愛犬の飛びつき癖は危険!犬が飛びつく心理とやめさせるしつけ

犬の豆知識
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
愛犬の飛びつき癖って意外と危険なのって知っておりましたかな?

犬の「飛びつき」は、人や物などに前足をついてそのまま押し倒そうとする行動の事をいいます。

よく、お家に帰宅すると留守番中だった愛犬が嬉しそうに飛びついてきてくれることがありますが、これも飛びつきのひとつでもあります。

飼い主や犬好きの人は「好かれている」と感じることが出来たり、懐いてくれているのだと感じることができるので嬉しかったりもしますよね。

ですがこの「飛びつき癖」は放っておくと愛犬のケガに繋がったり、見知らぬ人にまで飛びついてトラブルに発展してしまったりすることもあるのです。

ちょこすけ
ちょこすけ

そこで今回は愛犬が飛びつきたくなる理由や飛びつき癖を治す方法、飛びついてきた時の対処法などをまとめてみました。

愛犬のしつけに困ったら!
【我が家はこれでしつけを学びました!】
愛犬の問題行動を”あなたの手”で自ら解決できる!
↓日本で一番人気のしつけ教材!!↓

愛犬が飛びつきたくなる理由と心理

愛犬が飛びつきたくなる理由として多いのが「嬉しい」という気持ちの表れです。

飼い主さんの帰宅が嬉しくて興奮していたり、お留守番で不安だった気持ちから解放されて喜びを全身でアピールしているのです。

その他にも「散歩に行きたい」「ごはんが欲しい」「遊んでほしい」などの要求がある時にも飛びつくことがあります。

これは犬が飼い主さんの事を下に見ている可能性も高いので、しつけをしていくうえで注意も必要です。

また、小型犬などはお散歩中に歩きたくない時や苦手な物があるときなど、自分を守って欲しいという気持ちから飼い主の足に飛びつき抱っこをせがむこともあるようですね。

愛犬の飛びつき癖を治すための飼い主の行動

では、愛犬の飛びつき癖を治すには、飼い主はどのような行動をとればいいのでしょうか。

私たち飼い主がするべきことは大きくわけて3つあります。

・主従関係と信頼関係を作ること

愛犬との間に主従関係や信頼関係がないとしつけが上手く出来なかったり、問題行動が多くなってしまいます。

飼い主の事を信頼できるリーダーだと認識してもらうことで、飛びつき癖を治すしつけもスムーズに出来ますよ。

・愛情いっぱい、でも甘やかしは禁物

ペットを飼っている方は誰もが愛情いっぱいに育てていますが、そこで気を付けたいのが甘やかしてしまうこと。

帰宅時などに愛犬が飛びついて来てくれて「寂しかったのかな?」などと思い、つい甘やかしてしまいますが愛犬の思いのままにしてしまうと、飛びつき癖が治らなかったりワガママな性格になってしまうこともあります。

愛情いっぱいに接することも大事ですが時には厳しく、メリハリをつける事も大事なのです。

・しつけで飛びつき癖をなくす

しつけで飛びつき癖をなくすという方法も効果的です。

しつけは根気強く何度も繰り返すことが大切になりますが、飛びつき癖を治すにはやはりしつけがとても重要なのです。

ちょこすけ
ちょこすけ

では、愛犬の飛びつき癖をやめさせるにはどんなしつけをすればいいか見てみましょう。

愛犬の飛びつき癖をやめさせるしつけ

それは、とにかく「無視」をすること。

可愛い愛犬を無視し続けるのは心苦しいことですよね。

ですが、飛びついてきた愛犬の要求に飼い主が応えてしまうと愛犬は「飛びついたら思い通りになった!」と学習し飛びつき癖がエスカレートしてしまうのです。

そこで愛犬が飛びついてきた時に無視をし続けることで愛犬は「なにかおかしいぞ?」と感じはじめます。

そして愛犬が飛びつくのを辞めたときにしっかりと褒めてあげることで「飛びつくのを辞めたら褒められた!」と認識してもらいましょう。

しつけやトレーニングを続けることで主従関係や信頼関係も深まっていくので、愛犬の為にも頑張りましょう!

愛犬が飛びついた時の飼い主の対処法

愛犬が飛びつく時は興奮状態であることが多いので、まずは愛犬を落ち着かせることも必要です。

その為には「おすわり」や「まて」などの指示をしたり、低い声で「ダメ」「ノー」など愛犬の目を見て叱り、落ち着かせることも効果的です。

いざという時のために日頃から「おすわり」や「まて」のしつけをしっかりと覚えてもらうと飛びつき防止にもなりますよ。

飛びつくのをやめたり、飛びつく前にじっと待つことができたら忘れずにご褒美をあげたりたくさん褒めてあげましょうね。

愛犬の飛びつき癖が思わぬケガに繋がるかも…

飛びつき癖は愛犬のケガにも繋がることがあります。

犬にとって飛びつきは後ろ足に負担のかかる行動です。

特に骨が細い小型犬や、短足の犬種などには関節や腰への負担が大きくケガのリスクも高くなるのです。

また、興奮状態で激しく飛びつくことで着地に失敗し骨折してしまったり、頭から落下してしまうこともあります。

また、犬だけではなく飼い主や散歩中に出会った見知らぬ人にも、愛犬が飛びつくことでケガをさせてしまうこともあるのです。

特に小さな子供などは、飛びつかれた勢いで転倒してしまいケガをさせてしまったという話もあります。

大きなトラブルに発展させないためにも飛びつき癖をやめさせることが大事ということがわかりますよね。

まとめ

愛犬が飛びつく理由や対処法についてご紹介しましたがいかがでしたか?

犬の飛びつき癖は問題行動とも呼ばれることもある行為です。

飛びついてくる愛犬が可愛くてつい甘やかしてしまいたくもなりますが、飛びつき癖は愛犬や自分自身、さらに他人にまで危険がおよぶ可能性もあります。

といぷ博士
といぷ博士

愛犬や自分自身を守るためにも日々のトレーニングやしつけで愛犬の飛びつき癖をしっかりと治していきましょう。

関連記事

トイプードルがジャンプする気持ち!愛犬の飛びつき癖やめさせるべき?

愛犬の二足歩行は負担がかかるから避けるべき!その理由ってなんだ!

トイプードルのパテラ「膝蓋骨脱臼」とはどんな症状?原因と予防法は?

犬にも筋トレする必要性あり!筋肉を付けるメリットと付け方・注意点