犬のしつけの7つの間違い!愛犬を困った犬にする飼い主の行動とは?

トイプードルのしつけ
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
愛犬のしつけうまくいっていますかな?
よかれと思って行っていたことが、実は全然よくなかった…なんてこと誰にでもありますよね。
では、愛犬のしつけではどうでしょうか?

犬のしつけというのはなかなか難しいもので、こちらの思った通りになってくれない、何度教えても覚えてくれない、なんて事はよくあることです。

ちゃんと言葉が通じないだけあって人に教える以上に大変なものかもしれません。

しつけがなかなかうまくいかないからといって、次の行ような行為でしつけをしようとするのは間違いです。
愛犬がいい子になるばかりか、かえって言うことを聞かない問題犬になる可能性を秘めています。

ちょこすけ
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しつけを怖いものと思わせないでね!!

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愛犬のしつけ7つの間違い


愛犬を上手にしつけるための 一番重要な事は「褒めること」です。

恐怖を与えたり不安を憶えさせるのは、愛犬とよりよい関係を築いていくためにはよくありません。正しい主従関係・信頼関係を作っていくためにも愛犬の良いところを伸ばしてくべきです。

特に次のような7つの行為は、しつけにおいてよくある間違いと言えます。

  1. 体罰式のしつけをする
  2. 無理やり仰向けにさせる
  3. マズルや尻尾、首筋を抑えつける
  4. 目を見て叱る
  5. 褒めてあげない
  6. 何度も教えようとしない
  7. 甘やかし過ぎる

順番に見てみることにしましょう。

1.体罰式の犬のしつけをする

何をしてもこれだけは絶対にダメです。

叩いたり、蹴ったりしたところで、むしろ恐怖心を与えるだけです。
体罰行為は、しつけをしているのではなく、服従させているだけです。

ましてや言葉の通じない犬ですから、暴力で何かを伝えようとしても通じるはずがありません。

私たちは軍隊に入れる犬を育てているわけではありません。

家族として、一緒に過ごす我が子のような存在を育てているわけじゃないですか。
そんな我が子を体罰で従わせようとするのはあまりにもかわいそうだと思いませんか?

2.犬を無理やり仰向けにさせる

犬には嬉しかったり、相手に服従するといった意味で仰向けになりおへそを見せることがあります。これをへそ天といいます。

ただし、これは犬が自ら行う行為。

人の手で無理矢理仰向けにさせて怒っても何の意味もありません。
かえって恐怖心を募らせるばかりです。

最悪の場合、体を触らせること自体を嫌がるようになり、飼い主に対して不信感を抱くようになります。

3.犬のマズルや尻尾や首筋を抑えつける

マズル(鼻先)や尻尾といった部位は、体の中でも敏感な部分。
こういった部分をぎゅっと掴む行為はけして行ってはいけません。

マズルコントロールという動作がありますが、これは鼻先をつかんで支配するというものではなく、顔や体などを触らせても大丈夫な子に育てることです。

また同様に首筋を抑えつけるようなこともいけません。

テレビなどで見る母犬が子犬の首筋を加えて移動するのは、外敵から身を守るためであって、罰を与えるためではありません。

4.ひたすら犬の目を見て叱る

人間の場合は、相手と話をするときに目を見るのが基本と言われていますが、犬の場合は「鋭い目で見る=対立する」と捉える習性があります。

そのため愛犬が目をそらすのは、「あなたには反抗しないよ」という合図なんです。

それなのに、鋭い目つきで睨みつけながら何度も目を合わせようとするのは、「ごめんなさい」と謝っている子供を叱っているのと同じことです。

これを続けてしまうと「アイコンタクト」ができなくなってしまいますよ。

犬に何かを言ったときに目を逸しても、話を聞いていないわけではありませんよ。

5.犬を褒めてあげない

繰り返しますが、しつけの基本は褒めてあげることです。

失敗したときには大きな声で怒鳴ったりするのに、成功したときには褒めてあげないなんておかしくありませんか?

むしろ、怒るのをやめて上手にできた事はしっかり褒めてあげることを第一に考えてみましょう。

褒めてもらえない犬は、けして心を開こうとしないですし、飼い主さんと信頼関係を作ることができません。

6.しつけを何度も教えようとしない

意外と多いのがこれ。

1度や2度教えただけで「そのしつけは教えたはず。なんでできないの?」なんて思われる飼い主さんは多くいらっしゃいます。

いくら犬が、3歳児程度の知能を持っているといっても、もともとは人間の言葉が理解できませんから、正しい行動を覚えるのにはそれなりの時間がかかります。

失敗を繰り返して、だんだんと正しい方法を覚えていくのです。何度も何度も失敗が成功に変わるまで、根気よく教え続けることがしつけには必要です。

7.犬を甘やかし過ぎる

愛犬はかわいいですか?
もちろんかわいいですよね。でも、だからといって甘やかしすぎは良くありません。

甘やかしすぎて何でも要求を聞き入れるようになると、「吠えれば何でも受け入れてくれる」とわがまま犬になり主従関係が崩れます。

しつけは常に飼い主側がリーダーでなければなりません。それが甘やかしすぎることによってリーダーが逆転してしまう可能性があります。

十分に可愛がること、褒めてあげることは必要ですが、しつけをする上ではメリハリをつける必要もあります。

問題犬は飼い主が作り出している?

どうでしょうか?これまで上記に当てはまるような行為を行っていませんでしたか?

もしかしたらハッとするものもあったかもしれません。

こういった行為をずっと繰り返していると、より飼い主のいうことを聞かない困った犬になるか、飼い主におびえて人になつかない犬になります。

といぷ博士
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つまり問題犬は飼い主自身が作り出しているとも言えるのですよ。

愛犬のしつけは服従じゃありません!

”しつけ”というと、どうしても服従させるとか、抑えつけるという悪い方向に捉えてしまいがちですが、愛犬にとって”しつけ”は人間社会で一緒に暮らしていくためのルールを教えることです。

けして飼い主のいいなりになる服従犬を作ることではありません。ここを間違ったとらえ方してしまうと間違った方向に行きかねません。

ましてや、室内で暮らす室内犬は一緒に暮らす家族です。
一緒に暮らす家族の気持ちは大事にしたいものですよね。

しつけの間違いは今すぐやめて、理にかなった正しいしつけを行ってあげましょう。

しつけの方法に困ったら、手に負えなくなる前にイヌバーシティで正しいしつけの方法を学んでみてはいかが?

といぷ博士
といぷ博士

きっと役に立つはずですぞ。

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