といぷ博士ですぞ!
十人十色や千差万別のいう言葉がありますな。
人間だけでなく、トイプードルも個体によって性格は全く違いますぞ。
トイプードルの性格の紹介欄には、賢い、従順、社交的など、とても前向きな言葉が並んでいるのをよく見かけます。
しかし!ちょっと待って!我が家のトイプードルは、全然社交的ではない、むしろ警戒心が強く家族以外の人や犬が苦手…という方、実は意外にも多いんです。
一般的な性格の紹介はあくまでも例であり、トイプードルだってその子によって持っている性格、育った環境で培われる性格は全然違います。

今回は、警戒心が強いトイプードルの特徴についてご紹介したいと思います。
警戒心が強い性格のトイプードルにはこんな特徴がある
トイプードルは、様々な毛色の種類がいます。
ホワイト、ブラック、レッドやアプリコット、シルバーやグレーなど。
個体にもよりますが、カラーの中ではホワイトやシルバーに警戒心が強い子が多いようです。
また、成犬よりも子犬の方が警戒心が強く、子犬の時期は警戒心の塊と思っても良いでしょう。
しかし、警戒心は飼育の環境やしつけで改善できることが多いので、子犬の時期に警戒心が強いからと言って、そのまま放っておくのは良くないでしょう。
トイプードルが警戒心が強い性格になるのはなぜ?
警戒心が強い性格になってしまう原因を探るには、これまでトイプードルが育った環境が大きく関係します。
・社会化不足によるもの
犬の社会化とは、子犬から成犬になるまでに、様々な経験をさせ社会に慣れさせることを言います。
家族以外の人や他の犬、外の環境や色々な音、動く車や自転車など、より多くのものを体感することで様々な環境に慣れさせることが社会化に繋がります。
が、この社会化が不足していると、環境に対応できずに警戒心をあらわにしてしまうのです。
子犬の時からの社会化は、今後のトイプードルの暮らしにおいて非常に重要になってきます。
・学習による影響
トイプードルは特に賢い犬種のため、学習したことがもしかすると警戒した行動へと繋がっているのかもしれません。
インターホンや車の音が鳴ると苦手な人が来る、散歩道には良く吠える犬がいるなど、過去の経験から警戒心を強めている場合があります。
・欲求不満によるもの
欲求不満による警戒心は、子犬の時期よりも成犬になってから現れることが多いでしょう。
無駄に吠えたりうなったりする場合は、しっかりと犬と向き合い、コミュニケーションをとることが大切です。
散歩に行くことや、外で思いっきり遊ぶこともオススメです。
トイプードルの警戒心を和らげるためのしつけ
トイプードルの警戒心を和らげるためには、しつけが一番大切になります。
社会化は、今できていなくても少しずつ身につけるようにしましょう。
より多くの経験をさせる中で、それが怖くないことだと教えます。
外の環境や動く物、車の音などが怖い物ではないと繰り返し慣れさせることが大切です。
また、吠え続けたりうなっている時に、飼い主が大きな声で叱るのはNGです。
これは「飼い主さんが反応してくれた!喜んでくれている!」と勘違いしてしまう場合があるからです。
無視を貫くか、その場を離れて飼い主の姿が見えないようにしましょう。
また、欲求不満が原因となってしまっている場合は、時間をみつけ愛犬とゆっくり向き合う時間を設けましょう。

欲求不満は犬にとって大きなストレスとなり、問題行動がエスカレートする可能性があります。
まとめ
トイプードルは賢い犬種ですが、警戒心が強く時に飼い主を困らせてしまうかもしれません。
しかし、しっかりと愛犬に向き合い、何が警戒心の原因になっているのか、改善するためにはどうしたら良いのかを、じっくりと考えてみましょう。

頭の良いトイプードルですから、正しいしつけで警戒心を和らげることができるはずですぞ。
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