といぷ博士ですぞ!
「子犬の時期ってどんなドッグフードをあげればよいんだろう…」
そのお悩み解決しますぞ!
お店に行くと数え切れないほど種類があるドッグフード。愛犬の健康のため、毎日食べるドッグフードは慎重に選んであげたいものです。
しかし、数ある中から一体どれを選んだら良いのかと悩んでしまいう飼い主さんも多いはず。
子犬の時期は、遊びが大好きで毎日たくさんのエネルギーを消費します。
また、骨格がぐんぐん成長する時期でもあります。
総合的にバランスの良いドッグフードを選んであげることで、愛犬の健康的な成長をサポートできるでしょう。
トイプードルの子犬のドッグフードの選び方
では実際に子犬のトイプードルにはどのようなドッグフードを選ぶべきか。
ポイントをいくつかまとめてみましたので、ドッグフード選びの参考にしてみてください。
栄養バランスに優れたものを選ぶ
まず重要なのが栄養バランスです。
人間は日々違う種類の食材を食べることで様々な栄養を摂取できますが、犬はドッグフードが主食であり、ドッグフードからしっかりとした栄養を摂取する必要があります。
栄養バランスのよいドッグフードを選ぶポイントは大きく分けて二つです。
高タンパク質なものを選ぶ
子犬にとって高タンパクな食事は不可欠です。
身体を作るために欠かせないタンパク質が不足することで栄養不足になり、健康な身体が作れなくなります。
タンパク質は、動物性と植物性がありますが、肉などの動物性タンパク質を与えるのが効果的です。
高脂質なものを選ぶ
タンパク質と同じように、運動量が多く代謝が良い子犬の時期は脂質も重要になります。
脂質が不足することで筋肉や内臓の成長に影響が出てしまう場合があるので、高脂質(高カロリー)なものを与えましょう。
穀物不使用など消化の良いものを選ぶ
ドッグフードの原材料をよく見てみると、トウモロコシや小麦などの穀物が記載されているものがあります。
原材料の表示は、成分が多い物から順番に記載することになっています。
表示の先頭に「トウモロコシ」「小麦」と書かれているドッグフードの場合、主成分が穀物ということになります。
実は、犬の身体には穀物を消化吸収することが苦手です。また、穀物を摂取することで、犬の消化器へ大きな負担をかけてしまいます。
とはいえ、ミネラルを補うためにも多少の穀物も必要なんですね。
問題なのは主成分(表示の最初の方)が穀物ではないものを選ぶことです。残念ながら市場に出回っている安価なドッグフードは主成分がトウモロコシのものが多いです。
良質な動物性タンパク質を必要とする子犬にとって、主成分が穀物では、栄養不足になってしまいます。
ドッグフードを選ぶ時には、原材料の表示に書かれている主成分がチキンや牛肉、ラムなど、動物性タンパク質のものを選ぶようにしましょう。
余計な添加物の入っていないものを選ぶ
添加物は人間もなるべく摂取したくない物ですし、当然犬にも与えたくない物ですよね。
表示をしっかりと確認することで余計な物が入っていないドッグフードを選ぶことができるでしょう。
実は、ドッグフードをはじめペットフード全般として、添加物などの使用規制がされていないのが現状なのです。
人間の食べ物や農薬などで禁止されている物でも、ペットフードでは禁止されていないという恐ろしい現状なのです。
法律そのものにも問題がありますが、まずは飼い主さんが愛犬に与えるドッグフードの成分表示をしっかりと確認しましょう。
代表的な添加物が保存料、着色料、酸化防止剤などです。
どれも当然避けたいものですし、中には発がん性物質を含有しているものもあります。
特に、酸化防止剤は非常に危険な添加物であり、毒性が強いものもあるのです。
愛犬が毎日食べるものにはできる限り無添加の安心安全なものを選んであげましょう。
子犬がドッグフードを食べない時には
今までパクパクと食べてたのい、急にドッグフードを食べなくなることありますよね。
それなのに、おやつはペロッと食べるということは具合が悪い訳ではなさそう。
そんな時には次の方法を試してみてください。
ドッグフードをふやかす
ドッグフードに少量のお湯を入れて数分間待つと、ふやけて柔らかくなります。
ふやかすことで香りが強くなり、食べてくれることがあります。
トッピングをする
ドッグフードに犬が好むササミや牛肉、キャベツやブロッコリーなどをトッピングしてみるといいでしょう。
いつものドッグフードとは違った食欲をそそる良い香りに誘われて、食いつきが良くなるでしょう。
半生タイプなどのフードにしてみる
子犬の場合、歯の生え替わりなどで歯や歯茎に違和感を感じ、ドライタイプのフードが食べづらくなることがあります。
そんな時は半生タイプのフードに変えてみることで、食べやすくなることがあります。
時間を決めてフードを片付ける
犬は賢い動物です。いつまでも置いてあるドッグフードを横目に、「お腹がすいたらいつでも食べれらるもん〜。」と思っているかもしれません。
また、常に食べ物が食べられるという状況では、食べる事への意欲が低下してしまいます。
決まった時間に食べないと、もう食べられなくなってしまうということを覚えさせるために、ある程度に時間が経過したら残したドッグフードは片付けましょう。
成犬用と子犬用のフードの違いは?
成犬用と子犬用のドッグフードの違いは、
・成犬用=できあがった身体を健康的に保つため、バランスの良い栄養価のもの。
・子犬用=これから立派な身体をつくるために、成長を促す栄養価がたくさん入っているもの。
つまり、子犬の時期に成犬用のドッグフードを与えていると栄養が不足し、しっかりとした身体が作れなくなることがあります。
逆に成犬になったのにも関わらず、そのまま子犬用を与えていると、栄養過多になり肥満になってしまうことがあります。
年齢に合わせたドッグフード選びが必要です。
子犬用から成犬用に切り替えるタイミングは?
では、実際にいつまでが子犬用で、いつから成犬用に切り替えるのがベストなのか。
犬の大きさや犬種によって異なりますが、小型犬の場合では約8か月、中型犬では約12か月、大型犬の場合は18か月が目安といわれています。
なのでトイプードルであれば8ヶ月目くらいを目安に徐々に切り替えていくといいですね。
また、子犬用から成犬用に切り替える時には、いきなり切り替えてしまうと犬がビックリして食べてくれないことや、下痢をしてしまうことがあります。
切り替え時期には、今まで与えていた子犬用に少しずつ成犬用を混ぜ、1週間〜10日ほどかけて徐々に切り替えていくようにしましょう。
まとめ
今回は子犬用のドッグフードについてまとめてみました。
子犬の時期は、身体が成長する重要な時期です。
栄養価の高いドッグフードをしっかりと与える事が、犬のその後の健康にも関わってきます。
可愛い愛犬が毎日食べるドッグフードだからこそ、飼い主さんが慎重に選んであげることが大切です。
オールステージ対応のものであれば、子犬から老犬まですべてに対応してくれるので、こういったものなら問題なくあげられますな。
ただし、オールステージ対応でも「○ヶ月~」との表記のあるものもあるので購入前に確認した方がよいですぞ。
愛犬にピッタリなフードを選んであげてくださいませ!