といぷ博士ですぞ!
トイプードルのパピーカットってご存知でしょうか?
トイプードルを家族に迎えると、定期的な被毛のカットが必要です。
なぜなら、多くの犬はダブルコート(上毛と下毛の二重構造)なのに対して、トイプードルはシングルコート(下毛のみ)で、抜け毛が少なく、毛が伸び続ける犬種だからです。
生後2〜3ヶ月の子犬でもあっという間に毛が伸びてモコモコとした見た目になるでしょう。
今回は、トイプードルの子犬のパピーカットについてまとめてみたいと思います。
トイプードルの子犬のパピーカットって?
そもそもパピーカットが何かご存知でしょうか?
パピーカットは子犬特有の柔らかくフワフワとした毛質を生かしたカットのことを言います。
トイプードルの毛質は成長とともにしっかりとした毛になり、柔らかくフワフワな毛質を一番生かせるのが子犬の時なのです。
トイプードルの子犬にパピーカットを勧める理由
・トリミングに慣れてもらうため
トイプードルは定期的なトリミングが必要ですが、初めてトリミングサロンに連れて行くと、中には怖がってしまうこともあるでしょう。
しかし、トリミングサロンが苦手だからと言って、毛を伸ばし続ける訳にはいきません。
子犬の頃からトリミングサロンに慣れることは非常に重要なことなのです。
子犬の時に様々な社会性を身につけることで、その後の生活がより楽しく安定的なものになります。
そういった意味でも、今後の暮らしでトイプードルには必ず必要となるトリミングサロンには、早い段階で慣れさせておくことが大切です。
・毛質を整えるため
トイプードルは先程も紹介したようにシングルコートで、毛が伸び続ける犬種です。
さらに、毛がクルクルとカールしているため、しっかりとした手入れをしなければ毛玉ができてしまい、見た目も残念なことになってしまいます。
トリミングサロンでは毛のカットはもちろん、しっかりとシャンプーやブラッシングをしてもらえるので、トイプードルならではのクルクルとした可愛らしい巻き毛を綺麗に維持するためにも、定期的なトリミングが必要になります。
・衛生的にするため
シングルコートで巻き毛のトイプードルは、全く毛が抜けないという訳ではありません。
少なからず毛は抜けますが、抜けた毛が巻き毛に絡まり落ちにくいのも特徴です。
つまり、抜けて不要になった毛が、手入れを怠ることでずっと毛の中に絡まって残ってしまうということなのです。
これが毛玉の原因や皮膚のトラブルの原因となります。
とくに子犬はまだ皮膚が弱いので、常に毛の状態を清潔に保っておく必要があるでしょう。
そのため、定期的なトリミングやブラッシングが欠かせないのです。
毛の見た目だけではなく、毛や皮膚の健康を守るうえでも常に衛生面に気を付けることが大切なのです。
トイプードルの子犬のパピーカットはいつからいつまで?
では、だいたいいつ頃になったらパピーカットをするべきか。
子犬の次期はワクチン接種がありますよね。
だいたい2回目のワクチン接種が終わった後がパピーカットに適した時期となります。
つまり生後3〜4ヶ月頃ですね。
ワクチンを接種してすぐは、体調の変化などが心配ですので、2回目のワクチン接種の2週間後くらいを目処にパピーカットに連れて行くことをオススメします。
初めてのトリミングサロンは、犬も飼い主もドキドキするものです。
初めてトリミングサロンに連れて行く時には、愛犬の体調が万全なことを確認してから連れて行きましょう。
また、初めてのトリミングサロンで愛犬が怖がらないためにも、可能な限り自宅でシャワーの音や水に慣れさせておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか。
パピーカットは子犬の時にしかできないとても可愛らしいカットです。
これからトリミングサロンデビューを迎える子犬ちゃん達、今しか出来ないカットを是非楽しんでほしいと思います。
サロンデビューの記念写真も忘れずに!
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