といぷ博士ですぞ!
愛犬に触って撫でようとしたら、後ずさりされたことありませんかな…?
うちではしょっちゅうですぞ…(涙)
家族の一員である犬。
「可愛いな」と思いながら、撫でようと手を伸ばしたら後ずさり!
「私が近寄ろうとすると逃げるのはなぜ?」
「もしかして私は嫌われているの?」
と思ったらショックで仕方がないですよね。
でも愛犬が後ずさりしたり逃げるのは、あなたが嫌いだからという理由ではないかもしれません。
これまでの愛犬との接し方を振り返ってみてください。
これまでの接し方と、愛犬の心理を考えることで、後ずさりする理由が分かるかもしれませんよ。
もちろん後ずさりするのはボクたちトイプードルだけじゃないけどね!
愛犬を撫でたり触ろうとすると後ずさりして逃げるのはあなたが嫌いだから?
もしあなたの愛犬が自分からあなたに近づいてきたとします。
自分から「わ~い」と近づいてきておきながら、触れようと手を伸ばすと後ずさりするのは「遊ぼう」アピールが考えられます。
犬同士で追いかけっこして遊んでいる姿をみたことはありませんか?
これは犬の本能的な遊びのパターンです。
触れようとしているのに逃げるのは「追いかけてよ!遊んでよ!」と訴えているのかもしれませんね。
でも、いつも後ずさりされるのは寂しいから、手を伸ばしたら近づいてきてほしい気もしますね。
そんな時には、「近づいてきたら良いことがある」ことを覚えさせましょう!
まず取り組みたいのは犬とのスキンシップです。
全身のあちこちをなでてあげてください。
背中や頭をなでてあげるのはもちろんのこと、目の周りや口、お尻を触っても嫌なことはないということを理解させましょう。
オーバーリアクションなくらいに褒めて、犬が嬉しい気持ちになってもらうのが目標です。
追いかけっこするより、近くでじっとしている方がいい事があると認識すれば、愛犬は後ずさりすることなく、伸ばした手に寄って来てくれますぞ。
愛犬を撫でたり触ろうとすると逃げる・後ずさりする5つの理由
先ほどは犬が後ずさりしたり逃げる理由について「遊んでアピール」の可能性を挙げました。
他にも考えられる理由はいくつかありますので、紹介しますね。
愛犬が飼い主に慣れていない
単純にまだ慣れていない可能性もあります。
人同士でもなれない人とのコミュニケーションをとるのは緊張しますよね。
犬も同じです。
まだ慣れない人には緊張して警戒しています。
慣れるまでゆっくりと時間をかけてコミュニケーションをとっていきましょう。
犬は上から手が出てくるのを怖がっている
犬は触られたくない部位の代表として、頭があります。
警戒心の強い犬は頭を触れられることや、上から触れられることに対して恐怖心を抱いている場合があります。
特にトイプードルのような体の小さな小型犬はその傾向が顕著に表れてきます。
無理に頭をなでようとするのではなく、下の方から手を伸ばしてあごを撫でてあげましょう。
自分自身座って体勢を低くした状態で、犬の体の側面を優しく触ってあげるのも良いですね。
愛犬との主従関係や信頼関係ができていない
「飼い主になれていない」と似通っていますが、主従関係や信頼関係が出来ていないケースも考えられます。
犬は経験から学習をします。
本当に何気ない行動が犬に恐怖や苦痛を与えてしまったなんてこともあるんです。
動物病院で予防接種するときに伸びてきた手が怖かったのかもしれません。
もしくは振り向いた拍子に当たった手が痛かったのかもしれません。
この場合は、人の手は怖くないということを根気強く教えてあげましょう。
愛犬の呼び戻しの訓練ができていない
犬としては追いかけっこの方が楽しいので、「おいで」と言われても寄ってこないということも考えられますね。
本能的に楽しい「追いかけっこ」の誘惑の方が強い状態です。
呼び戻しの訓練を行って、飼い主のそばにいると良いことがある!
取っても安心できる!という状態になるように訓練しましょう。
そうすることで、素直に体に触れる事が出来るようになります。
今は単純に触られたくない気分
最後にご紹介するのは、単純に気分の問題です。
犬にももちろん感情がありますから、「今はゆっくりと一人になりたい気分」なんて時もあります。
特に柴犬などの和犬はその傾向が強いですが、人に愛想よくするのが苦手な子もいます。
犬だからみんな撫でられるのが好きとは限りません。
こんな時は犬の感情に配慮して、無理に触るのは控えてあげてください。
なるほどねッ!
まとめ
犬が後ずさりしたり逃げるのは、その行動だけで色々な理由が考えられます。
大切なのは犬の個性を尊重してあげることです。
とはいえ、せっかくの愛犬との生活なのですから、毎日を楽しく過ごしたいですよね。
しっかりと毎日コミュニケーションをとって「撫でられるのはとっても嬉しいことなんだ!」と理解してもらいましょう。
最後に、心理面の問題だけではなく、身体面の病気が隠されている場合もありますぞ。
もし、いつもと様子が違うと感じたら、動物病院で相談するとよいかもしれませんな。
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