬が分離不安になっている
分離不安という言葉を聞いたことはありますか?
犬は飼い主さんの事が大好きで、常に一緒に過ごしたいと思っているのです。
そのため、長時間の留守番の後帰宅すると、部屋の中が散らかっていたり、何かイタズラをしていることが時々あるでしょう。
寂しさやストレスからそのような行動をとってしまうのです。
また、飼い主さんと離れると異常に吠えたり、自傷行為をしてしまうのも、分離不安になっていると言えます。
飼い主さんと離れることがとても不安で、症状が深刻化すると肉体的にも精神的にも次々と不調が現れてしまいます。
このような状況にならないために、普段からお互いの関係性を明確にし、しっかりと留守番ができるようなしつけをする必要がありますね。
愛犬が留守番できるようになるには?
では、愛犬が留守番をできるようになるためには、どうしたら良いか。
まずはケージやサークルを用意し、愛犬が安心して過ごせるテリトリーを確保しましょう。
留守番の時にはここで待つということを教えます。
最初は、飼い主さんが室内にいる状況で、愛犬をケージなどに入れてみましょう。
ケージの中には、安心できるようにお気に入りの毛布などを入れてあげるといいですね。
少しずつケージの中で過ごす時間を長くし、落ち着いて過ごせるようになったら、飼い主さんが部屋を出てみます。
はじめは、飼い主さんがいなくなると不安で鳴くことがありますが、必ず帰って来るから大丈夫ということを理解出来れば、留守番も少しずつ慣れてくるでしょう。
短時間の留守番から始め、徐々に時間を長くしていくようにしましょう。
いきなり長時間の留守番をさせるのは控えましょうね。
留守番がしっかりできるようになれば、12時間程度の留守番も可能です。
留守番の方法については下記の記事も参照してください↓
まとめ
犬は、飼い主さんが大好きでいつも一緒にいたいと思っていますが、留守番を覚えさせるのはとても大切なしつけです。
飼い主さんが必ず帰って来るという安心と信頼関係が、留守番を覚えさせるうえで何よりも大切なことなのです。
留守番がちょっと苦手な子も、少しずつ慣れるよう、チャレンジしてみましょう。

最初は短い時間から飼い主とはなれる時間を作っていくといいですな!
どうしても留守番をさせられないなら「イヌバーシティ~いぬ大学~」でしつけを学びましょう。
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