といぷ博士ですぞ!
小さい頃は何にでも好奇心旺盛でかわいいのですが、過ぎたいたずらはちょっと困りものですな。
椅子の脚を噛んだりドアを引っかいたりと、子犬を飼い始めた時に必ず遭遇するのがいわゆるいたずらしたがる「破壊」といわれる問題行動です。
これって何をどうしていいのかわからずに、困ってしまう飼い主さんも多いようです。
もちろん子犬に直接注意しても聞いてくれるわけもなく、気づくと破壊行動がエスカレートしているなんてことがありますね。
では破壊癖による問題行動どうやって防げば良いのでしょうか?

小さい頃って気が付くと椅子の足をガジガジしたりドアを引っ掻いたりしたくなっちゃうんだよね。
あれって何でなんだろう?
子犬の破壊行動とは?
この目に入るもの何でも壊してしまうような破壊行動、これって子犬の時期特有のものだったりします。
実は一歳半ぐらいなると、まるで何もなかったかのようにピタっと止まるなんてことも少なくありません。
子犬の頃って、目に入るものは目新しくなんでも興味を持ってしまうので、とりあえず噛みたくなったり引っ掻きたくなってしまうものなんです。
なんでもとりあえず噛みたくなってしまう行為を甘噛みと言います。
>>>トイプードルの甘噛みいつまで?子犬が噛む5つの理由としつけの対処法を徹底伝授
この甘噛みとなんでも壊しちゃいたいイタズラが破壊癖となってしまうのでちょっとやっかいです。
この行動は子犬の気持ちと関係なく、もともと本能で行っているところが大きいので、無理に怒ってもなかなか止める事はできないんです。
子犬が破壊行動をする理由は?
破壊行動を起こしてしまう理由として考えられるのが、「元気が有り余っていること」これが一番大きな原因です。
飼い主の管理不足も原因になったりはしますが、
- それ以上に力が有り余っているから
- ストレス発散したい
- とにかく何かを行いたいといった本能から
こういった問題行動が起きてしまうとされています。
★問題行動についてはこちらの記事も参考にどうぞ
参考記事 トイプードルの問題行動の原因ってなに?しつけの方法と飼い主の問題

もちろん家の中にいても上手にそのエネルギーを発散してあげられるように一緒に遊んであげるなど工夫をしてあげる必要があるでしょう。
子犬の破壊行動をあらかじめ防ぐには?
とはいえなるべく家の中の被害は少なくしたいものです。
そのためあらかじめできる対策はしておくべきでしょう。
HINT 破壊行動を防ぐコツ
- 子犬が行く場所、うろつく場所を整理整頓する
- 危険なコンセントや、狙われやすいゴミ箱などは柵をしてあげる
- 入って欲しくない場所にはゲートを設置する
- テーブルやソファーなどにはビターアップルなどの苦味スプレーを吹きつけておく
こういった形でワンチャンも飼い主も安全な状態を作ってあげましょう。
子犬の破壊による問題行動を発散させよう
そうは言うものの、全ての行動を抑えつけてしまうのは有り余ったエネルギーが発散できずにストレスが溜まる一方で問題です。
もちろんお散歩などでストレス発散してあげるのが一番良いのですが、そうとばかりも言っていられないので家の中でも「破壊して良いもの」を用意してあげるといいかもしれません。
ペットボトルでフード探し
空のペットボトルなどに、フードを数粒いれキャップをしないまま与えてあげましょう。
一生懸命にフードを取り出そうとして前足で抱え込んだり体を振ったりできるので、単純にフードを食べるだけでなくいたずら心も発揮できて楽しめます。
もちろんコングなどのアイテムを使ってもOK。
段ボールで玉手箱
大きさの異なるいらない空箱や段ボールを用意し、その中の1番小さい箱にフードやおやつを入れておきます。
それを一回り大きい箱に入れ、子犬に与えてみましょう。
フードの匂いはするのに、なかなかフードが出てこない、そのため探し当てようと段ボールを破壊します。
もともと壊してもいいものなので、遊び終わった後にはゴミを飲み込んでしまわないようにすぐに片付けましょう。
ほりほりボックス
ガジガジ噛んだり引っ掻いたりするのと同じように、ひたすら穴掘りをしたがる子もいます。
そんな子には、庭に穴を掘れる場所を作ったり、子供用プールに砂を入れて遊ばせるのも良いでしょう。
また室内ではプラスチックの衣装ケースに細かくちぎった新聞紙を入れ、中にフードやおやつを少量入れてワンチャンを入れてあげましょう。
穴掘りが好きな子ならば、このフードを掘り出すために必死に穴掘りをして遊ぶこと間違いなしです。

まぁ、家の中は新聞紙が散乱して大変ですが…

まとめ
子犬期のこういった破壊による問題行動は、ある程度時期がきたら勝手におさまっていきます。
そのため、あまりガミガミと起こるのではなく、いつか終わるからとおおらかな気持ちで受け止めてあげるのも飼い主側にとっては必要かもしれませんよ。

しっかりと有り余ったエネルギーを発散させてあげれば、それ以外の時は意外と落ち着いていたりするものですよ!!
★こちらの記事も参考にどうぞ
参考記事 トイプードルの噛み癖の原因と治す方法!成犬でも噛み癖は治る?

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