といぷ博士ですぞ!
トイプードルのトイってどんな意味なのか知っていますかな?
今やペットとして高い人気を誇るトイプードル。
数ある犬種の中でも常に人気上位で、愛犬家のみならず知らない人はいないほど有名な犬種のひとつと言えるでしょう。
そんなトイプードルのルーツについて目を向けたことはあるでしょうか?
これを読めば、トイプードルのことをもっと詳しく知るきかっけになるかもしれません。
トイプードルのルーツ~どうやって誕生したの?
トイプードルの始まりは、スタンダードプードルからです。
はっきりとした時期は分かっていませんが、16世紀頃にフランスをはじめとするヨーロッパで爆発的人気が出ました。
プードルは泳ぎが得意だったことから、水辺の狩猟犬、回収犬として飼育されていました。
全犬種の中で、ボーダーコリーに次いで2番目に頭脳が明晰なことから、働く犬として重宝されていたのです。
その後、徐々に愛玩犬として親しまれ、繁殖の際に人間の手が加わったことで、身体の小さなトイプードルが誕生したのです。
トイプードルの原産国
トイプードルの原産国については諸説ありますが、最初に人気を博したのされるフランスが原産国という見方があります。
その後、ヨーロッパ全土に人気が広がったとされる一方で、「プードル」という語源がドイツ語から来ていることから、ドイツが原産国であるという見解もあります。
トイプードルの名前の由来
トイプードルの「トイ」とは、ここでは「小さな〜」や「小型の〜」といった意味があります。
プードルはドイツ語で、「水をバチャバチャさせる」という意味の「プーデルン」からきた言葉であり、この「トイ」と「プードル」をくっつけて小さなプードルという意味でトイプードルと呼ばれ始めたそうです。
「おもちゃ」じゃないんだよ!
プードルの種類
さて、プードルには実は様々種類があるのをご存じですか?
大きなスタンダードプードルと、よく見るトイプードルだけではないんです。
現在のプードルの種類は実に6種類。
その中で国際畜犬連盟が犬種として公式に認めているのは4種類ですが、今日は全6種類をご紹介します。
・スタンダードプードル
スタンダードプードルこそ、全てのプードルの始まりです。
スタンダードプードルの基準は体高が45〜60㎝、体重が15〜19㎏となります。
一見とても大きく見えますが、中型犬に分類されます。
・ミディアムプードル
ミディアムプードルは体高が35〜45㎝、体重が8〜15㎏でスタンダードプードルよりも一回り小さいですが、スタンダードプードル同様、中型犬に分類されます。
ミディアムプードルは、ドッグショーなどでスタンダードプードルのサイズ過密を解消するために設けられたサイズ規格で歴史は比較的浅いのです。
・ミニチュアプードル
ミニチュアプードルは体高が28〜35㎝、体重が5〜8㎏で、小型犬に分類されます。
日本ではあまり見ないサイズですが、アメリカなどでは非常に人気の犬種です。
スタンダードプードルを、家庭犬として飼いやすくするために小さく改良された犬種です。
・トイプードル
トイプードルは、各プードルの中でも一番飼育数が多い犬種で、体高が26〜28㎝、体重が3㎏前後の小型犬です。
ミニチュアプードルをさらに小さく、愛玩犬として飼育するためにさらに改良されて誕生した犬種です。
・タイニープードル
タイニープードルは、公式には認められていない犬種ですが、近年徐々に人気が出てきました。
体高が25㎝以下、体重が2〜3㎏と非常に小さく、超小型犬に分類されます。
・ティーカッププードル
全プードルの中で一番小さいとされているのが、ティーカッププードルです。
その名のとおり。ティーカップに入ってしまいそうなほど小さな身体で、その体高は23㎝以下、体重は2㎏以下とされています。
ティーカップやタイニーは芸能人にも人気だね!↓
プードルは毛色も豊富
プードルはサイズの他、カラーバリエーションも豊富で、ホワイト、ブラック、ブラウン、クリーム、シルバー、レッド、アプリコット、グレー、などが存在します。
まれに、両親の毛色の掛け合わせが一緒に出たり、身体の部分によって毛色が2色以上になるパーティーカラーと分類される場合もあります。
まとめ
トイプードルのルーツ、さらにプードルの種類の多さに驚きましたね。
犬の歴史を調べると様々な発見があり、今まで知らなかった歴史にたどり着けるかもしれませんよ。
意外と知っているようで知らなかったトイプードルのルーツ、少しわかったでしょうか?
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